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  • 2018/11/11
  • MotorFan編集部

シルクロードの古代都市を辿る【クラシック・ボルボで行くオランダから北京の旅 TAC2018 リポート第4回】

トランスアジア・クラシック2018リポート

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中央アジアの果物はメロンと西瓜、トルクメニスタンには400種ものメロンがあると聞いた。

砂漠の中に大統領の夢の首都

白亜のビルが林立するアシガバート、ニヤゾフ初代大統領(終身大統領のまま死去)の“ネバーランド”だが、100万近い人口と言われる割には人影少ない奇妙な首都だ。

 イランを4日かけて西から東に横断し、次はトルクメニスタン入国である。毎日の行程は基本的に自由で、日のあるうちにホテルに到着すればいいのだが、国境は全車一緒に通過しなければならない。予めエージェントが先に送った書類を用意してサポートしてくれるからだ。
 
 比較的新しいボルボは寄り道して観光する時間もあるが、せいぜい110km/hぐらいしか出ない我がアマゾン(トルコで緩んだタペットの心配もあり全開走行は避けたい)は余裕がなく、道草せずに先を急ぐ毎日である。平均すると毎日500kmほどを一般道(すべて舗装路だが荒れた個所もあり、速度取り締まりも多い)で移動しなければならないのだ。

 トルクメニスタンの入国審査はイランよりもはるかに厄介だった。入国審査はドライバーがひとりずつ別室に呼ばれて行われたが、後で聞くと暗に金品を要求されたという。役人と警察が威張っている発展途上国にありがちである。きっぱりはねつけることもできるが、そうすると手続きをグズグズ引き延ばされたらしい。4時間ぐらいかけて何とか終了、ドライバーの砂さんは疲労困憊で役人の態度に腹を立てていたが、中国はこんなもんじゃないよと慰める(実際にその通りだった)。
 
 徐々に変化しているらしいが、トルクメニスタンは「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれた不思議な独裁国家で、首都アシガバートに近づくと途端に監視カメラが増えた。真っ白い立派なビルが林立する首都は妙に人気がなく、車も少なく不自然なほど大人しく走っている。天然ガスと石油に恵まれた豊かな国のはずだが活気がない。整然としているが寒々とした都会だった。もっとも、首都を離れるとよそよそしさは消え、道路沿いの物売りもフレンドリーだったが、都市と農村部のインフラの差は明らかに感じられた。

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