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MAZDA RX-VISION、VISION COUPEの行方は? 次期アテンザ? RX7? マツダが開発中という噂の「FR」モデル。トランスミッションはどうなる?

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かねてから開発中と噂されているマツダのFRモデル。エンジンは直列6気筒ディーゼルターボとも言われているが、搭載するのは新たなフラッグシップモデルか次期アテンザ(MAZDA6)と言われている。果たして?

VISION COUPE、魂動デザインが美しい流麗な4ドアクーペ。

 SKYATCIVテクノロジーと魂動(Kodo)デザインで、世界の自動車メーカーのなかでも独自のポジションを築きつつあるマツダ。現在は、ロードスター(MX-5)以外はすべてエンジン横置きのFFベースモデルである。

 だが、さらにプレミアム路線へ進むなら、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)の高級モデルが必要だ。
 現在、日本メーカーでプレミアムFRモデルを持つのは
・トヨタ(トヨタ/レクサス)
・日産(日産/インフィニティ)

 欧州メーカーでは
・ダイムラー(メルセデス・ベンツ/AMG/メルセデス・マイバッハ)
・BMW
・ポルシェ
・アルファ ロメオ
・マセラティ
・ロールスロイス
・ジャガー
・アストンマーティンなど

これに、デトロイト3(GM、フォード、クライスラー)といったところが、プレミアムFRをラインアップに擁している。

 FFはスペース効率に優れ、走行性能が上がったとはいえ、「プレミアム・ブランド」はおしなべてFRだ。少しずつプレミアムな立ち位置へブランドを動かしているマツダがFRを開発していても不思議はない。オフィシャルな発表は一切ないが、「マツダがFRを開発している」のは、もはや公然の秘密、といってもいい。ただし、いつ発売するのか、あるいは「本当に市場に出すのか」は、未確定な部分が多いようだが。

 2015年の東京モーターショーで展示されたコンセプトカー「RX-VISION」
 2017年の東京モーターショーで展示されたコンセプトカー「VISION COUPE」
はともに、FRらしい流麗なプロポーションで人気を博していた。

 RX-VISIONは新開発するロータリーエンジンを動力源とするスポーツカー、と噂されている。
 VISION COUPEは、これまた新開発する直列6気筒ディーゼルターボを搭載するFRセダンだというのが、もっぱらの噂だ。
 ロータリーを積んだスポーツカー(RX-VISIONの市販モデル化、RX-7ともRX-9とも言われている)の開発は、ロータリーエンジンの開発がやや遅れているようだ。スポーツカーは、モデルライフが長く、仮に2020年にデビューしたとしても2020年代末近くまで生産・販売しないとビジネスベースに乗ってこないと推察できる。2020年代後半の環境規制に確実にミートできるポテンシャルを持つロータリーの開発の目処が立たないと、軽々に「ロータリーエンジン復活!」と言えないのもわかる。

 次期アテンザ(MAZDA6。またはそのさらに上級モデル?)が、マツダブランドのフラッグシップということであれば、直列6気筒をフロントに縦置きするFRとなることは充分に考えられる。

 ロータリーエンジン搭載のスポーツカー、直6搭載のフラッグシップセダンともに、同じFRプラットフォームを使うのは、企画の前提条件になるだろう。アライアンスを組むトヨタのFRプラットフォーム、GA-Lを使うというのが定石だが、おそらくマツダは独自のプラットフォームを開発する……という期待を持って推測しておきたい。

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