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いよいよ10月22日! 祝賀御列で使用されるオープンカーのベースカーとなった、トヨタ・新型センチュリーをフィーチャー。コックピットドリル ② 一体どんなスイッチがついているんだ!トヨタ・新型センチュリー編

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センタークラスターへ目線を上げましょう

CENTURYの文字がさりげなくも主張する
SDカードスロットは蓋つき
ここに隠されています

オーディオは、最近の流行りには乗らず、CDスロットのあるクラシカルタイプ。

① TUNE・ SCROLL(ラジオ視聴時は回すと周波数が切り替わり、音楽CD時はトラック/ファイルが切り替わる)
② SEEK・TRACK(プリセットスイッチに記憶されている放送局に切り替わる。音楽CD使用時は、トラック/ファイルが切り替わる)
③ ディスク挿入口(出し入れする際は、ここから)
④ イジェクト(CDを取り出すときはここを押す)
⑤ POWER・VOL(オーディオシステムをON/OFFするときは、プッシュ。ツマミを回すことで音量調整ができる)
⑥ SDメモリーカードスロット(番号位置のスイッチを押すと、蓋が開く。なかにカードスロットがある)

ビルトインのディスプレイは9インチ

ディスプレイは9インチと大型なため、写真のように右側にオーディオと空調の情報を表示しても地図が小さく感じることはない。もちろん、全面地図表示にすることも可能。では、上段スイッチから。

上段
① TEMP(車室温度の調整。赤▲で温度があがり、青▼で下がる)
② PHONE(ハンズフリーで電話を使用する際に押す。ステアリングスイッチからも操作可能)
③ AUDIO(オーディオソースを選択する場合はこのスイッチ。AM、FM、交通情報、CDやDVDなどを再生するDISC、SDやUSBなどの音楽ファイル再生、iPod/iPod2、Bluetoothで接続した機器からの音源再生、フマートフォンの画面を表示するMiracast、外部機器を再生するAUX、テレビの選択、そしてリヤシートのエンターテインメントシステムを操作することができる)
④ T-C(T-コネクトサービススイッチ。このスイッチで、緊急通報サービスヘルプネット、ナビ操作をサポートしてくれるオペレーターサービス、カーセキュリティサービス、クルマの設定を遠隔操作で変更、というサービスを受けられる。別途利用申し込みが必要)
⑤ 非常点滅表示灯(呼称はハザードスイッチ。赤いボタンに二重三角のマークは全世界共通)
⑥ MAP(現在のクルマの位置を表示するスイッチ。地図を自車位置から移動させた場合や、別でメニュー画面などを出している場合に、このスイッチを押すと現在の位置の地図表示となる)
⑦ MENU(エアコンの詳細設定ができる。フロントエアコンの操作、フロントシートヒーター/フロントシートベンチレーター/ステアリングヒーター、リヤエアコン操作、リヤシートヒーター/リヤシートベンチレーター操作、オプション操作は、このスイッチで設定画面を呼び出す)
⑧ HOME(ホーム画面表示。このスイッチでホーム画面に表示する画像と表示位置、レイアウトの変更もこのスイッチから)

下段
① 4-ZONE(独立モードスイッチ。すべての座席で設定温度を別にしたいときはこのスイッチを押す)
② 内気循環/外気導入(スイッチを押すたびに、内規循環 → AUTO → 外気導入、と切り替わる。選択されているスイッチの作動表示灯が点灯する。写真はAUTOで内気循環となっていることを示している)
③ 吹き出し口切り替え(送風位置の切り替えができる。スイッチを押すたびに、上半身 → 上半身と足元 → 足元 → 足元に送風しつつフロントウインドウガラスの曇りをとる、と4段階に切り替わる)
④⑤ 風量切り替え(⑤で風量を増やし、④で減らす)
⑥ フロントウインドウデフォッガー(除湿機能が作動し、風量が増えることでフロントウインドウの曇りとりをしてくれる。自動で外気導入になる場合もあるが、内規循環にしている場合は、まず外気導入にしてからこのスイッチを押そう)
⑦ リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒーター(リヤウインドウの曇りをとるとき、ドアミラーの雨滴や霜をとる際に使用。このスイッチは、一定時間をすぎると自動でOFFとなる)
⑧ ファン停止(風量の増減は④⑤だが、止めたいときはこのスイッチを押す)
⑨ AUTO(エアコンをオート設定で使用する際に押すスイッチ)

上段 ②のPHONEスイッチは、ステアリングスイッチでも操作できることは前述のとおりだが、音声認識システムを使用して「◯◯へ電話をかける」と発声することでも発信することもできます。
エアコンには「ナノイー」技術が搭載されていて、ファンが作動すると自動的に「ナノイー」が作動し、助手席中央側吹き出し口を通じて水に包まれた肌や髪にやさしい弱酸性のナノイーイオンを放出、室内を爽やかな空気で満たしてくれるらしい。最近のクルマに多くなってきた機能だが、これは女性には地味にうれしい機能。
MENUスイッチの詳細設定画面には、フロントウインドウとワイパーブレードの凍結を防ぐための、フロントワイパーデアイサーもあります。都内で使用頻度は高くないかと思いますが。このフロントワイパーデアイサーを含め、デフォッガーやミラーヒーターを使用しているときは、表面などが熱くなる可能性があるため触れない、ということはあまりきちんと伝わっていないかもれしれないので、スイッチとともにぜひ知っておいてください。
また、内気循環/外気導入がAUTOのとき、GPSと連動してトンネルに差しかかると自動で内気循環としてくれる機能がある。ナビシステムの「安全・快適走行画面」から、MENU→設定・編集→車輌→安全・快適の順に進み、「トンネル連動内気」を選択。する/しないの切り替えができる。これはぜひ、使用したい機能だ。

目線をさらに上方にどうぞ

角度調整は本体を持って合わせよう

ミラーには自動防眩機能がついており、後続車のヘッドランプの眩しさに応じて反射光を自動的に減少させてくれる。黄点線枠部のAUTOスイッチを押すとONとなり、スイッチ左のインジケーターが点灯、OFFにするとインジケーターが消灯する。センサーはスイッチ左側と本体裏側にある。触れたり覆ったりすると、もちろん誤作動となるので、注意したいところだ。

① パーソナルランプ(いわゆる地図灯。ランプにタッチするとON/OFFができる。ドア連動となっているときは、ドアが開くとこのランプが点灯する)
② ヘルプネット(エアバッグ連動タイプのヘルプネットスイッチパネル。交通事故発生時や緊急事態発生時に自動またはスイッチ操作でヘルプネットセンターに電話し、車内からの通報を補助してくれるスイッチ。誤操作を防ぐため、スイッチにはカバーがついている。使用時はカバーを開けてスイッチ操作をする。エアバッグが開いたことを感知するなど、緊急性が高いと判断した場合は自動で通報が行なわれる)
③ ドアポジション(ドア連動スイッチ。ドアの開閉に連動してランプの点灯・消灯が切り替わる。ONのときは黄枠インジケーターが点灯する)
④ インテリアランプ(こちらもタッチ式。触れることでON/OFFができる)

②のヘルプネット利用には、T-Connectサービス登録が必要。登録後にヘルプネット開始操作をすることで利用可能となる。また、このスイッチは警察や消防への緊急通報サービスで、ロードサービスへの取次はしていない。覚えておこう。

地図灯はタッチ式
そっと触れると点灯します
天井には小物入れも付属。サングラスを入れるのにちょうどいいサイズです。200g以下で、と制限があることを今回初めて知りました

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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