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働く男のための最高にタフな軽トラ〈HARD CARGO〉【東京オートサロン2019】

  • 2019/01/12
  • MotorFan編集部
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1月11日(金)〜13日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2019にて、ひときわオシャレな軽トラが存在感を放っている。ベースはスズキ・スーパーキャリイとダイハツ・ハイゼットなのだが、実はコレ、オシャレなだけではなく、実用性をとことん追求した最高にタフな「道具」だったのだ。

オシャレでタフなのに、各パーツがトコトン安い!

HARD CARGOのさまざまパーツを装着したスズキ・スーパーキャリイ。ブラックとオレンジのコントラストが鮮烈だ。

 まずなんといっても目を惹くのは、ブラックとオレンジの2トーンカラー。しかし黒ボディにオレンジのデカールを貼っただけで、デカールの価格はマットブラックなら軽自動車一台分でわずか1万9800円、カラーオーダーしても5000円アップにしかならないという。

 そしてボディセンターのキャラクターラインやドアとボディの境目などを予め避けるようにカットしてくれるので、ほとんどのオーナーがDIYで簡単に貼ることができるのだという。

「こんなところに工賃をかけるのはもったいありませんからね!」とはHARD CARGO代表の田中さん。ちょっとしたへこみや傷を隠すことができるのもメリットだ。

こちらはダイハツ・ハイゼットをベースにしたもの。マットブラックのデカールは丸々一台分でわずかに1万9800円!

 そして荷台に組まれたケージ状のキャリアも、長さを調整できるのですべての軽トラに装着することが可能なのだという。耐荷重は100kgだ。

幌はキャリアの内側に張られている。キャリア上部に荷物を載せられるようにするためだ。

 そして意外な心遣いが見られるのが、ハイゼットに装着されている幌である。通常、軽トラなどの幌は骨組みの外側に張られている。そのほうが簡便でコストがかからないからだ。しかしHARD CARGOではあえて骨組みの内側に張るタイプとすることで、キャリア上部(キャビン部で言うルーフにあたる部分)に荷物を載せられるようになっている。

 またファスナーは外側と内側の両方に取っ手が付いていて、外からも中からも開閉できる。つまりテントとして使うことも可能なのだ。

さまざまなフックをかけられるクランプは、オーナーが任意の場所に取り付けられる。
一見、ただの荷止めバンドかと思いきや、ホールが設けられていて長さ調整ができる。ブラック、ブルー、レッド、イエロー、オレンジ、グリーン、カーキの7色を揃える。
スーパーキャリイの荷台前方に搭載されているボックスは、キャリアとセットでも、ボックス単体でも装着可能。フタは左右それぞれにあり、しっかりダンパーが備わっている。

 ほかにも、スタイリッシュなボックス、荷台を300mm延長できるゲート、カラフルなストラップ、各種クランプなど、働く職人たちの需要を知り尽くしたパーツが盛りだくさん。それらがどれもスタイリッシュにデザインされているところが、趣味の対象としても所有欲を駆り立てられる。

 つくづく「優れた道具感」というものにクルマ好きはヨワいのである。

補助ランプは社外品だが、そのクランプ(アタッチメント)はHARD CARGO製だ。
ホイールはレイズ製で、車体の雰囲気に見事にマッチしている。