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  • 2017/06/19
  • MotorFan編集部 鈴木慎一

 SUBARU「アイサイト」を大幅進化、新機能「ツーリングアシスト」を搭載

最新の先進安全技術を採用し、渋滞時を含む全車速域で運転負荷を軽減

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新機能「ツーリングアシスト」が、高速道路の渋滞時を含む全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動制御することで安全運転を支援し、ドライバーの運転負荷を大幅に軽減する。本年夏発表予定の新型レヴォーグ、WRXS4にツーリングアシストを全車標準装備する。

EyeSight(アイサイト)が大幅に進化した

急速に普及が進んだいわゆる「自動ブレーキ」(プリクラッシュブレーキ、あるいはブレーキアシスト)。その立役者となったのがスバルのアイサイトだったことに異論がある人はいないだろう。

アイサイトはスバルが2008年に発表した、ステレオカメラによる前方状況認識と高度な制御で安全運転を支援するスバル独自のシステムだ。2008年にアイサイト、2010年にアイサイトver.2、そして2014年にアイサイトver.4へと着実に進化を遂げてきた。2006年に市場投入したとき、その低価格な設定に、スバルが本気でこのシステムを普及していこうと考えていることが見て取れた。

そのアイサイトに新機能「ツーリングアシスト」が追加された。「ver.4」になったわけではなく、あくまでも「ver.3 ツーリングアシスト」だという。

全車速追従クルーズコントロール可能になったので、前車が停止しても3秒以内なら何の操作もせずに再スタートする。

新機能「ツーリングアシスト」は、アイサイトの「車線中央維持」の作動領域を従来の「60km/h以上」から「0km/h以上」へと拡大するとともに、「先行車追従操舵」を追加し、「全車速域追従機能付クルーズコントロール」と組み合わせることで、高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御して、ドライバーをアシストする。

スバル独自のステレオカメラによる区画線と先行車のふたつの認識情報を併用することで、リアルワールドの幅広いシーンで安定した動作を実現。運転負荷を大幅に軽減する。

ステレオカメラは、これまでと同じく日立オートモティブ製。ver.3からハードウェアの変更はない。スバルと日立オートモティブで共同開発してきたノウハウを生かして、画像認識、車両制御のプログラムを進化させて機能を拡張させたというわけだ。

ステレオカメラは常に車両の前方を監視し、人の“目”と同じように距離を測ることが可能。さらにクルマや歩行者、区画線などを識別できるほか、広い視野角と視認距離、カラー画像によるブレーキランプの認識など、高い認識性能を誇る。

そして、“目”から得た情報と走行状況をもとに、“頭脳”にあたるソフトウェアが必要な制御を判断し、状況に合わせてクルマの各ユニットを“手足”のように適切に制御する。また、ステレオカメラのポテンシャルをベースにさまざまなセンサーを組み合わせており、あらゆるシーンでより高度な運転支援を実現している。


この大幅進化したアイサイトは、今年夏発表予定の新型レヴォーグ、WRX S4全車に標準装備する。

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