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  • 2017/11/10
  • GENROQ編集部

ランボルギーニとMITが描く画期的な未来のEVスーパースポーツ

ボディ全体を蓄電システムとしたランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ

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次世代のスーパースポーツを常に模索してきたランボルギーニがマサチューセッツ工科大学とのコラボレーションにより開発したのが「テルツォ・ミッレニオ」だ。ボディ全体を蓄電システムとし、スーパーキャパシタを採用した未来型のEVスーパースポーツカーである。

ランボルギーニとマサチューセッツ工科大学(MIT)とのコラボレーションによって生み出されたコンセプト「テルツォ・ミッレニオ」は、次世代のEVスーパースポーツの未来像を具体的に提示した画期的なモデルだ。

車名は「第三千年紀」を意味しており、まさにその名に相応しい最先端テクノロジーを搭載している。テルツォ・ミッレニオは「蓄電システム」「革新素材」「推進装置」「先見的なデザイン」「エモーション」の5つのテーマを軸に、1年ほど前から協同開発がスタートした。

その中でも先進的なのは「蓄電システム」と「革新素材」「推進装置」だろう。

通常、電気自動車はリチウムイオンバッテリーを搭載するのが常だが、テルツォ・ミッレニオはスーパーキャパシタを採用するという。スーパーキャパシタはリチウムイオンバッテリーに比べ、内部抵抗が低い特徴を持つ。これにより、リチウムイオンバッテリーでは不可能だった瞬時の大電力充放電が可能となり、電池の寿命も圧倒的に伸びるという。

さらに驚くべきは柔軟性と軽量性を併せ持つカーボンナノチューブで構成されたボディ全体に、スーパーキャパシタを敷き詰めるというアイデアだ。つまりボディ全体が蓄電機能を持つ、従来にない画期的な電気自動車なのである。

またスーパーキャパシタを守るため、テルツォ・ミッレニオはボディ全体を常時監視し、亀裂や損傷を検出した際には修復用化学物質を使って自己修復を試みるシステムを搭載する。まるでクルマが意志を持ったかのようにボディを自己修復するという発想に、驚きを禁じ得ない。

注目のパワートレインは4つのホイールにモーターを搭載するインホイールモーターシステムを採用する。画期的なスーパーキャパシタを張り巡らせたボディとインホイールモーターにより、空力に優れた自由度の高いエクステリアデザインを実現したテルツォ・ミッレニオ。まさに未来を予感させてくれる画期的なEVスーパースポーツだ。

ボディの亀裂や損傷を自己修復する画期的なシステムを採用している。
インホイールモーター&リチウムイオンバッテリーレスにより、自由度の高い空力に優れたボディを実現。

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