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  • 2018/07/17
  • 「東新宿交通取締情報局」

緊急テスト!USA製レーザー探知機は和製レーザー式オービスには役立たずだった件!【交通取締情報】

新時代のスピード取締機器の正体、とは?

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電源ON、起動時。 レーザー受光時の警告は8の数字部分がLになり、アラームが鳴る。 受光するレーザーの波長は910±50nm (赤外線領域)とダウンロード・マニュアルに記載されている。
警察は今、スピード取り締まりにおける速度計測の方式を、レーダー、あるいはループコイルや光電管等から「密かにレーザー式に移行させつつある」というのは既報の通り。となると、ドライバーとしても誤計測による不当な取り締まりを避けるためにも、なんらかの事前察知アイテムが必要となる。が、残念ながら、国内では、レーザーに対応したレーダー探知機は未だに見当たらないというのが現状だ。そこで、レーザーによるスピード取り締まりの本場、USAから、レーダー&レーザー探知機なるものを取り寄せ、テストしてみた。

前面の丸レンズと左上部の突起はレーザーの集光部。  レーザーの波長は910±50nm (赤外線領域) ・主に市街地で時折Lが点灯してアラームが鳴るが、何らかの上記波長の光が入ったから・・・で特定の場所とかはない印象。レーダー用Xバンド、10.525Ghzは自動ドア等で反応するのはお約束。

 アメリカでは10年以上前からレーザーガンによる速度取り締まりが実施されており、レーダー/レーザー探知機は多数ラインアップされている。そこで、最近、日本国内で増殖しつつあるレーザー式移動オービス(LSM-300)やレーザー式固定オービス(Li/LiH)、そして、ついでに新時代のオービスと言われる新型レーダー式オービスに通用するのか、さっそくUSA・cobra社製のレーダー&レーダー探知機、RAD350を実際に取り締まり現場で試してみた。

 ただ、アメリカでのテストでは、シンプルなレーザーガンには反応するものの、マルチスキャンレーザー等への対応は、現地でのインプレでも「?」(不作動)が付いている。事実、YouTubeにもレーザー式移動オービスに何の反応もしなかったという動画がアップされているだけに、たぶん、国内ではレーダー探知機としての機能しか発揮できないのかも。

 果たしてその結果は?

TEST1 レーザー式固定オービス(Li/Lih)

大阪の国道26号上り線(第2阪和国道)に新たに設置されたL型の顔をした新型レーザー式オービス。
国道423号線(新御堂筋線)北行きに、既設Hシステムの代替えとして突如、出現した、LHシステム…かと思いきや、実はLHの撮影ユニットとレーザースキャンセンサーをドッキングさせたレーザー式オービスだったのだ。

LiH(国道432号線)のレーザースキャナーは本体の20m手前にセットされている。 サイドに「監視カメラ 作動中」の文字とカメラのイラストが…。意味あるの? (レーザースキャナーは位置的にレーダー波のように上からではなく、水平照射の方が好ましいと思われる) (計測を30~20m先にして、撮影ポイントをLH同様の40m手前に揃えると、メーカーとしてはLH用ストロボ&カメラがそのまま使える・・・)

 この春、大阪の国道26号線と国道432号線に設置された、レーザー式固定オービス。一見、L型のループコイル式とLHに見えるが、実は速度測定にレーザースキャン方式を使っている。もし、その方式がいわゆるレーダー式オービスやスピードガンと同様のドップラー効果を利用したものであれば、当然、反応するはずなのだが、残念ながら結果はNOだ。

 このことからも移動オービスやこの固定式オービスに使われているレーザーによる速度測定方式は、従来のレーザースピードガンとは全く違うものであることがわかるのだ。

TEST2:スキャンレーダー式オービス(センシスSSS) 

生活道路対応の新型レーダー式オービス、センシスSSS。

「生活道路対応」という謳い文句で導入された、スゥエーデンの計測器メーカー、センシスガスト社製の新型オービスは、実はレーダー式だ。

 すでにレーダー探知機の普及や、あちこちで誤計測の疑いによる訴訟が起こされていることから、警察の方針が非レーダーに向かっていると言われている今、なぜ、またレーダー式を採用したのか、というと、従来のレーダー式とは明らかにその方式が違うから、なのだ。

 ちなみに、従来、スピード取り締まり用に使われているレーダー波のバンドは10.525GHz。当然、市販のレーダー探知機はこのバンドに対応している。もちろん、今回テストしたRAD350も同様だ。

 テスト結果は、予想通りNG。正直、がっかりだが、逆にこれで、センシスSSSは従来のレーダー式オービスやネズミ捕り用のレーダーとは違うバンドのレーダー波を出力していると言うことが証明されたわけだ。

 残念ながら諸般の事情でレーザー式移動オービスやレーザーパトカーでのテストはできなかったが、いずれにしても、日本のレーザーを用いた新型オービスは、単純なレーザーガンオービスではなく、文字通りのLidar(light detection and ranging/光による検知と測距)オービスであることが確認されたことは間違いない。

 ぜひ、日本のレーダー探知機メーカーに、その新時代の速度取り締まり機に有効に対応したアイテムの開発&リリースを期待したい。

PHOTO&企画協力:合同会社I&I PRESS

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