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ランボルギーニ最強V10モデル、ウラカンEVOにスパイダーが仲間入り

  • 2019/03/01
  • GENROQ編集部
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数々の先進の運転デバイスを備えたウラカンEVOにスパイダーが加わった。抜群のコントロール性を持つ最強スーパースポーツを、爽快なオープンボディで楽しめるというわけだ。

 ウラカンの最新バージョンとして発表されたばかりのウラカンEVOに、スパイダーボディが加わった。現代のランボルギーニを象徴するスーパースポーツマシンに、もうひとつの選択肢が加わることになる。

 トップは従来のウラカン・スパイダーと同様の軽量なソフトトップを最奥。電動油圧開閉式で、スイッチを押す以外に余計な操作は一切必要ない。開閉に要する時間はわずか17秒で、エンジンの上部カバー内にスッキリと収納される。50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能だ。

 オープン化に伴ってボディ後ろ側のデザインはクーペとは大きく異なるが、´EVOクーペで採用された新デザインのリヤスポイラーや高い位置に配されたマフラー、ディフューザーなどはクーペと同じ。もちろんフロントのバンパーもクーペのEVOと同様のデザインだ。ダウンフォース量はウラカン・スパイダーに比べて5倍になるという。ただしウラカンEVOクーペのダウンフォース量は通常のクーペの7倍なので、この点ではクーペに対してやや劣っている。

 乗員の後方には新たに昇降式のウインドウが備わっている。これは電動で開閉でき、開ければ心地いV10NAサウンドを楽しむことも可能。万一のためにポップアップ式のセーフティバーも加えられた。

 エンジンやトランスミッションなどのパワートレインはクーペと同じ。ウラカン・ペルフォルマンテから移植されたエンジンは640ps/8000rpm、600Nm/6500rpmを発揮。駆動はAWDで、ウラカンEVOクーペでウラカンとしては初めて搭載されたAWSも搭載。フィードフォワード機能を持つLDVIが車両のすべてを統合制御するのも、クーペと同じだ。

 車両重量は1542kgで、クーペより120kg重くなっている。このためか0-100km/h加速は0.2秒遅い3.1秒となっているが、最高速度はどちらも325km/hで変わらない。

 アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏は
「ウラカン EVO スパイダーは、EVO クーペの性能、次世代ビークルコントロールおよびエアロダイナミクス 機能をすべて備えた上に、オープントップならではの個性的かつエキサイティングな走りを実現します。 スパイダーはウラカンEVOとしての革新的な躍進を遂げ、応答性の高いスーパースポーツカーとして楽しめるだけでなく、極めて運転しやすいクルマです。特にルーフを下げた状態では、自然吸気エンジンの エモーショナルなサウンドと洗練された軽量エキゾーストシステムが、走りの体感に新たな境地を開きます。 デザイン、パフォーマンス、爽快なオープンエアでの走りは、文字通り息をのむ素晴らしさです」

 とコメント。このウラカンEVOスパイダーは3月5日に開幕するジュネーブ・モーターショーでお披露目される。

SPECIFICATIONS
ランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダー
■ ボディサイズ:全長4520×全幅1933×全高1180mm ホイールベース:2620mm ■車両重量:1542kg ■エンジン:V型10気筒DOHC 総排気量:5204cc 最高出力:470kW(640ps)/8000rpm 最大トルク:600Nm(61.2kgm)/6500rpm ■トランスミッション:7速DCT ■駆動方式:AWD ■サスペンション形式:FR:ダブルウイッシュボーン ■ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク(カーボンセラミック) ■タイヤサイズ:F245/30R20 R305/30R20 ■パフォーマンス最高速度:325km/h 0→100km/h加速:3.1秒 0→200km/h加速:9.3秒 ■車両本体価格:3287万7602円

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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