新型パジェロスポーツがデビュー！ 三菱がタイ王国で初披露｜新着SUV速報

• 2019/07/25

• MotorFan編集部

  

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タイ王国で新型三菱パジェロスポーツがデビューした。本格 SUV「パジェロ」で培ったオフロード性能と信頼性・ 耐久性に、乗用車並みの快適性・機能性を融合させたミッドサイズ SUVで、本日7月25日よりタイ王国での販売を開始した

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東南アジア、オセアニア、そして欧州でも人気のミドルSUV

　今回のモデルチェンジのテーマは「Elevate your Journey」で、力強さを高めな がら洗練させたエクステリア、先進的な機能装備と上質かつ快適なインテリアを実現し、ドライバーの冒険心や探求心に応えたという。

　まずエクステリアだが、近年の三菱の各モデルと同様にワイド感を強調し、立体的で力強さを増したデザインとなっている。

「ダイナミックシールド」と呼ばれるフロントデザインコンセプトを進化させ、フロントグリルから連続するヘッドライトと、バンパー左右コーナー部に配置したコンビネーションランプによりワイド感を強調。良好な視界を維持しつつ従来よりもボンネットを高くした厚みのあるフロントフェ
イス、そして立体的で力強さを増したメッキパーツなどにより、さらに洗練されたフロントデザインとしている。

　インテリアでは、視認性に優れる 8 インチカラー液晶メーターや、8 インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオ（SDA）の採用がハイライトだ。

　そして新たにハンズフリー機能付きエレクトリックテールゲート（セーフティ機構付き）が装備された。さらにスマートフォンでのエレクトリックテールゲート開閉機能や、ドアロック忘れなどを通知しスマートフォンから施錠できる降車リマインダーなど、多彩な便利機能を提供する三菱リモートコントロールが採用されている。これはBluetoothにより車両とスマートフォンを連携させるものだ。

　コンソール下部にはキーなどの小物類を収納でき、左右どちらからでも出し入れできるアンダートレイを新たに設置。フロアコンソール後端には AC 電源（150W） を設け、従来のUSB 端子とあわせて後席での使い勝手を向上させている。

　エンジンは2.4LのMIVEC ディーゼルターボで、8速ATと組み合わせられる。

　また、4WD車にはあらゆる路面状況で最適なトラクション性能と優れたハンドリング性能を両立するスーパーセレクト 4WD-IIを搭載。オフロードモードでは、エンジン、トランスミッション、ブレーキを統合制御し、 悪路での走破性を最大限に高められるという。

　先進安全装備面では、レーンチェンジアシスト（LCA）と後退時車両検知警報システム （RCTA）が加えられているのがトピックだろう。

「パジェロスポーツ」は、一部マーケットでは「モンテロスポーツ」、イギリスなどでは「ショーグンスポーツ」の名で人気を博し、昨年度はグローバルで約7万7000台を販売した三菱自動車の世界戦略車だ。

　新型パジェロスポーツもミツビシ･モーターズ･タイランドのラムチャバン工場で生産され、今後フィリピン、オー ストラリアなど約90カ国に順次展開されていく予定だという。