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従来のタクシーとは一線を画したデザインを採用した、トヨタ発 “おもてなし” タクシー もう乗った? ジャパンタクシー【TOYOTA JPN TAXI】

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最近、巷でよく見かけるようになってきたのが、深藍(こいあい)色のジャパンタクシー。10月に販売が開始となった、トヨタのタクシー専用車だ。さてコレ、実際に街で乗ったらどうなんでしょう……。

Report:生江凪子

タクシーというものは、不思議だなと常々思う。商品は、常に自分で選んで購入するものだが、ことこれが「道でタクシーを拾う」ということに関しては当てはまらない。街中でタクシーを拾うとき、乗りたいな、という車種・タクシー会社があったとしても、タイミングよく、選べるとは限らないからだ。
ちなみに、最近はLEXUSのLSであったり、日産のFUGAなどに当たると、ラッキィ♪ と非常に思う(限定色・水色のクラウンやテスラのタクシーにも乗ってみたいが、そのチャンスはなさそう)。
タクシーはひとりで乗ることが多いので、1BOX車など多人数用のタクシーに当たってしまうと、空間をもてあまして、ちょっと残念になる。そして、ひとりで乗り込むのにかなり抵抗がある。でも、乗るときは選べないんですよね。そして、死活問題じゃ! ワープしたい! という状況で乗ること多いので、次を待つという選択肢もないのです。

そんな不思議なタクシーですが……

最近、巷でよく見かけるようになってきたのが、深藍色のジャパンタクシー。すでにお乗りになったかたもいらっしゃると思います。
東京モーターショーで発表されたかと思ったら、この1ヵ月足らずで街の風景になるくらい増えてきた(ちょっと言い過ぎか? カタチとボディカラーが独特なので、たくさんいるような気になるんですよ)。

クルマの詳細については、当サイトにも掲載されているので、気になるかたは下記リンクからご覧いただくとして、今回は単なる個人の感想です。なぜなら会社へ戻るため(寒いし、超急いでるし、ワンメーターちょっとだし)、タクシー乗り場へ並んだところ前にスルスルスル……と進み出てきたのがJPNタクシーで、乗ることになっちゃったんだもの。

前述のとおり、私は1BOXなどのタクシーはぜひ遠慮させていただきたいタイプで、目の前に停まったJPNタクシーを見て『後ろのクルマにスマートにスライドするすべはあるか否か』を0.5秒くらい考えた。でもね、せっかくモーターショーで見たときに『どうよコレ』とか毒づいていたし(ごめんなさい)、自分の目で実車街乗りを体感してやろうじゃない(かなり上から目線)、と乗り込んだのですよ。こうやって記事にできるしね。

『どうぞ~』という声とともに、ミィーとゆっくり開くスライドドア。スライドドアだったっけ(忘却の彼方)。
早速乗車。あら? あらあら? 結構乗り込みやすいじゃない。というのが最初の印象。フロアの低さ、天井の高さがいい具合で、スッと乗り込めたからだ。これは、子ども連れの親御さんとか、ご高齢のかた、なんならどっちもで荷物もアリ、とかいう状況でも、OKだろう。
そして、パリッパリの新車のため、キモチいい感じ。

短い時間だが、せっかくなら運転手さんとお話しを。これ、ジャパンタクシーですよね。初めて乗りました。という言葉を皮切りに、ガツガツ質問を投げかけたのですが(なんせ時間が短いから!)、運転手さんはとても快くいろいろとお話しをしてくださいました。

取っ手を掴んでどっこいしょ
後席シート背面側にも取っ手アリ〼

『お客さまからの評判はおおむねいいです。乗り降りのしやすさもですが、FFなためフロアがフラットで、奥に乗り込むときも、荷物(キャリーケース)があるときも、スッと乗ることができるところがいいようです。特に女性からは評判がいいですね』とのこと。
たしかに。乗り込みやすかったのは私だけの印象じゃないのね。真ん中に山があるとスカートだと乗り込みづらいもんね……。などと考える。

ああ、いい塩梅の空調だな。暖かい。

『いまは、オリンピックがあるのでみんな同じカラーリングなんですよ。提灯(タクシーの屋根に乗る屋号)が違うくらいで。もしかしたら、この後、会社ごとにいろんなカラーリングが出てくるのかもしれないですが、これはこれでいいですよね』
なるほど。私もオリンピックカラーリングだけのほうが、統一感があって素敵な気がするが。などと話しているときに気がついた。

暖かい。空調? 空調っていうか、これ、シートヒーター入ってます?!

『暑いですか?!』とびっくりさせてしまったので、そうじゃなくて感動したんです、とお伝えした。このクラスのクルマ(しかもタクシー)の後席にシートヒーターが入っていると思っていなかったので、大層驚いた。
※設定があることをまったく認識していないという、ダメな部分には突っ込まないでください。
※あまりの寒さに、貼るホッカイロを腰に2枚も貼っていたため、気づくのが遅くなったのです。決して鈍いわけではありません。
『もし暑すぎるようなら、言ってください。あ、でも、上のボタンで調整もできますので』
見上げると、シートヒーターのボタンがある。

おおおおおっ! このボタンは!
シートバックには充電用USB端子も

シートヒーターのボタンの写真を撮りながら(許可をいただき)、室内を眺め倒す。内装は、高級感が漂っているわけではもちろんないが、きちんとしている感じ。都内でチョイ乗りするには、いいのかも。ひとりで乗るときも(大きな荷物を持っていなくても)1BOXほど、広すぎないから不安感がないし、乗るときに抵抗感もない。なんなら、このボディカラーがオシャレだから、進んで乗りたい。

『ヘッドライトがLEDになったんで、とっても明るくて夜でも本当に運転しやすいんです。室内灯も明るいんで、お客さまからも評判がいいですよ(お支払いのとき)』
と運転手さんもうれしそう。夜間の事故防止にも役立ちそうですね。

トヨタの作る新しいタクシーのカタチは、乗る側にも、そして運転する側にも、“おもてなし” のあるクルマでした。さすがです。

ちなみにひとつだけ。乗心地、もう少しユルユルっとしたところがなくなってくれるといいな~(大きな荷物を積んだら、もう少し安定するのでしょうか)。
そんなことを考えながら、編集部へ……という10分間のお話しでした。グリーンキャブさん、ありがとう!

どっとはらい。

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