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ちょいとお高い。でも走れば納得! 高くは無いカモ、と思わせる出来の良さに魅了されてしまった…… CBR250RRの贅沢な乗り味はライバル250ccスポーツを圧倒する【ホンダ試乗レポート】

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⚫️ディテール解説

摺動抵抗低減化が追求されたSHOWA製フロントフォークはφ37mmの倒立式。ダンパー機構は左側のみに搭載。右側シングル・ディスクブレーキは、ウェーブ形状のφ310mmフローティングローターとNISSIN製ダブルピストン・ピンスライド式キャリパーをマッチ。
スロットルバイワイヤシステムを採用したエンジンは、水冷DOHC4バルブの直(並)列2気筒。右サイドカムチェーン方式。1軸1次バランサーも採用されている。
エンジンの真下を抜ける右側アップマフラー。2本マフラーに見えるが、3室から成る一体構造で排気はデュアルテールパイプへと導かれる。リヤブレーキはφ240mmのディスクローターをリジッドマウント。
ステアリング・トップブリッジの下側でクリップオンされたセパレートハンドル。いかにもスポーティなデザイン。バックミラーはフロントカウルにマウントされている。
多機能をひとつに凝縮されたフルデジタルメーター。上端のREVインジケーターは5つの白色LEDで右側へ流れる様に表示される(点灯数が増える)。時計表示を切り替えるとラップタイムが計測できるストップウォッチにもなる。
各種操作機能は左側スイッチに集約されている。一般的な各種スイッチのほかに、ホーンボタンの右上はラップタイマー用スイッチ。ディマースイッチの上向きを押し込むとパッシングライトが点灯する。
右側スイッチはシンプルに赤いキルスイッチのみ。始動用セルボタンも共用されている。
従来は通常パッシングライト用に位置するスイッチ(人差指で扱う)は各種モード変更に使用。
リヤシートを外すと車載工具の他、ETC機器等を入られる若干のスペースがある。ベルトがあるせいで脱着作業の扱いは少し面倒だった。
段付きのセパレートシート。ライダーが腰を引いた時にはシートストッパーとしても機能する。
樹脂カバーの追加で力強い印象を与えるタンクデザイン。スポーツライディング時、ライダーとのフィット感も良い。
アルミGDCと呼ばれる重力鋳造工法で作られた非対称形状のスイングアーム。ボトムにリンク機構を持つプロリンクサスペンションがマッチされている。白いコイルスプリングのモノショックは5段階のプリロード調節ができる。
ヒップアップでフィニッシュするフレームの後端にはウインカーやライセンスプレートを支持する専用ステーがボルトオンされ、精悍なリヤビューを見せる。
上質なイグニッションキーはコピーが難しそう。

通称名:CBR250RR
車名・型式:ホンダ・2BK-MC51
全長×全幅×全高 (mm):2,065×725×1,095
軸距 (mm):1,390
最低地上高 (mm):145
シート高 (mm):790
車両重量 (kg):165【167】
乗車定員 (人):2
最小回転半径 (m):2.9
エンジン型式・種類:MC51E・水冷4ストロークDOHC 4バルブ直列2気筒
総排気量 (cm3):249
内径×行程 (mm):62.0×41.3
圧縮比 :11.5
最高出力 (kW[PS]/rpm):28[38]/12,500
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm):23[2.3]/11,000
燃料消費率※3(km/L):
 国土交通省届出値 定地燃費値※4(km/h) 40.1(60)<2名乗車時>
 WMTCモード値★(クラス)※5 26.7(クラス3-2)<1名乗車時>
燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 :セルフ式
点火装置形式 :フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 :圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):14
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比:
 1速 3.272
 2速 2.187
 3速 1.727
 4速 1.421
 5速 1.222
 6速 1.068
減速比 1次/2次:2.781/2.928
キャスター角(度)/トレール量(mm) :24°30´/92
タイヤ:前 110/70R17M/C 54H 後 140/70R17M/C 66H
ブレーキ形式:
 前 油圧式ディスク 
 後 油圧式ディスク
懸架方式:
 前 テレスコピック式(倒立サス)
 後 スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式:ダイヤモンド

■製造事業者/本田技研工業株式会社

※3 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※4 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※5 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

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