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寒気に襲われた都内でスーパースポーツをテストドライブ Mercedes-AMG GTは法定速度でも楽しめるのか?【メルセデス・ベンツ都内試乗記】

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ゆっくり走っても痛快に楽しむ方法

上からトランスミッションのマニュアルモード、アイドリングストップ、AMGパフォーマンスエグゾーストシステムのON/OFFスイッチ。都内で官能……を実現したいならば、すべてONにするのが筆者の答え。
 寒いの暑いのといった話はこのくらいにして、いよいよ本題の「メルセデス-AMG GTは法定速度でも楽しめるのか?」である。確かにこのクルマの主戦場がサーキットにあることは間違いないが、いくらスーパースポーツのオーナーになったからといって、年がら年中サーキットや箱根に通うわけでもあるまい。

 ではどうするべきか?「インテリアの仕立ても装備も豪華で快適そうだし、大排気量V8エンジンを搭載しているし、しかもオープンカーだし、肩肘を突き出しながらドロドロと流すのも気持ちよさそうだ」くらいには想像していたが、そんな考えは走り出して最初の交差点を曲がった時点で見事に霧散した。なにしろステアリングレシオがクイックで、身のこなしがスーパースポーツらしすぎる。片方の手をステアリングの12時付近に置き、余裕ブッこいて運転する類のクルマではなかったのだ。

120km/hでリフトアップし、80km/hで格納されるリトラクタブルリアスポイラーは、ボタン操作で任意に上げ下げすることもできる。ただ、やや尻下がりのシルエットが美しいので、街中では格納させたままのほうが正解かも。
 そこで方向転換し、都内でも積極的にスーパースポーツらしさを堪能することにした。まずトランスミッションはスポーツプラスで変速スピードを高めてつながりをダイレクトにし、当然ながらマニュアルモードに切り替える。都内でマニュアルモードなんて面倒臭いだって? なに、MTだったら都内だろうが大渋滞だろうがいつも自分でギヤチェンジしているではないか。クラッチ操作が必要ないだけでもありがたいと思うべきだ。

 そしてAMGパフォーマンスエグゾーストシステムをオン! すると、シフトアップの際に一瞬アクセルを抜く(自動でやってくれます)のに伴って「ボッ」と迫力ある低音が響き、シフトダウン時にはブババババッ、パンパンッと最高に痛快なファイア音が炸裂する。

 先ほどスポーツプラスにしたのは、このモードとレースモード(サーキット走行時以外は選ばないのが吉)選択時に、最も派手なブリッピング音が出るように設定されているからだ。そしてマニュアルモードにしておけば、それが自由にいつでも聞くことができる。というわけで、サウンドに関係のないサスペンションの設定はお好みでオーケー。私は最もコンフォートな「C」で十分であります。

 サーキットやワインディングなどで楽しむときのみ上記のような戦闘モードに設定すべきと思っている人も多いだろうが、これが都内で、前走車の後をおとなしく走っているときでもなかなか刺激があって面白いのは意外だった。法定速度なのにブババッ、パパパパパンッ、なんていわせているのは、まるでリエゾン区間を走っているWRCマシンのようでかなりの迫力だ。かといって違法改造車ではないわけだから、音質はあくまでジェントルで耳に心地良い。

 トランスミッションのダイレクトさも、低速域でも十分に感じられる。スポーツプラスモード時にはショックが大きくなるが、けっして不快ではない。むしろこのクルマが持つ凄まじさがジンジンと伝わってきて気持ちが良い。

 もちろん人によって好みの違いはあるだろうが、だからこそさまざなま電子デバイスを細かく設定できるのはありがたい。そして感心させられたのは、こうした設定をエンジンを切っても記憶していてくれて、再始動時にもう一度やり直す必要がないことだ。

 自分だけの好みを探し、気分によっても簡単にクルマの性格を変えられる。筆者の場合はサスペンションのみをコンフォートにし、それ以外をスーパースポーツらしさ全開にすることで、法定速度内でも存分に甘美な気分に浸ることができたのだ。


 

●メルセデス-AMG GT C ロードスター
全長×全幅×全高:4550×1995×1260mm 車両重量:1740kg エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ 排気量:3982cc 最高出力:410kW(557ps)/5750-6750rpm 最大トルク:680Nm/1900-5500rpm トランスミッション:7速DCT 駆動方式:FR 価格:2396万6600円

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