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マツダ3をトヨタ・カローラスポーツ、ホンダ・シビック、VWゴルフと徹底比較!「MAZDA3:ライバル比較インプレッション」

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それぞれの美点が光り、悩ましい選択を強いられる

 四車四様のパワートレーンはどれも甲乙つけがたい。同じマツダ3でもガソリンの「20S」はアタマひとつ抜けた静粛性が印象的だが、このページでの主役(にしてシビックやカローラスポーツとガチンコ競合車)であるディーゼルに限ると、静粛性ではやはりハイブリッドのカローラが上回るシーンが目立った。

 今回の4台を横並びで比較すると、単純に動力性能が最も活発なのは1.5ℓターボのシビックだ。シビックの変速機は今回唯一のCVTではあるが、右足のわずかな力加減でもリニアに加減速してくれる一体感が、7速DCTのゴルフや6速ATにも負けていないのには感心した。それ以外では、ディーゼルのマツダ、ハイブリッドのトヨタ、1.4ℓターボのVWそれぞれに輝くシーンは異なるものの、トータルでの性能レベルや車格感は3台でほぼ同等ではないか……というのが実感である。トルキーなディーゼルを重めのボディに積んだマツダ3は、フル加速などのピーク性能付近ではさほどアドバンテージはないものの、実用域でのリニアリティはすこぶる高い。

 それにしても、最も設計の古いゴルフだが、その内外装の質感がいまだにトップクラスなのには感心する。特にインテリアは質感の高いシボ表現と平滑な加飾パネル、繊細なクロームメッキ、精緻なスイッチ類……と、質感表現の根幹部分がしっかりしているから褪せないのだろう。ゴルフと比較するとシビックやカローラのそれは、複雑なデザインや手の込んだ部品分割などが大きな見せ場となるが、部品単体での質感はゴルフほど高くないように思えた。

 そんな中でマツダ3の質感表現は、強いていえばゴルフ型だ。プレスラインを排除したエクステリアはもちろん、インテリアデザインも意外にシンプルなのだが、分厚いレザー張りのダッシュボードはしっとりした手触りで、クロームメッキ部品やピアノブラックパネルはなんとも繊細だ。マツダ3は冒頭のように、ヘッドアップディスプレイやサウンドシステムなどカタログ表記される装備の充実ぶりも大きな自慢だが、そうした装備を抜きにしても、このベーシックな質感だけでマツダ3はライバルより少し高めのプライスタグをつけても許されそうな気がする。

Volkswagen Golf TSI Highline Meister

Cセグメントのハッチバック車と言えば、このゴルフを外すわけにはいかない。競争の激しいカテゴリーにあって、デザインも性能も、ハッチバックの王道的スタイルを貫く。時代に合わせて上質さも高まり、隙のない仕上がりだ。

直列4気筒DOHCターボ/1394㏄
最高出力:140㎰/4500-6000rpm
最大トルク:25.5㎏m/1500-3500rpm
車両本体価格:373万9000円
JC08モード燃費:18.1㎞/ℓ

モーターファン別冊・ニューモデル速報 Vol.585 マツダ MAZDA3のすべて

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