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  • 2018/06/14
  • OPTION編集部

『小野ビット隊が行く!!』 Returns 第2回:おいおい、いきなりバーストかよ(汗)!?

ストリートチューンドカーの最高速を明らかにする! OPTION名物企画の舞台裏

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結成は2007年8月。総隊長KENTAROと特攻隊長OMUSOBAの2名だけで構成された超少数精鋭部隊が『小野ビット隊』だ。彼らの任務は、「小野ビットを使ってストリートチューンドカーの最高速を明らかにする」こと。これまで50数台の選ばれしチューンドカーの最高速を計測してきたが、KENTAROとOMUSOBAへのインタビューを通じて、誌面にはできなかったダークな部分(!?)をチビチビ吐き出していきたいと思う。

---どーも。週イチで更新してく予定が、
   おふたりとも仕事が忙しそうで、2週間以上も空いちゃいましたね。

KEN:すまん、すまん!

OMU:いま別冊の編集作業が佳境を迎えてて…。

---前回は『小野ビット隊がゆく!』が始まるまでの話を聞きましたけど、
   今回は実際に小野ビット隊が始動してからの話をお願いしたいな、と。

KEN:初めて計測に足を運んだのは“東海テストコース”だったよな?

OMU:そうすね。JZA80にJZS161、BNR34にECR33が2台だったッスよ。

KEN:トヨタ車2台に、ニッサン車3台。画的にバランスがヨカッタ(笑)。

OMU:小野ビット隊初出動にして、計測マシンが5台とも
   見事に300km/hオーバーを達成したという。

---いきなり300km/hオーバーですか!?

OMU:そう(笑)。谷田部最高速がおわってから10年弱経ってたけど、
   その間、日本のチューニング技術が確実に進歩してることを実感した!

KEN:もうフツーに300km/hオーバーだったもんなぁ。
   スゲェ!! と思うと同時に、なんか拍子抜けもしたような…。

OMU:でもって、この時はトヨタJZ vs 日産RBの対決でもあった。

KEN:JZA80もJZS161も2JZ改3.1ℓ仕様、対するRBは、
   BNR34がRB26改2.8ℓ仕様、ECR33はRB25改2.6ℓ仕様だった。

---最高速だと、排気量が大きい方が有利ですよね?

KEN:排気量もそうだけど、ピークパワーと空力性能も重要!

OMU:たしかにピークパワーは大事ッスよね。
   で、排気量がデカくて中間トルクもあれば、
   トップエンド到達までの時間を短縮できる、と。

KEN:そういう意味じゃ、初めて計測した5台のうち、
   ポテンシャル的に最も高かったのがJZA80だよな。

OMU:タービンがT78-33D、ピークパワーも600psそこそこなのに、
   200mphに迫る319.7km/hを記録したんだから、これは空力性能の勝利でしょ。

KEN:逆にパワーがあっても空力的にツラかったのがニッサン勢だろ。

OMU:2.8ℓ仕様のBNR34はTO4Zタービンで700psを誇りながら、
   最高速は303.7km/hと、JZA80に大きく差をつけられたもんね。

KEN:ECR33も2.6ℓ仕様にT88-34Dを組んで700psオーバーだったけど、
   1台は308.4km/h、もう1台が302.8km/hにとどまった。

---JZS161アリストはどうだったんですか?

OMU:これが、当時トラストで最大風量を誇ったT88H-38GK仕様で、
   最高出力900ps、最大トルク90kgmっつうバケモンで…。

KEN:普段はリヤタイヤにフュージャーだかミッキートンプソンだかを履く、
   完全なドラッグマシンだったんだよなー。この時はスポーツラジアルだったけど。

OMU:「コイツは間違いなく320km/hを超えてくる!」と思って、
   総隊長KENTAROが助手席に乗り込んでアタックしたんだっけ。

KEN:たしかに高回転域でのパワー感はスゴかったけど、
   思っていた以上に下からトルクがバンバン立ち上がるんで、
   切れ目なく加速して、気が付いたら300km/hを超えてたみたいな。

OMU:組み合わせるタービンにもよるんだろうけど、
   基本的にエンジン回してパワーを稼ぐRB系に対して、
   JZ系はぶっといトルクで中間加速から勝負って感じ。

KEN:計測したJZS161は往路で324km/hまで確認したんだけど、
   オーナーいわく、「完全に踏みきれてない」ってことで復路もアタック!

OMU:で、しょっぱなから予想外の事態に見舞われる小野ビット隊(汗)。

KEN:ダッシュボード上に固定した小野ビットのデジタルメーターを見ながら、
   325…326…327…とジリジリ上がっていく数字を確認しつつ、
   「こりゃ330km/hに届く!」と思った瞬間、パンッ!! と炸裂音がして。

---そんなスピードでなにが起こったんですか!?

KEN:なんと左リヤタイヤのバースト。
   ところが、ドラッグ仕様で機械式デフをキツめに組んでたからだと思うんだけど、
   クルマがオカシな挙動を見せることがまったくなかったんだよな。

OMU:KENTAROから連絡をもらって、「こりゃヤベェ…」と思って、
   ソッコーで現場まで向かったんだけど、フツーに路肩に停まってた。

KEN:でも、後ろに回ってみるとリヤバンパーの左3分の1くらいが完全になくなってて。
   全面剥離した左リヤタイヤのトレッドが一瞬でバンパーをやっつけたと。

OMU:ホント、大事に至らなくてよかったッスよ…。

---初出動にして、これはなかなか強烈な出来事でしたね。

KEN:タイヤバーストはこの1回だけだったと記憶してるけど、
   それ以降もまぁいろいろあったよなぁ、OMUSOBA。

OMU:たしかに、いろいろありましたね~。

---じゃ、そのへんの話はまた次回ってことで!

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