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小まめな後方確認を忘れずに! 第3弾! スピード取締 その傾向と対策 追尾編【交通取締情報】

  • 2017/08/22
  • 「東新宿交通取締情報局」
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「傾向と対策」第3弾は追尾式取り締まりを徹底研究。ネズミ捕りに続くスピード取り締まりにおける検挙数NO.2がパトカーや覆面パトカー、そして白バイによる追尾によるもの。そう、キーワードは「追尾」なのだ。

流れよりもちょっと速いくらいのスピードで走っている時が実は1番、危険。飛ばしてるつもりがないドライバーの心理につけこまれてしまうからだ。
☆パトカー
追尾式取り締まりに関する警察の内規は次のとおり。

・高速道路では約50mの車間を保持し、測定開始から測定終了まで約300mの間を追尾
・一般道では約30m間隔で約100m追尾

つまり、パトカーを追い抜いたからといって、即、スピード違反で検挙されるということはありえない。追尾→等速走行→速度計測という手順を踏む必要があるからだ。(ただし、たまにこの追尾の手順を省略して強引に切符を切ろうとするケースもあるので、身に覚えがない場合は、勇気をもってきっちり問いただすべし)

要は、追尾されなきゃ絶対に捕まることはないということ。ここが肝心、話は簡単。それなりのスピードで走っている時は、常に後方に気を配ればいいというわけだ。

もちろん、前方への注意がおろそかになるほど後ろばっかり見てるわけにはいかないが、追尾開始から計測終了まである程度時間がかかるので、後ろにつかれたからと言って慌てる必要はない。時々、ルームミラーで後方を確認する、くらいの気の配り方で、十分、防げるはず。もしも追尾を確認したら速やかにブレーキを踏んで減速すればほぼ問題なし。ただし、無用な事故を防ぐためにもゆっくり減速、それが肝心だ。

昼間なら、後ろから見てもヘルメットをかぶった大の男が前席に2人乗っているという不自然さから覆面パトカーであることがまるわかり。
☆覆面パトカー
覆面パトカーと言えば一昔前は「おやぢ色でフェンダーミラーのクラウンかセドリック、88ナンバーで補助ミラー付き」というのが定番だったが、今は相変わらずクラウンが主流とはいえ、レクサス、スカイライン、ティアナ、レガシィ等、車種も様々。ベンツやGT-Rなんて目撃例もあるから侮れない。色も「黒か白」だけではなく、シルバー、ブラウン、ブルー等、より一般車的になってるし、ナンバーも8ナンバーではなく、3ナンバーで普通を装っているケースがほとんどなのだ。

つまり、外観だけではなかなか見分けがつかないということ。前を走るなんの変哲もないセダンが実は覆面パトだということに気づかずにうっかり抜いてしまい、バックを取られて御用、なんてケースが実は多いのだ。

というわけで、常に後方に気を配るというのが捕まらない秘訣となるのはパトカーと同じだけど、前を走る不審車にも要注意。怪しいなと思ったら、とりあえず1回、そっと抜いてみよう。その時にクルマの運転席をじっくり観察すれば覆面なのかただの一般車なのかがまるわかり。クルマは偽装できてもお巡りさんはひと目でお巡りさんとわかるヘルメットに制服姿、しかも大の男が前席にふたり、とバレバレの見え見えなので、すぐに正体が判明する。夜間はわかりにくいかもしれないけど、メーター類の光に照らされてある程度は確認できるハズだ。もちろん、、後方から不自然に追い上げてくるクルマを見つけた時も同じ。今度はとりあえず道を譲って、抜かれる時に運転席をチェックすればいいというわけだ。

一時、高速道路での白バイによる取り締まりはリスクが大きいということで自重していたようだが、最近、なぜか復活。
☆白バイ
ある意味、追尾式取り締まりで1番、手ごわいのが白バイ。パトカーと同じく、後方注意が対応策の基本ではあるが、ボディの小ささを利用してドライバーからの死角に入る術を知り尽くしているので、やっかいな存在と言えるだろう。まさに「取り締まりの忍者」と言われる由縁だ。

ただし、彼らの守備範囲は意外と狭い範囲内に限られていることが多いし、潜んでいる場所もある程度予測はできる。注意ポイントは以下のとおり。

・交差点
・高速道路のインターチェンジ、合流地点
・側道や電柱の陰等
いずれも身を潜める場所があるポイントだ。

だからドライバーがいくら注意していても視界に入ってこない=自分がターゲットになっていることに気づかない。しかも持ち前の加速力で一気に追い上げ、ルームミラーやサイドミラーに写りこまない位置で計測されてしまうから始末が悪い。なんと反対車線から反転してくる場合もあるのだ。

対応策は後方確認に加えて、前出の危険ポイントでは減速すること、それなりのスピードで走っている時に反対車線に白バイを見つけたらとりあえずスピードを落とすこと。

ちなみに、例外はあるが、白バイによる速度取り締まりはパトカーなどのクルマによる取り締まりに比べて受傷事故などのリスクが高いため、基本的に夜間に出没することはまれと言われている。ただし、油断は禁物です。

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