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北海道だけじゃなく、岩手、静岡、熊本、沖縄にも配備中! ついに遭遇! 噂のレーザーパトカーはこう取り締まる!【交通取締情報】

  • 2018/06/22
  • 「東新宿交通取締情報局」
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210系クラウンアスリートに東京航空計器製LSM-100を後ろ向きに搭載した北海道道警のレーザーパト。レーザーユニットを前向きに搭載したパトカーも存在する。

北海道警名物レーダーパトカー、通称レーパトの速度測定ユニットをレーザー式のLSM-100に換装したレーザーパトが、今、増殖中! そのレーザーパトに当情報局取材班がついに遭遇。さっそく正体解明と行こう!

速度測定は最新式、が、追いかけていって切符を切る取締方法は旧態依然w

わかりにくいかも知れないが、右側にレーザースキャンセンサー、左側に撮影用のカメラが収められている。
建物の陰に隠れ反対車線を狙う。近寄らない限り存在に気づけない上に、気づいたときにはもう測定済み、というから、路肩で目立つ移動オービスより怖い。

 このLSM-100は、レーザースキャンセンサーによって速度を測定するだけではなく、オービスと同じく、CCDカメラも搭載している。ただし、じゃぁ、レーザーパトもオービスみたく後日、呼び出しが来るのか、というと、実はそうではない。速度違反を確認した後、すぐに追尾を始め、その場で御用となる。「公務中だから」(公務中だから聞いてるのにw)と質問を拒否されたため確認はできなかったが、例え赤切符以上の速度超過であっても、従来通り、追いかけて切符を切っているようだ。

 ちなみに、LSM-100は北海道苫小牧市の国道36号線で単体(固定式オービス)で稼働しているが、どうやらレーザーによる速度測定の測定精度がまだ定まっていないが故の、試験運用らしい。

☆レーザーパト対処法
 ぶっちゃけ対処法とは言っても、神出鬼没であり、固定式オービスのように事前に警告板があるわけではなく、レーダー探知機が無効、さらに今回のように物陰に隠れられちゃったら「対処法などない」というのが正直なところ。と言っちゃったら元も子もないので、最低限の注意ポイントを挙げておこう。

・注意ポイント
1. 飛ばしている時は前車の挙動に目を光らせること。前車がブレーキを踏んだら、迷わず減速すべし。

2. 単独走行時は特に危険。一般的なネズミ捕りよりもかなり距離の離れた地点から、しかも窓越しの視認になるので、複数のクルマが走っている時よりも断然、狙われやすいからだ。

3.レーザーによる速度測定の精度はまだ警察内部でも評価が定まっていないと言われている。下手すれば誤測定で捕まる可能性もあるわけだ(これはネズミ捕りでも同じ)。ただ、「そんなに出していない」という言い訳は通用しないので、できればドライブレコーダーを装備したい。いざとなれば画像から速度を割り出すことも可能だからだ。

 というわけで、このレーザーパト、何も北海道だけの話じゃない。沖縄、熊本、静岡、そして岩手にも導入されているというし、なにしろレーパトと違い、無線免許がなくても取り扱えるから、取締効果によっては今後、増殖する可能性がないわけじゃない。他人事ではないことをきっちり認識しておこう!

PHOTO:東新宿交通取締情報局

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