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  • 2018/08/13
  • MotorFan編集部 小泉 建治

右側に路駐は絶対にNG!【お盆休み交通渋滞撲滅委員会Vol.1】

正しい知識とマナーで事故や渋滞を減らそう!

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追い越し車線での追突事故。緑色の車両が事故車両で、白の車両が渋滞に巻き込まれた車両だ。現状維持という意識が強いのか、そのまま右側に駐めている光景をよく目にするが、これは原則としてNGである。
いよいよお盆休みが始まるということで、
帰省や行楽で日本中の高速道路が大渋滞となることが予想されます。
交通量が圧倒的に増えるのですから、渋滞が引き起こされるのは避けられません。
しかしちょっとした知識や心がけひとつで、
無用な渋滞や事故の発生を抑えられるかもしれないのです。
第一回は、事故を起こしてしまった場合の車両の停車位置についてです。

追い越し車線への停車は危険度マックス

 週末や行楽シーズンにたまに見かけるのが、事故を起こしたクルマが揃って右側、つまり追い越し車線に停まっている光景だ。結論から述べると、これは原則としてやってはいけない行為である。

 もちろん生死に関わるような大事故、自走不能な場合はしかたがない。自ら身体を動かせる状態であれば速やかにその場で車両を降り、ガードレールの外側に出て、可能であれば三角掲示板を現場から100〜150mほど手前に置き、その掲示板の付近、つまり事故現場よりも進行方向に対して手前側のガードレール外で警察や救急隊を呼び、待機しよう。

 問題は、自走可能な軽微な事故にもかかわらず、追い越し車線側にクルマを置きっぱなしにしているケースだ。

 まずなにより、車線上にクルマを停車させておけば、当たり前だがそこへ後続車が突っ込んできて二次被害を引き起こす可能性が高い。クルマに乗ったままだったり、車両付近に立ちすくんでいる乗員も見かけるが、それでは二次被害に巻き込まれる可能性もある。

 では事故を起こしてしまったらどうすればいいのか?

 後続車に注意しながら速やかに左車線に移動し、路肩に寄せて停止し、あとは前述のようにガードレールの外に出て、現場よりも手前で待機するのである。路肩はそのためにあるのだから。

 なぜ現場よりも手前かというと、万が一、停止車両が追突された場合に、その二次被害に巻き込まれないようにするためである。

事故の程度にもよるが、自走ができるのなら速やかに左側の路肩にクルマを寄せよう。二次被害を防ぐのはもちろん、渋滞の発生も抑えられる。

大渋滞の原因にも……百害あって一利なし

 追い越し車線への停車は、大渋滞を引き起こす要因にもなる。渋滞の中で耐え続け、その先頭で「コツンとぶつかった程度」の事故車両の右側停車が原因だと知ったときの怒りは筆舌に尽くしがたい。

 では、なぜ彼らは右側に停車させたままにしてしまうのか? 運転に慣れていない人は、どうも「事故を起こしたらそのままの状態にしておかなければならない」と思い込んでいるらしい。

 ただ考えてもみてほしいのだが、事故を起こしたその刹那、その場から1mmともズレずに停止することなど不可能であり、多かれ少なかれ動いてしまってから停止せざるを得ないのである。もちろん現状を維持した方が警察の検証はしやすくなるのかもしれないが、それよりも二次被害を防ぐこと、そして周囲の車両に迷惑をかけないほうが優先されて然るべきだ。

 事故を起こしたら即座に左側の路肩へ。ガードレールの外へ避難。そしてなによりも追い越し車線への停車はNGであることを、教習所や免許更新時の講習時などに徹底して周知することが必要だろう。

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