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  • 2018/05/09
  • MotorFan編集部

今の日本仕様とドコが違う? /海外最新ベスパを解説

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人々の生活に欠かせないコミューターとして世界中で活躍するベスパだが、歴史の長さゆえにそのラインナップも多岐にわたる。今季のニューモデルとしてイタリア本国で発表されたのはプリマベーラ、スプリントの2シリーズ。いずれも日本国内への導入などは現段階で未発表のモデルであるが、バージョン違いも含めてまとめて紹介する。
TEXT●大家伝(OYA Den)

ワールドスタンダードな「プリマベーラ」

最新のプリマベーラは3種の排気量を設定。50cc、125cc、150ccのそれぞれに「最新の高性能4ストロークエンジンを搭載」というのが公式な発表だ。ただし日本国内で現在流通しているモデルとスペック的な差は見当たらない。

 まずは主力モデルとなるプリマベーラから。いつの時代もベスパにおけるスタンダード的な位置づけにあるプリマベーラだが、なんと50周年を迎えてその記念モデルが発表された。さらにスポーティなSが新たに設定されたことが今季のトピックとなっている。

 まずは標準のプリマベーラだが、排気量バリエーションは50cc、125cc、150ccが設定される。イタリア本国・広報による公式発表では、どれも最新の高性能4ストロークエンジンを採用となっている。主なニュースは意匠変更されたホイールを前後に履き、フロント&リヤにLEDランプを採用している点だ。これまではポジション球のみだったので、さらにLED化が進んだといったところ。

 プリマベーラ・ツーリングはその名が表す通り、前後キャリアとショートスクリーンを特徴としたモデルだ。日本ではスクーターでツーリングする人が多いとはいえないが、欧州エリアではかなり一般的。そういう意味から、たとえ小型のベスパでもツーリング仕様の設定は必然だといえる。

 そして今季の目玉の一つとなる50周年記念モデル。これは標準のプリマベーラを特別仕立てとしたもので、50ccと125ccともに専用カラー(ライトブルー、ブラウン)×ホイール&シートとの対比が際立つスペシャルバージョン。見た目にも相当なインパクトの記念モデルなので、編集部では日本国内にも限定入荷されると予測する。

 プリマベーラシリーズの最後を飾るのはプリマベーラSだ。ベスパらしい愛らしさがセールスポイントだったプリマベーラに新設定された完全なニューバージョンで、公式発表によると「大胆さとスポーティ感を加えた最も愛されたベスパの新しいバージョン」なのだという。とくにベスパとしては初となる、完全デジタル・インストゥルメント・パネル化を実現。4.3インチフルカラーTFTディスプレイで様々な情報を乗り手に提供するシステムとなる。このような最新装備をインストールしたスポーツバージョンとして期待も膨らむ。

プリマベーラ50/125/150


プリマベーラ50/125/150:125ccと150ccにはダークブルーとブラック、50ccにはライトグレーが新色として設定される。また全排気量でEuro4に対応したクリーンなエンジンでありながら、十分な低燃費性も実現。50ccについては未発表ながら、それぞれの燃費は40.3km/L(150cc)、43.2km/L(125cc)をマーク。満タン航続距離は328km(150cc)、364km(125cc)となっている。

プリマベーラ・ツーリング


プリマベーラ・ツーリング:日本国内では販売終了してしまったが、装備の充実ぶりが好評だったモデルの最新版。前後に標準装備するキャリア、フロントのショートスクリーンは日常ユースでも利便性が高い。それに特別仕様の専用シートは普段使いでも目を引くもの。ぜひニューモデルの登場を機に再販を期待したい。カラーはワインレッドのみ。

プリマベーラ・50周年記念モデル


プリマベーラ・50周年記念モデル:標準仕様とは異なるダークグレー仕上げの新意匠5スポークホイールを採用。ボディカラーにはライトブルーとブラウンの2色が設定され、どちらのカラーにもホワイト表皮×ボディ同色ステッチがあしらわれたスペシャルシートが付く。またフロントトランク右下部に50周年エンブレムといった仕様だ。

プリマベーラS


プリマベーラS:インパネ内蔵のTFTディスプレイにはスピード計、オド計、外気温計、燃料計といった基本情報のほか、VMP(Vespa Multimedia Platform)ディスプレイとしても機能。これは乗り物の状態やルート、ハンドルバーボタンを使用しての通話・応答や音楽再生が可能というもの。ディープレッド、ベージュサハラ、ブルーハーモニーを専用色として設定。

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