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オーナー目線で勝手にインプレッション 連載第10回『よろしく! スズキ・ジムニーシエラ』 燃料残量警告灯を考える ~だれかがやらなきゃわからないバカ実験~

  • 2019/01/28
  • MotorFanアーカイブ編集部 山口 尚志
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■カメラ2台で正確に撮ってみる

 と、ここまでは走りながら観察しての、多分に憶測が混じった考察。

 想像ばかりしていても仕方ないので、「だれかがやらなきゃわからないバカ実験」の開始だ。

 さきほど「カラッ欠状態から燃料を何リッター入れるごとにドットが増えていくのかを観察」と書いたが、これは給油機と燃料計を目で追って見てのことだから、首を振る間の変化は加味しておらず、正確とはいえない。

 首を振っている間にも、給油機表示はけっこう進んでいくからだ。

 というわけで、かねてから考えていたのが、給油中、カメラ2台で燃料計と給油機の流量表示をそれぞれ映す方法。

 このたび何とかうまく撮ることができたので、そのご報告をしようと思う。

 燃料計表示のため、キースイッチONのみ(エンジン停止)の状態で給油。

 給油スタンドも給油機も、前回満タン時と同じものを使い、前回も今回もノズルのオートストップで給油終了と、条件を整えた。

 ここで注意。

 ネット掲載記事のこと、すぐさま非難ごうごうになるであろうことは承知の上である。

 しかし、多くのクルマ利用者が抱いているであろうこの疑問は誰かが試してみなければわからないことであり、自分が実践して明確にし、その結果をここに載せるしだいである。

 非難を寄せてくる人がいるいっぽう、それと同じくらい参考にしてくれる人もいるだろうと思っている。

 したがって検証のため、あえて非常識とわかっていながら行ったことですので、みなさんはまねしないでください。

 それでも同じことをしたい方はどうぞご自由に。

 「やる際は自己責任で」などという都合のいいことさえもいいません。

 また、これはふだん私が行っていることですが、セルフスタンドであろうとなかろうと、給油は原則どおりにキースイッチをOFFで行うにとどめず、いっそキーを抜いて給油するほうが万全です。

 もっとも、いまはキー抜き差しのクルマのほうが少ないか。

 さて、話をもどすと、前回の満タンから走ったおおよその走行ルートは、私たちモーターファン・アーカイブの資料庫のある埼玉某所と東新宿にある会社の往復数回、それから都内自宅~オートサロン会場(幕張メッセ)の1往復、東京~前橋までの往復1回、いずれも首都高や関越道と、その間の都内一般路などで、394.8kmである。

 山道は走っていない。

 前橋出発時点で燃料計のドットは3つで、前回給油時からの走行距離は300km強。

 北関東自動車道・前橋南ICから高崎JCTをはさみ、関越自動車道に入ってほどなく2ドットに減った。

「やっぱりやめときゃよかったかな」

と、少しの後悔と雲のようにモクモクと広がるビビり心を抱きながら、ここから東京まで、おおよそ時速80km維持に努めた。

 燃料消費抑制のためというのもあるが、旧型シエラでの高速走行は、走行音も走りの感触も、80km/hあたりがいちばんちょうどいいからで、特に急ぎの用事がない限り、ふだんはいちばん左のレーンをこの速度で走ることにしている。

 三芳PAを見過ごしたあたり、371.2kmの時点で最後の1ドットになると同時に燃料警告ランプが灯り、谷原交差点、環状8号線を経て新青梅街道に入ってほどなくドット点滅が始まった。

 このとき391.3km。

旧型メーターのこの点滅がイヤだ。

 ランプ点灯から1ドット点滅まで約20km走るという記憶は間違っていなかったようだ。

 で、このあとなじみのスタンドに直行して394.8kmにて給油だ。

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