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広報写真にヤラセはないのか!?──ダイハツ・ミラ トコットにオッサンが乗って検証してみる 広報写真は真実を伝えていることがわかった。ダイハツさん、疑って申し訳ない! ミラ トコットにオッサンが乗ってみた

  • 2018/07/17
  • Motor Fan illustrated編集部
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ミラ トコットの試乗会にお招きをいただいた。吉岡里帆さんが「おとなまる子」として出演するCMをご覧になった方もいらっしゃるかもしれない、あのクルマである。チーフエンジニアの中島雅之氏のプレゼンテーションでも「女性や初めてクルマを購入する若年層をメインターゲットに開発」とされていて、当方、女性でも初めてクルマを購入するワカモノでもなく、擦れまくりのオッサンで恐縮の至りだが、試乗してみることにする。

 潔いエクステリアである。まっすぐな線で構成されるキャビンはいかにも視界が広く快適そうだ。実際、広報写真でもそのようなカットが用意されている。


「死角が少なく周囲が見やすい」(ダイハツのプレスインフォメーションより)
「車両感覚が掴みやすい」(ダイハツのプレスインフォメーションより)

 どの画像を眺めてもとても運転しやすそうだ。しかし、こういう写真ってもしかするとレンズのマジックや画像加工とか、いいようにモディファイされているのではないか。すっかり心がねじ曲がった自分がそのようにささやく。よし、ならば実車で検証してみようではないか。


広報写真、再掲載。前方視界の様子。
撮ってみた。

 シチュエーションは片側1車線の右コーナー入口。路肩や歩道はなく、実際に走るとなると自転車や歩行者がいたら少々難儀しそうな道路構造である。
 写真でご覧いただけるように、Aピラー根元が近くに寄り立っていることで前方視界が良い。それにともないダッシュボードの奥行き寸法にも無駄がなく、車両感覚がつかみやすい。また、ミラーステーがドアマウントになったことでサイドガラスから前方死角が少なくなり、Aピラーとドアミラーの間からも視界が得られているのも非常にうれしい点だ。
 強いて個人的な難をあげるとすれば、メーターのホワイトパネルは少々明るすぎる印象である。ただしこれについてはプレゼンテーションで訴求ポイントとしてあげていたこともあり、力を入れているところだと思われる。


広報写真、再掲載。左後方の視界が優れているという写真。
実際にそちらを向いてみると、助手席がこんなふうに視界に入る。

 いろいろ試してみたのだが、広報写真そのものズバリの画角は得られなかった。とはいうものの、左後方の死角は少なく、サイドミラーと合わせて考えれば「気がつかなかった」ということはなさそうだ。後ドアとハッチのガラスはスモークド仕様の着色ガラスなのだが、その影響も少ない。


広報写真、再掲載。車両前端が見えるから感覚がつかみやすいという画像。
自身の着座位置に相当する視界の様子。通常の縦横比だとバックミラー周りが映り込む。

 広報写真のステアリングを握る手は女性のものだろう。着座位置は当方よりも低いはずで、だとすると少々ボンネットはよく見えすぎだろうか。また、本来ならバックミラーも視界に入るはずで、広報写真は少々さっぱりしすぎている印象だ。
 いっぽう、自身の視線を確認してみると、フロントウィンドウ下端にはワイパーが視界にあるものの、その奥にはちゃんとボンネットと車両前端が見える。先日某車に乗ったところ、シートハイト調整機構が備わっているにもかかわらずどんなにシートポジションをいじってもワイパーしか見えなくて往生しただけに、トコットの設計には好感を覚えた。
 また、先進安全装備「スマートアシストIII」のためのステレオカメラは基線長が世界一短い小型設計ながら、やはりバックミラー上方の視界は遮られてしまう。万一の際に助けてくれるシステムだけに、このあたりは痛し痒しである。

 というわけで、広報写真は真実を伝えていることがわかった(当たり前だ)。ダイハツさん、疑って申し訳ない。オッサンが乗ってもトコットの静的なキャビン設計は優れていて、視界が優れていることはクルマの印象をより良くするのだと再認識した次第である。



 

車両前端が見えることから、停止線ギリギリをねらって停車してみたところ。自身の甘さを痛感することとなった。

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