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  • 2019/06/10
  • 青木タカオ

ドゥカティ「ディアベル」のスタイルが独特すぎるワケ。新型1260発表会で初代誕生秘話が明らかに!!

モンスター、スーパーバイク、クルーザーの3つのエッセンスを融合し、社内では「メガモンスター」と呼ばれていた!!

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ドゥカティジャパンは報道向け発表会を6月8日に開催し、2代目となる新型“ディアベル”を発表しました。鋼管トレリスフレーム、エンジン、外装、すべてを刷新し、水冷L型2気筒は排気量を1198cc→1260ccに拡大。まずは新しくなったデザインを中心に見ていきましょう。初代から受け継がれる独特のフォルムは「モンスター」「スーパーバイク」「クルーザー」の3つのエッセンスが融合したものであることが明らかになりました。

REPORT●青木タカオ(AOKI Takao)

ドゥカティ・ディアベル1260……2,285,000円

ドゥカティ・ディアベル1260S……2,680,000 円

 スポーツクルーザーであったりメガクルーザーなど、いろいろな言われ方をするドゥカティ「ディアベル」。“クルーザー”というひと言では表現しきれない独創的なものが、そこにはたくさん詰まっているからなのだと筆者は思います。筋肉質なスタイルなのに、テールエンドは軽快であるなど、唯一無二の姿があるのです。

2011年に発売された初代ディアベル。

 イタリアの方言で“悪魔”を意味するディアベル。初代は2010年のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で発表され、翌11年に発売されると、その独創的なフォルムと強烈なほどに加速力のあるエンジンで瞬く間に人気モデルとなりました。

新型ディアベル1260に跨る筆者とドゥカティジャパン PR&マーケティング 五条秀巳さん(写真中央)。写真右はドゥカティジャパン代表取締役社長マッツ・リンドストレームさん。

 今回の新型『ディアベル1260』は2代目となりますが、ドゥカティジャパン PR&マーケティング 五条秀巳さんは、8年前を振り返って初代開発における経緯をまず教えてくれました。

車名は「メガモンスター」だったかもしれない……!?

「モンスターやスーパーバイクファミリーは連綿と続く歴史があったのですが、ディアベルにはそれがありません。まったく白紙の状態からつくっていきました。まず開発陣が考えたのは、威風堂々としたモンスターをつくりたいという想いです。じつは今まで社外に漏らすことはありませんでしたが、開発当初ではディアベルのことを“メガ・モンスター”と呼んでいたのでした」(五条さん)

 まず、スポーツネイキッド「モンスター」から取り入れたのが、隆起した燃料タンク、高くスリムなテールエンド、低く身構えたハンドルバーとヘッドライト、そして露出したフレームとエンジンなどです。

 次に「スーパーバイク」からは、後方にせり上がったテールエンドやフェアリングのスタイルを受け継ぎます。

 一方で「クルーザー」からは、ローシートであったり、ハンドルバーからリアホイールへのライン、フロントホイールからリアホイールへのライン、2本のラインが描き出す緊張感が取り入れられました。

 以上3つのデザインエッセンスを“ブレンド”し、重ね合わせることで『ディアベル』のスタイルが生まれたのです。独特のフォルムはこうして誕生したのでした。

初代のスタイルを踏襲しつつ、より大胆に、より洗練されたフォルムに!!

 そして、今回フルモデルチェンジとなった新型『ディアベル1260』には、「マッスルカー」「コミックのスーパーヒーロー」「ハイテク」という3つのデザインコンセプトがあります。
 3つの要素を取り入れることで、ボリューム感あふれるフロントエンドやシャープでスリムなテールエンドなどを初代から踏襲しつつ、より大胆で力強く、流線形で洗練されたラインとなったのです。

 大刷新された新型ですが、ひとつだけ変化していないモノがあります。それはアップライトなライディングポジションです。ハンドル位置とミッドマウントのフットペグ、そして足着き性に優れるローシートは、世界中のディアベル・オーナーの声をフィードバックしたもの。「そのままであって欲しい」という要望に応えたのでした。

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