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HVシステム搭載のための最適化 ホンダ・ステップワゴンのメカニズムを徹底解説!

  • 2019/07/28
  • ニューモデル速報
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コーナー部分の補強

コンピューターによる解析などで最適な形状や板厚を導き出し、各部に効果的な補強を付加している。先代と比較してガソリン車では静的曲げ剛性は8%、静的ねじり剛性は25%向上した。

①フロントバルクヘッドコーナーを補強
②フロントピラー下端とサイドシルの結合部にスティフナーを追加しボルトで締結
③センターピラー下端とサイドシル結合部のガセットを厚板化
④リヤクォーターピラー下端とホイールハウス前端結合部のパッチを厚板化
⑤ホイールハウス後端とアウターパネル結合部にブレースを追加
⑥フロントピラー上端とルーフアーチ接合部のスティフナーを厚板化
⑦センターピラー上端とルーフアーチ結合部のパッチを厚板化
⑧リヤクォーターピラー上端とルーフアーチ接合部に接着剤を塗布

ハイテン材の適用範囲を拡大

重量があり、高出力なハイブリッドシステムに対応し、走りの質感を高めるため高強度材の使用比率を高めた。重量増を抑制しながら、走りの土台となるボディ骨格を強化した。

新設計のテールゲートスポラー

スパーダのスポイラー形状を直線的でシャープなデザインに刷新。上面をフラットにし、側面形状を設けることによりルーフまわりを流れる空気を整流。Cd値を軽減する空力性能を向上させた。

スパーダらしい表情のヘッドライト

クールな印象を与えるフルLEDのヘッドライトはロービームが6素子、ハイビーム3素子に加えコーナリングランプに2素子を採用。ウインカーとポジション灯もLEDの導光式。

クロスメンバーサンドイッチ構造

HVバッテリーの搭載にあたり、その周辺を囲むようにクロスメンバーを配置。ボディ剛性を高めるとともに、バッテリーの保護を行なっている。

上質感を高めるパフォーマンスダンパー

ハイブリッドの「G・EX」グレードにはボディの前後に振動を効果的に吸収するパフォーマンスダンパーを装着。フロアやステアリングに伝わる振動も大幅に低減し、上質でなめらかな走りを提供する。

各部の強化でねじり剛性も向上

専用アイテムで静粛性を向上

静粛性の高い室内空間を実現するために、室外からの騒音侵入を防ぐ専用アイテムを追加。従来から使用しているインシュレーター類も大型化や目付け量を上げ、アップグレードしている。

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