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新世代CBシリーズ 試乗レポート [CB250R緊急試乗]ライバルより20kg以上軽い!だから27psでもメチャ速い!

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ディテール解説

ラジエターシュラウドやタンクの造形、そして薄型LEDヘッドランプもデザインのモチーフはCB1000Rと共通化されていて、なかなか立派で上質な印象を受ける。
NISSIN製の4ポットラジアルマウントキャリパーを採用したフロントブレーキ。フローティングマウントされたシングルディスクはウェーブ形状のφ296mmを採用。前後独立式のABS(ABS仕様)が装備されている。倒立式のSHOWA製フロントフォークはφ41mmサイズ。
スッキリとデザインされた高張力鋼管と鋼板製ピボットプレートを組み合わせたダイヤモンド式フレーム。ヘッド回りもプレス鋼板で強化。エンジンは吊り下げられる様にリジッドマウントされている。
タンクシートの下部には、前後に長いデザインのエアクリーナーを備え、後方より取り入れる吸気通路をストレート化することでスロットルボディに至る吸気抵抗が低減されている。
マスの集中化が徹底されていることを物語るレイアウト。リヤのモノショックはガスとオイル室を分けた分離加圧式。7段のプリロード調節が可能。専用設計の異形鋼板スイングアームがマッチされリアアクスルは中空タイプが奢られている。
クランクケース下から右後方にハネ上げられたショートマフラーはダブルチャンバー方式。見た目の造形もナカナカ迫力がある。NISSIN製のブレーキキャリパーはシングルピストンのピンスライド式。φ220mmのウェーブ形状ディスクがマッチされている。
スッキリとしたハンドル回り。若干アップされたパイプハンドルは、若干ワイドでハンドリングは実に軽快。ちなみにハンドルのパイプ径は中央クランプ部がφ28.6mm、グリップが付く直管部分はφ22.2mm。
ワンパネルのフルデジタル液晶表示メーター。黒い外枠には各種ワーニングやパイロットランプが内蔵され、上の中央部にはシフトアップインジケーターもある。左側のスイッチはセレクト&セットスイッチで、オドやトリップ他平均燃費等の表示切り替えやリセットができる。
CB1000Rと同様の印象を与えるフロント回り。薄型のLEDヘッドライトには、円弧状に光るライトガイドを内蔵。このところ採用例が増えているLEDライトは、フロントマスクデザインを大きく進化させている。
フェンダーは短く、リヤカウルレスとしたスマートなリヤ回り。細く後方に伸びたステーにナンバーとウインカーがマウントされている。雨の日の泥ハネには注意が必要かも。
クッションの感触は硬めながら、スポーツライディングからツーリングまで、なかなかの快適性をキープするシート。テールランプ下のキー操作でリヤシートは脱着できる。
収納スペースはほぼ無いが、ETC機器を収納するぐらいは活用できる。
ステップの後方に足を着く。
脛がステップに僅かに触れる感じだが特に問題は無い。地面を捉える両足は、微妙に踵が浮いている。ちなみにシート高は800mm。CB125Rより15mm低い。

■主要諸元■《 》はABS仕様

車名・型式 ホンダ・2BK-MC52
全長(mm) 2,020
全幅(mm) 805
全高(mm) 1,050
軸距(mm) 1,355
最低地上高(mm) 151
シート高(mm) 800
車両重量(kg) 142《144》
乗車定員(人) 2
燃料消費率(km/L) 国土交通省届出値: 定地燃費値(km/h) 44.5(60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値(クラス) 33.7(クラス 3-1)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.3
エンジン型式 MC52E
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 76.0×55.0
圧縮比 10.7
最高出力(kW[PS]/rpm) 20[27]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 23[2.3]/8,000
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式  セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 10
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比
1速 3.416
2速 2.250
3速 1.650
4速 1.350
5速 1.166
6速 1.038
減速比(1次/2次) 2.807/2.571
キャスター角(度) 24° 44′
トレール量(mm) 93
タイヤ 前 110/70R17M/C 54H 後 150/60R17M/C 66H
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク 後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式(倒立サス) 後 スイングアーム式
フレーム形式 ダイヤモンド

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