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  • 2019/06/27
  • レブスピード編集部

ZC33Sスズキ・スイフトスポーツのECUチューンに『デジタルスピード』の選択肢が加わった

欧州発のデータを搭載。3速でも(!)ホイールスピンをする強力なトルク

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 オートプロのデモカーであるZC33Sは、デジタルスピードのECUデータに書き換えられていた。欧州車チューンではデジタルスピードはおなじみだが、スイフトスポーツでは!? そんな心配をよそに、強烈なポテンシャルアップを見せつけてくれた。

ドイツのECUチューンメーカー『デジタルスピード』の高い実力

 ECUにはドイツが本拠のデジタルスピードのデータが書き込まれている。同社は世界中のクルマを手掛けており、実績も多い。プジョーのチューニングを得意とするオートプロは、デジタルスピードTOKYOとしても活動する東京近郊の代理店であり窓口だ。書き換え用機材が揃っている。ただし、書き換え作業はドイツとのコンタクトなので原則、夕方以降になる。施工料金は10万円。

 デジタルスピードは、ドイツが拠点のECUチューンメーカーだ。ドイツといえば、歴代スイフトスポーツの主要開発ステージのひとつ。おまけにZC33SのECUは、ドイツが本家のボッシュのもの。同社は解析技術に長けていて、全開ステージも含め、地の利を生かしたZC33SのECUチューニングがスタートしたわけだ。

 このZC33Sは、デジタルスピードTOKYOとしても活動するオートプロのデモカーだ。ECUチューンのポイントは、鋭く立ち上がるノーマルのトルク特性をさらに強め、より太いトルク特性にセッティングされていること。

 K14C型エンジンは、低中回転指向だ。デジタルスピードの方針でもあるが、その特徴を尊重し、高回転のレブリミットはそのままに、カーメーカーが設定した回転域の範囲を調律しているという。

 計測値が辛口のダイナパックでは、ピークパワーがフルノーマルの129.7㎰/4785rpmから155.9㎰/5155rpmまで大きくアップ。最大トルクが22.9㎏‐m/2642rpmから26.3㎏‐m/2753rpmまで、グンと増えている。

デモカーのエンジンはHKSの純正交換式エアフィルターを装着したのみ。排気系はノーマル。吸排気系の効率を高めることで、さらにパフォーマンスアップが期待できる

 テストの舞台は富士スピードウェイのショートコース。レーシングドライバーの菊地靖選手が全開インプレを行った。

「ブーストの掛かりが早く、瞬発力が凄い。軽くアクセルを踏むとトルクが盛り上がり、3000rpmから5000rpm間が強力。タイヤがZⅢだけど2速はホイールスピンしながら加速するし、3速に入れてもしばらくかいている。これは面白い」と菊地選手。

 ECUチューンを考えているオーナーには、うれしい選択肢だ。

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