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〈試乗記:メルセデス・ベンツGLE〉3列シート7名乗車のプレミアムSUVは、まるで高級サルーンの如し

  • 2019/12/04
  • MotorFan編集部
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2019年6月に7年ぶりのフルモデルチェンジを受けた新型GLEは、7人乗りの3列シートSUVに生まれ変わった。パワートレーンは、3タイプ揃っていて、9Gトロニックと呼ばれる9速ATが組み合わされている。その走りはもちろん、3列目までの居住性など使い勝手もチェックした。

REPORT●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)

オフロードよりも高級ホテルのエントランスが似合う

 新型メルセデス・ベンツGLEの祖先は、1997年にプレミアムSUVとして登場し、多くのフォロワーを生んだ初代Mクラスにまで遡る。2005年には二代目へと進化。そして15年に登場した初代GLEは、マイナーチェンジを機に二代目Mクラスから改名したもので、今回のフルモデルチェンジで、見た目も中身も大幅に生まれ変わったことになる。

 初代Mクラスは、映画『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』で大活躍し、その後、GLEクーペなどメルセデス・ベンツのSUVが『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に登場した。

 しかし、新型GLEの佇まいに恐竜と奮闘するような泥臭さはまったくなく、メルセデス・ベンツ最新のデザイン言語である「Sensual Purity(官能的純粋)」に基づき、エッジやラインを減らしたシンプルでありながらも、ボディの面が強調された力強い造形になっている。オフロードよりも高級ホテルのエントランスが似合う、そんな高級SUVというオーラをまとっている。

 しかも全長4940×全幅2020×全高1780mmという巨体で、ホイールベースは2995mmと3mに迫る。先代は全長4825×全幅1935×全高1795mm、ホイールベースは2915mmだった。新型は、全長が115mm延び、全幅は85mmワイドに、全高は逆に15mm低くなっている。ホイールベースも80mm長くなった。さらに上にGLSが鎮座しているとはいえ、ボリューム感と圧倒的な存在感は、どこから眺めても十分だ。

 用意されるパワートレーン(タイプ)は、「GLE 300 d 4MATIC」に積まれる2.0L直列4気筒クリーンディーゼル(245PS/500Nm)、「GLE 400 d 4MATIC スポーツ」向けの330ps/700Nmを誇る3.0L直列6気筒クリーンディーゼル(上写真)、コンパクトな3.0L直列6気筒エンジンとISG(Integrated Starter Generator)、48Vシステムを搭載する「GLE 450 4MATIC スポーツ」で、1速から9速までのレシオ・カバレッジが広い9速ATが組み合わされている。

 駆動方式は全車、新開発の4MATIC(4WD)で、「GLE 300 d 4MATIC」の前後トルク配分は「50:50」、「GLE 400 d 4MATIC スポーツ」と「GLE 450 4MATIC スポーツ」は、「0:100-100:0」の連続可変トルク配分が可能になっている。

 今回試乗したのは、「GLE 400 d 4MATIC スポーツ」と「GLE 450 4MATIC スポーツ」の2台。前者は1109万円という本体価格で、パノラミックスライディングサンルーフ(18万3000円)とメタリックペイント(9万3000円)、保証プラス(16万5000円)、メンテナンス プラス(19万8000円)まで含めると1172万9000円になる。後者は車両本体価格が1153万円で、パノラミックスライディングサンルーフ(18万3000円)とスペシャルメタリックペイント(19万4000円)、保証プラス(16万5000円)、メンテナンス プラス(15万4000円)まで含めると、1222万6000円まで跳ね上がる。

 新型GLEのプラットフォームは、「MHA(Modular High Architecture)」と呼ばれる新開発のもので、先述したようにMクラスの事実上マイナーチェンジ版であった先代から見た目も中身も大幅に変わっている。

 まず、「GLE 400 d 4MATIC スポーツ」から走り出す。2420kgという車両重量を感じさせる重厚感のある乗り味が印象的で、その巨体と重さにふさわしい、ややゆったりしたハンドリングに終始している。試乗ステージは大小多様なコーナー、様々な勾配があり、さらに水や泥がたまっている場所もあるなど、オンロードではあるものの、クルマをスムーズに走らせるにはなかなか厳しい条件だったが、その巨体をものともせずに正確なラインを描くことが可能だ。

 試乗車のタイヤは、ミシュラン「LATITUDE SPORT 3」で、275/50R20というサイズ。大きめで底の厚いブーツを履いているような、重い乗り心地。それでも標準装備のエアサスペンションの効果もあってか、不快な振動に襲われることはほとんどない。また、大型SUVらしい高い着座位置もあって、遠くで振動を減衰しているような感覚がある。また、ノイズの遮断も見事で、ディーゼルエンジンらしい音や振動は確かに感じられるものの、高級SUVとして十分に許容できる範囲だ。

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