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  • 2018/12/16
  • モト・チャンプ編集部

スーパーカブC125をマニアな目線で分析 ♯2【全バラにしてみた】

保存版! 外装の分解手順も大公開

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たっぷり試乗した前回に続いて、今度は雨ガエル1号さんの愛車を分解して徹底チェック! 外観だけではわからなかったアレやコレが丸裸に!スーパーカブC125の魅力に迫る! 月刊モトチャンプならではの全バラチェックのコーナーです!!

PHOTO●小林克好(KOBAYASHI Katsuyoshi) REPORT●佐藤恭央(SATO Yasuo)

スーパーカブC125をマニアな目線で分析 ♯1【まずは乗ってみた】
納車してまだ間もない雨ガエル1号さんの車両が無残にもバラバラ。エキスパートと言えど、初めて触る車両はいつも以上に慎重です。

CHECK01 シート後方のグリップ

「センタースタンドを掛ける際の“持ち手”になります。鉄製で重厚感があり、分割式ではありますがボルト2本でガッチリと固定されています。ちなみに、海外仕様はキャリアレスだから、センスタ掛けにはこの部分が超重要!」(冬室)

CHECK02 チェーンサイズ

「グロムベースのエンジンだから予想はしていましたがチェーンは420サイズでした。スーパーカブ110等が428サイズになりましたが、数百キロ走った限りは 耐久性に問題はなさそうです。前後スプロケ(F14T・R36T)もグロム用が装着できるみたいなので、ギヤ比を含め、駆動系も色々と楽しめそうですね。」(雨ガエル1号)

CHECK03 燃料タンク

「燃料タンク容量は3.7ℓで、スーパーカブ50/110より0.6ℓも少ない。比べるまでもなく小さいのがわかるね。しかし雨ガエル1号さんの情報によると、実燃費で60km/ℓは楽勝みたいだから、一度に走れる航続距離は同じくらい?125㏄ゆえに回転を抑えて走れるのが奏功しているみたいだね」(ビトッチ)

CHECK04 電動シートロック用のモーター

「リヤフェンダーとインナーフェンダーの間には、シートを開けるボタンと連動したモーターが収まっていました。ワンタッチで開けられるのは便利ですが、スマートキー然り、ハイテクな電気系のトラブルは丸ごとパーツ交換が必要になる可能性もあるから気になります」(雨ガエル1号)
右サイドカバーもシート下のスイッチで開きますが、こちらは有線の機械式です。

CHECK05 マグネット速度センサー

「C125はマグネット式のスピードセンサーを採用しているため、メーターギヤやケーブルがありません。このセンサーはドライブスプロケットの上側にあり、カウンターシャフトから感知しています。したがって、丁数を変更すると速度計や走行距離が狂ってしまいます」(冬室)

CHECK06 スプロケットカバーの裏

「スプロケカバーの裏側を見るとゴム製のシールが使用されていました。これは振動&騒音対策の一環でしょう。125㏄ならではの工夫が凝らされています」(冬室)

CHECK07 排気デバイス

「燃料ガスの大気排出を制限してクリーンに保つための装置(キャニスター)ですね。平成28年排ガス規制に合わせたものでしょう。O2センサー然り、カブの長い歴史を鑑みると、時代に合わせて試行錯誤があったのが分かります。それにしてもこのパーツ、かなり存在感がありますね!」(雨ガエル1号)

CHECK08 マフラー

「マフラーの作り込みもさることながら、ステーがとにかくゴッツイ!!マフラー単体で約3.4kg、ステーだけで約1kgもあり、スーパーカブ110(JA44)だと合計3kg半ば位だから、1kgほど重いことになる。振動を軽減する目論見だろうけど、リプレイスマフラーを開発するのは苦労しそうだな……」(ビトッチ)

CHECK09 スイングアームピボット

「スイングアームのピボットシャフト部分にマフラーステーを取り付けるのはJA44などと同様だけど、従来までは中間スペースにステーをかます共締めだった。C125は、一旦ナットでスイングアームを締め上げた後に、飛び出た部分を利用してステーを装着しているね。要するに重いマフラーをガッチリと固定しつつ、スイングアーム本来の“上下運動”をより滑らかにするのが狙いだな」(ビトッチ)

CHECK10 スロットルボディ

「スロットルボディの径はφ26でグロム(左下)と同じ。ただ、IACバルブの位置や形状が違いますね。スロットルボディ自体の変更はすんなりできると思います。今後発売されるであろうFIコントローラーを使っての吸気チューンにも期待大!なお右はスーパーカブ110純正(φ22)です」(冬室)

CHECK11 エアクリーナーボックス

「ボックス内のパイプを長めにとって抵抗を増やし、吸気量を抑えているようですね。ですが、グロムと比較してスロットルボディからボックスまでのコネクティングチューブが短く、吸気チューンはやりやすそう。中のパイプを大胆にカットしたらいいかも!?」(冬室)

CHECK12 エンジン用エアスクープ

「レッグシールド裏に隠れていてわかりづらいけど、車体左側の整風板によってエンジンに効率よく走行風を当てて冷却効果をアップ。綿密な風洞実験の賜物だね。長時間の走行で威力を発揮してくれるはずだ」(ビトッチ)

CHECK13 オイルレベルゲージ

「車体右側のクランクケースには今までのカブシリーズにはない“オイル点検窓” があります。なので、オイルフィラーキャップを外してもレベルゲージはありませんでした。いちいちキャップを外さなくても残量をチェックできるのはうれしいですね」(雨ガエル1号)

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