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エヌ・ワゴンが提唱するメカミニマム・性能マキシマムとは? ホンダN-WGNのメカニズムを徹底チェック!

  • 2019/10/20
  • ニューモデル速報
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N-BOXの骨格を最適化

プラットフォームの基本骨格はN-BOXと同様、床下にトラス構造を持つエネルギー分散方式。ドア形状の違いに対応するため、サイドシルをN-WGN専用に設計し、付随してクロスメンバーも変更している。

ハイテン材の採用で軽量に

高張力鋼板は、強度別に5種類を最適配置。衝突強度の必要な部分には高グレード鋼板を使用。剛性が必要なところは強度グレードを下げて厚みを確保している。1180MPa材は、冷間絞り成形に対応する高延性鋼板だ。

衝撃を上手に逃がすボディ

衝突エネルギーを複数の経路で支えるマルチロードパス構造を採用。側面衝突試験でバリアが当たる位置と燃料タンクが近いため、前後にクロスメンバーを配置している。側突時の乗員保護には、シート骨格も利用して対応。

大きなクルマとの衝突でもより安全に

フェンダーの峰からAピラーへとつながる骨格(ロワメンバー)を配置するのは、近年のホンダ車に共通する構造。衝突時に相手車両を広い面で受け止めると同時に、衝突エネルギーをアッパーボディにも効率良く分散する。

各部に最適な3種の接合法を採用

床まわりには、剛性とNV性能を向上させる高粘度接着剤を広範囲に採用。ドア開口部コーナーにシーム溶接を使うのは、Nシリーズ共通だ。ルーフパネルはレーザーブレーズとなるため、溶接痕が見えずスッキリ仕上がる。

歩行者を保護するエンジンフード

エンジンフード(ボンネット)とエンジンの間に従来よりも大きな空間を設けたほか、フード下のパーツは衝撃を受けると折れ曲がる構造を採用。事故の際に歩行者の頭部に加わる衝撃を和らげる構造とされている。

稜線レスデザインを実現するドアパネルの補強

ドアパネルはプレスラインを入れないプレーンなデザインのため、そのままでは面剛性が確保できない。対策として、内側に大きな骨を入れ、ドアビームからも脚を伸ばすことで、内側からパネルを支持している。

特徴的なポジション灯の秘密

カスタムのヘッドライトに仕込まれたコの字型のメッキモールは、スイッチオンで特徴的なポジション灯となる。これは金属蒸着されたモールに微細な穴が開けられ、そこから光を透過することで発光させている。

思いの外苦労の多い縁の下の力持ち的パーツ

電装品を駆動するハーネスは専用設計。基本的に銅線なので(一部アルミも使用)、短い方が軽く・安くできるが、他部品とのレイアウトの都合上、迂回させられることも少なくない。便利な装備が増えるたびに本数が多くなり、工場での取り付け作業性も考慮しなければならないなど、地味ながら苦労の多い部品だ。

4センサー化で機能を追加

ホンダセンシングのカメラやレーダー類は基本的にN-BOXのものが流用されている。リヤバンパーのセンサーも同様だが、N-WGNのバンパーに合わせたリテーナーによって設置される。またセンサー数が4つに増設され、後方のコーナーセンサー機能が追加されている。

高まるニーズに合わせ、強化された静粛性

もはやファーストカーとして使用されることが多いこのカテゴリーのクルマは、従来以上に求められる性能が高くなった。車内の静粛性もそのひとつ。上下左右と、キャビン全体に渡り静粛性向上策が施されている。

ヘッドライトはデフォルトAUTO

ヘッドライトのスイッチは「AUTO」の位置が基本になっている。もちろん手動にて「オフ」「ポジション」「点灯」の状態にできるが、手を離すとレバー先端のスイッチは「AUTO」の位置に戻る。

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