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マツダの直6+FR(Largeアーキテクチャー)は、『納得感のある価格』で2022年に登場する!

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マツダの今後6年間の販売台数の推移の計画。2023年3月期にはLargeアーキテクチャーがある程度販売されている

 決算の資料を読み解くと、新世代のLargeアーキテクチャーの新型モデルがデビューするのは、「2022年」になりそうだ。2023年3月期の販売台数で一定の割合を占めるためには2022年前半〜中盤には市場に投入しなければならないからだ。

 
「今一度、Large商品群の挑戦についてお話します。 私たちは、未だブランドポジションが確立されていない、挑戦し続けているブランドです。 マツダブランドで成功を続けるためには、『非常に高い商品価値に対して、納得感のある価格』が重要であると認識しています。つまり、高い商品力を生み出すデザインを含む開発力、それを適切なコストで創り出す技術力・調達力があること。この抜群に高い商品競合力を得るための技術が、エンジンの 縦置き化、直列6気筒化、プラグインハイブリッド化技術であり、すなわちこれらがLarge商品群に必要な技術です。 そして、その「価値と納得感」をお客様にお届けするコミュニケーション・販売力が必須であるということも理解しています」(藤原副社長)

 藤原副社長が強調するように、『非常に高い商品価値に対して、納得感のある価格』がマツダの後輪駆動(Largeアーキテクチャー)モデルになる。

 当初の計画では、2025年には新世代Smallと新世代Largeで販売台数のほとんどを占める計画だったが、今回の発表では現行世代のアップデートが2025年も全体の25%を占めることになりそうだ。「一気にLarge商品群を拡大するのではなく、商品競合力を維持した現行世代商品群の資産を最大活用し、step by stepで世代の移行を進めていく」考えだ。
「台数の推移で説明すると、前半3年は、新世代Small商品群と、現行世代商品群の改良モデルを中心に構成し、後半3年から、Large商品群が入り、最終年度まで徐々に増加させていく計画です」(藤原副社長)

 マツダが当初描いていたよりゆっくりしたペースでLargeアーキテクチャーの商品群が増えていくことになりそうだ。

マツダの量産初EV、MX-30が2020年には欧州、日本で投入される

 マツダの中期経営計画の6年間(2020年3月期~2025年3月期)の前半3年間はCASEに代表される新しい要求への対応と新世代商品群への投資を先行させる。後半3年間はLarge商品群の投入で先行した投資の刈り取りをしていく。

 結果2025年3月期には180万台のメーカーへ成長している、というのがマツダの描く近未来像だ。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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