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これは決して他人事じゃない。次はあなたの番、かも! 近畿初! 滋賀県警が新型移動オービスを初導入! たぶん、青切符でもやられます!?【交通取締情報】

  • 2018/08/17
  • 「東新宿交通取締情報局」
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これまでにも各都道府県警による新型可搬式移動オービス導入情報を順次、報告してきたが、よく考えてみたら、近畿地方の運用開始情報は皆無。当情報局でも、近畿では兵庫県と滋賀県に導入予定という情報はつかんでいたが、実際に公にされたのは今回の滋賀県が初めてというわけだ。

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滋賀県には高速道路を含め、8カ所に固定式オービスが設置されているが、その内6機は撤去間近かのHシステム。果たして代替えは行われるのか、その動向も気になるところだ。
  運用開始は9月下旬。通学路やZONE30エリア、抜け道になっている旧道などで取り締まりを行っていくというのはセオリーどおりだが、やはり気になるのは、先日、愛知県で事例が発覚した「警察官の現認」を盾に、反則行為(青切符)でも後日呼び出しによる検挙を行うのか、ということだ。

 が、たぶん、滋賀県警も、前(愛知県警)にならえで「青切符での後日呼び出し」をやることになるだろう。これをやらなければ、30km/h制限道路で30km/h以上の超過スピードで走るクルマが来るのを、ひたすら待っていることになる。ご存じのように、速度取り締まりにおける反則行為(青切符)と非反則行為(赤切符)の検挙比率は19:1。ただでさえスピードの出しにくい30km/h制限道路では、この比率はさらに上がることは間違いない。そんな効率の悪い取り締まりをするために1台、1,080万円もする機械を導入するなんて、とても考えられないからだ。

 もちろん、「後日呼び出し」は取り締まり自体は楽になるが、あまりやりすぎると、その後の処理にかかる手間が膨大なものになるから、その辺は適当に調整されると予想される。たぶん、警察庁から「とりあえずやってみて、状況を見極めよう」という指示が出ているのではないか? 悪く言えば、しゃかりきになってやる必要はなく、予算どおりの反則金を集めれば、すべてはそれで済むのだから。

 というわけで、滋賀県のみならず、すでに運用が開始されている北海道/岩手県/秋田県/栃木県/埼玉県/東京都/神奈川県/静岡県/長野県/愛知県/岐阜県/富山県/香川県/大分県/宮崎県のドライバーは要注意。運悪く、青切符で後日呼び出しをくらったら、ぜひ、当情報局までご一報を!  

オービスより怖い新型移動オービス導入の目的はこちら!

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