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〈BMW X1〉運転感覚と実用性に誰もが満足するエントリーモデル【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

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撮影車両:xDrive18d xLine

月間登録台数:NO DATA
現行型発表:15年10月(一部改良 18年5月)
JC08モード燃費:19.6km/ℓ ※「xDrive 18d」系

レポート●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)
フォト●平野 陽(HIRANO Akio)/神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
モデル●竹田 愛(TAKEDA Megumi)

FF化によりキャビンを拡大し、先代よりもボリューム感のあるSUVらしいフォルムに変身した。写真はクローム加飾付きキドニーグリル、エアロボディの「M Sport」で、足元には18インチの「Yスポーク・スタイリング569」を装着する。

■主要諸元 xDrive18d xLine
全長×全幅×全高(㎜):4455×1820×1610
室内長×室内幅×室内高(㎜):―
ホイールベース(㎜):2670
トレッド(㎜) 前/後:1565/1565
最低地上高(㎜):185
車両重量(㎏):1690
エンジン種類:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
総排気量(㏄):1995
最高出力(kW[㎰]/rpm):110[150]/4000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):330[33.7]/1750-2750
燃料タンク容量(ℓ):61(軽油)
トランスミッション形式:8速AT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/50R18
最小回転半径(m):5.4
JC08モード燃費(㎞/ℓ):19.6
車両本体価格:498万円

先進安全装備

5㎞/h以上で作動する前車接近警告付きの衝突被害軽減ブレーキは、5〜60㎞/h(ACC装着車は5〜140㎞/h)、対歩行者は10〜60㎞/hで作動。ステアリングが振動して知らせる車線逸脱警報は、70㎞/h以上が条件。

ボディカラー

居住性

後席:シート高780㎜
前席:助手席シート高730㎜

「M Sport 」は、運転席に電動調節が備わるスポーツシートで、腰まわりのフィット感を調整できる。後席は先代よりも足元、頭上空間だけでなく、シートも大きくなり、居住性が大きく改善。後席のスライド&リクライニングは、「20i」以上に標準装備。

インパネ

センタークラスターが下に行くほど狭くなり、足元空間の確保と圧迫感の低減が図られている。左右独立温度調整と後席用吹き出し口が備わるオートエアコンは、「xLine」以上に標準。8.8インチHDDナビを全車に標準で用意する。

ラゲッジルーム

通常時:奥行き970㎜
後席格納時:奥行き1900㎜ 幅1130㎜ 高さ730㎜

通常時の荷室容量は、先代の420ℓから85ℓ増の505ℓまで拡大し、全長4.5m以下のSUVとしては奥行きが長い。後席格納時には、シート部分が少し斜めに持ち上がるが、実用上で大きな影響はなく、アウトドアグッズなども数多く積載できそう。荷室は手前側がワイドになっていて、サイズによってはゴルフバッグを1セット横積みできる。

うれしい装備

iDriveコントローラーとタッチスクリーンなどでナビやオーディオ、車両設定などの操作が可能だ。音声入力システムも全車に標準搭載。
後席は4対2対4の分割可倒式で、荷室にあるレバー操作で背もたれを解除、前倒しできる。「20i」以上に標準で、ほかはオプションで用意。
セレクトパッケージに含まれる電動パノラマガラスサンルーフ。チルト&スライドが可能で、車内に外光をたっぷり取り込める。

バイヤーズガイド

xDrive20i M Sport

いずれも装備が充実しているのはうれしいが、パワートレーンは最もコスパが高いと感じるディーゼルを選ぶ。そしてX1なら「xLine」のテイストも似合うので目移りしそうなところだが、おそらく最終的には「M Sport」を選ぶ。

「18」系の「Standard」はオートエアコンではなく、マニュアルになる。安全装備はいずれも同等だが、アダプティブクルーズコントロールは「25i」に標準で、ほかはオプション設定。タイヤサイズは「Standard」が17インチ、ほかは18インチ。

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