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新型レンジローバー・イヴォークはボンネットが透けて路面が見える! 新技術が満載【日本初試乗】|SUVレビュー

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高い悪路走破性を引き出すための飛び道具!

 試乗コースには、悪路を模したトライアルセクションも用意されていた。高い悪路走破性はレンジローバーの生命線であり、それはデザイン最優先に見えるイヴォークとて同じだ。クーペライクな外観からは想像出来ないほどの走破性を備え、タップリと採られたサスペンションストロークによって路面をとらえ続ける。写真のような状態になっても、残りの3輪がしっかりとトラクションを掛け続け、涼しい顔して脱出できるのだ。

 ちなみにアプローチアングルは22.2度、ブレークオーバーアングルは20.7度、デパーチャーアングルは30.6度とされている。渡河水深は初代を100mmも上回る600mmを確保している。

 さらに今回、新たに採用されたいくつかの装備の中でも、とくに興味深いのは「ClearSightグランドビュー」なる世界初の技術だろう。

 これはフロントグリルやドアミラーに設置されたカメラで撮影した映像をコクピットのスクリーンに表示し、まるでボンネットがないかのように路面の状態を目視できるものだ。下の写真を見ていただければ、その効用は一目瞭然だろう。

 どんなに高いパフォーマンスもドライバーが自信を持って運転できなければ宝の持ち腐れだが、この「ClearSightグランドビュー」がレンジローバーの並外れた悪路走破性を引き出す一助となるのは間違いない。

 気になる価格は、最廉価グレードのP200が461万円で、最上級グレードは2020年モデルの限定グレードとなるFIRST EDITION D180の821万円だ。

 二代目イヴォークは、大成功を収めた初代の魅力をそのままに、中身を大幅にアップデートさせて登場してきた。全世界で80万台を販売した初代を上回るヒット作となる可能性は十分にあるだろう。

レンジローバー・イヴォーク R-DYNAMIC HSE(P300 MHEV)
全長×全幅×全高:4380×1905×1650mm
ホイールベース:2680mm
車両重量:1950kg
エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1995cc
最高出力:221kW(300ps)/5500-6000rpm
最大トルク:400Nm/2000-4500rpm
トランスミッション:9速AT
フロントサスペンション形式:マクファーソンストラット
リヤサスペンション形式:マルチリンク
乗車定員:5名
ハンドル位置:右
タイヤサイズ:245/45R21
価格:801万円

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