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  • 2017/04/29
  • モト・チャンプ編集部

モンキー生産終了、そして新型か!?

50ccは時代錯誤……出るか125ccのお猿さん!

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モンキー・50周年アニバーサリー(パールサンビームホワイト)
50年ものあいだ愛されてきたホンダ・モンキーはなぜ生産終了となったのか。それは50ccが置かれた状況を考えれば当然のこと。しかし、モンキーはこのままでは終わらないはずだ。もし新型モンキーが登場するなら、東京モーターショーが濃厚だ!

モンキーは50周年を迎えるとともに、その歴史に終止符を打つことが発表された。

3月24日、東京モーターサイクルショーのプレスカンファレンスで、ホンダモーターサイクルジャパン加藤社長ががそう明言したのだ。

ではなぜモンキーは生産終了となるのか。ひとつはモンキーがほぼ日本国内向けにしか販売できない“50cc”という排気量区分であること。もうひとつは厳しすぎる“新排ガス規制”への対応が困難であること。このふたつが主な原因だ。

現在、国内の主要二輪メーカーは冷え込んだ国内市場(30年前と比較して、1/5にまで衰退。いまや40万台を切っている)への対応策として、ラインアップの大半をグローバル化。販売網を世界へと広げることで、生産台数を確保し、それに伴うコストの分散で採算を合わせている。

しかし、クルマの免許で125ccまで運転できる欧州やアセアン諸国に50ccの需要はほとんどない。つまり、モンキーを含む50ccはグローバル化ができないため、採算が合わず、メーカーも頭を悩ませる存在となってしまっている。

2016年にヤマハとホンダが発表した協業もこれに起因する。実質ヤマハが50ccの単独生産を終了しようとしているわけだが、それほどに置かれている状況は厳しい。

そして、これに追い打ちをかけるように、2016年にはさらに厳しい排出ガス規制が施行。第三次規制と呼ばれるこれは、欧州で採用されるユーロ4と同等に厳しく、これまでの排出ガス規制値を約半分まで削減しなくてはならない。

この数値を50ccでクリアするには、開発費及び生産コストが大幅にアップ。そのシワ寄せは当然販売価格にのしかかるため、結局50ccに見合わない価格となってしまう。

この規制が、継続生産車両に適用されるのは今年の9月1日からとなる。さらに、2020年にはさらなる規制強化も予定されている。これまでインジェクションの標準化を含む様々な危機的状況を乗り越えてきたモンキーだが、さすがにこれ以上抗うことはできず、8月末での生産終了が決まったのだ。

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