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フォルクスワーゲン・アルテオン/アウディA5スポーツバック VW アルテオンvsアウディA5スポーツバック 使い勝手はどっちが上?VWグループのミドルラージ5ドアクーペ サイズ比較

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フォルクスワーゲン・アルテオン

セダンの快適性、ステーションワゴンの機能性、クーペのスタイリッシュさを兼ね備えた、流麗かつダイナミックなファストバックデザインを持つ、フォルクスワーゲンのフラッグシップモデル、アルテオン。

デザインの美とスポーティな走行性能、そして日常の足としての機能性を融合した、アウディのミッドサイズプレミアム5ドアクーペ、A5スポーツバック。

そのボディサイズ、最小回転半径、荷室容量などを比較してみよう。

 クーペライクなセダンといえば、1985年発売の初代トヨタ・カリーナED/コロナエクシブがパイオニアだが、日本ではバブル経済崩壊後、当のトヨタが「セダン・イノベーション」のキャッチコピーを掲げ、セダン各車を居住性重視のパッケージングに転換したため、同様のモデルを展開していた競合他車もろとも、一度はこのジャンルそのものが絶滅した。

 だが、メルセデス・ベンツが2004年に初代CLSを発売し、以後順調にモデルチェンジを重ねることで、再び市場に定着。他のドイツ系ブランドからもフォロワーが生まれている。

 その中でフォルクスワーゲン・アルテオンとアウディA5スポーツバックは、ともに5ドアクーペのボディ形態を採用する、Eセグメントの車種に位置付けられる。ただし、アルテオンは横置きエンジン用のアーキテクチャー「MQB」、A5スポーツバックは縦置きエンジン用の「MLB Evo」を用いている。

 果たしてこの違いは、各部の使い勝手にどのような影響を及ぼしているのか? アルテオンは最上級グレード「TSI 4MOTION Rライン・アドバンス」、A5スポーツバックはアルテオンのこの仕様に近い「45TFSIクワトロスポーツ」の、いずれも日本仕様の数値で比べてみた。

フォルクスワーゲン・アルテオンTSI 4MOTION Rライン・アドバンス 全長×全幅×全高:4865×1875×1435mm ホイールベース:2835mm トレッド:フロント1585/リヤ1575mm

アウディA5スポーツバック45TFSIクワトロスポーツ 全長×全幅×全高:4750×1845×1390mm ホイールベース:2825mm トレッド:フロント1585/リヤ1570mm

 ほぼすべての項目において、アルテオンがA5を上回っている。このあたりは、同じミドルラージクラスでもフォルクスワーゲンにとっては旗艦モデルであり、アウディにとっては中核モデルという違いが、サイズにも表れているのかもしれない。なお、日本でも比較的扱いやすいサイズと言えるのは、やはりA5だ。

クルマもビジュアル系がいい? フォルクスワーゲン・アルテオン

2017年の東京モーターショーで登場したVWのニューフラッグシップ、アルテオン。VWらしからぬ格好良さとワルっぽさを同居させたサルーンに試乗した。

フォルクスワーゲン・アルテオンTSI 4MOTION Rライン・アドバンス 最小回転半径:5.5m

アウディA5スポーツバック45TFSIクワトロスポーツ 最小回転半径:5.5m

 両車とも互角。タイヤサイズはアルテオンが245/35R20、A5が245/40R18と、タイヤ幅も変わらないが、エンジンはアルテオンの横置きに対しA5は縦置きで、ホイールベースは10mm短い。前輪切れ角を確保するうえで不利となる30mm狭い全幅を、これらでカバーしているものと思われる。

フォルクスワーゲン・アルテオンTSI 4MOTION Rライン・アドバンス 荷室容量:563~1557ℓ

アウディA5スポーツバック45TFSIクワトロスポーツ 荷室容量:486~1300ℓ

 こちらはアルテオンの圧勝。全長が115mm、ホイールベースが10mm長く、しかも横置きのエンジンレイアウトを採用するという有利はやはり大きい。ただし、アルテオンの後席はアームレストスルー機構付きの6:4分割可倒式、A5は4:2:4分割可倒式となっており、シートアレンジの自由度ではA5が勝る。

アウディA5スポーツバック

アウディA5の装備がますます充実!

アウディのDセグメントクーペ、A5シリーズがさらに装備を充実して発売されることになった。シートメモリーやバーチャルコックピットなど、より利便性の向上が図られている。

VWアルテオンに乗ると、ドライバーが知的に見える!? 【アルテオンR-Line 4MOTION Advance試乗記】

フォルクスワーゲン・アルテオンは、東京モーターショー2017でも話題になったので、気になっている人は多いはず。これまでは「ゴルフやポロのようなコンパクトカーこそVWの真髄」という先入観を持っていたのだが、それを見事に裏切ってくれるクルマだった。

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