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【連載】クルマに乗って「オイシイモノ」を食べに行こう! ⑦マツダ CX-30 400km乗ってわかった燃費、乗り味 マツダ CX-30 美しすぎて「ぶつけられないクルマ!?」アナログ派・ヒトシ君×助手75の言いたい放題本音インプレ

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助手75:いや〜、思いの外ヒットでしたね。冷がそれはそれは美味しかった。
ヒトシ君:初めて来たけど、よかったね! あそこで諦めずに冷にいったことが功を奏したよ。

 なんの功だかわからないが、とにかく大満足なふたり。クルマに乗り込むと、開口一番75が「次はななやさんです!」。「ななやさん」と言われてもよくわからないが、どうやらお約束のデザートである。

助手75:静岡と言えばお茶、お茶と言えばななやさんのジェラート!
ヒトシ君:入るかな〜、お腹いっぱいだけど、デザート入るかな〜。

 などと言いつつ、すぐ近くの「静岡抹茶スイーツファクトリー ななや」さんへ。店内に入るとたくさんの商品の奥のジェラートケースが目に入る。抹茶専門店なだけあって、ジェラートのラインアップはほぼお茶系。
 抹茶の濃さが7段階となっていて、色も黄緑色(1番)から濃い緑(7番)となっている。一番濃いのはもう抹茶(粉)そのものの色! 例によって75の自腹なため、「ここは私が!」と一括注文。

お腹いっぱいといいつつ、しっかり堪能するふたり
ダブル×3で、6種類。1番と7番は外せません。抹茶だけだと飽きてしまうので、ほうじ茶味と紅茶&チョコチップ味も
1番と7番では色の違いがこんなにも! お味も口当たりなめらかな1番に比べて7番は抹茶そのものの濃ぃ〜〜い苦味が


 お茶屋さんから出てきて駐車場に停まるCX-30の美しさにしばし見惚れるふたり。このあとはどうやら日本平を目指すという。

ヒトシ君:それにしてもCX-30、飛び抜けてかっこいいね。ぶつけちゃたらちゃんと板金できるのかな?
助手75:流れるようなボディラインの完全復活は厳しいかも……。ぶつけられないクルマ……。あ、今度はワタシ、後席に乗ってみます。

しっかりお土産までGET。なにしてるんだか……
このサイズでここまでキマるクルマも珍しい


ヒトシ君:後席の乗り心地はどう?
助手75:MAZDA3の穴蔵感ありありの後席と比べるまでもなく明るいです。やっぱり開放感があるほうがいいですよ。乗り心地も悪くない。というか、いいです。間違いなく良くなってる! これ、手を入れていますよね。失礼ながらMAZDA3の後席は乗らされて仕方なく感が強いですが、これは突き上げ感もないし、とてもいい。
ヒトシ君:それにしても最近のマツダはインテリアの質感が高くなったねぇ。昔はもっとガサツだったのにねぇ、誰かさんみたいにねぇ。
助手75:はぁ(語尾がこれでもかというくらい上がっている)なんか言いました? でも、シートの感じといい、ダッシュボードの仕立てといい、このクラスではピカイチですね。ところで、このこのクルマ、AWDなんですけど、それはどうですか?
ヒトシ君:フルタイムAWDっていってもまぁカップリングのオンデマンド式だからね。やっぱりセンターデフ付きのフルタイムAWDとは違うね。あんまり「ヨンク感」はない。でもだからといって、「FF感」もない。そこはいいよね。さあ、ちょっとした上りのワインディングだゼ!
助手75:だゼ! って……。CX-30だとワインディングを攻めたりはしないんじゃない?
ヒトシ君:うーん。やっぱりエンジンに力がない……。

タイヤが大きいのは乗り心地的にはいいんだけど、サスペンションが動く前にタイヤが動いちゃってる感じがする。タイヤの縦ばねをうまく使うって考え方なんだろうけど(編集部註:写真はリヤサス。MAZDA3と同じくトーションビームアクスル式)


助手75:でも、ちょっと背が高いから乗り降りがしやすいのはいいですよ。
ヒトシ君:そうなんだよね。前にも書いたけど、MAZDA3のFBが昔のスペシャルティ的なポジションで、セダンがフォーマル、で、このCX-30がど真ん中のハッチバックや昔のセダン的なポジションだと思うわけ。ってなると、CX-30の2.0ℓガソリンでMTが選べるのに、MAZDA3のFBでは選べないっていうのが、ちょっと解せないけどね。でも、CX-30、よくできていると思うよ。

定員乗車時でも430ℓの大容量を誇るラゲッジルーム。大きな荷物や重たい荷物でもスムーズに積み降ろしできるよう、開口部や地上高を設計しているという


助手75:ヒトシ君はMAZDA3のSKYACTIV-Xエンジン搭載モデルも乗ったんでしょ? CX-30のX搭載モデルも1月には発売になるけど、比べたらどう?
ヒトシ君:SKYACTIV-Xはとてもいいよ。別のクルマになる。CX-30のSKYACTIV-X搭載モデルも今度乗って比べてみようよ。乗る前に、結論出すのは危険だからね。
助手75:でも、純粋にどっちが運転しやすそうかっていったら、MAZDA3よりCX-30よね。アイポイントが高くてボディが小さい、おまけに見た目もかっこいいっていうのはいいわね。
ヒトシ君:あああ、75に運転させるの忘れてた。もう時間がない!
助手75:嗚呼、残念ねぇ〜。でももう給油して返却しないと間に合わないわよ! ま、じつはMTに自信がないから、気づかれないようにしてたんだけどね。

気になる燃費は……
CX-30のエンジンはレギュラー仕様
燃料タンクは48ℓ。約2/3を消費


ヒトシ君:燃費はどうだったかな? このクルマのモード燃費は

WLTCモード:15.6km/ℓ
市街地モード12.5km/ℓ
郊外モード15.9km/ℓ
高速道路モード17.2km/ℓ

か。今日は燃費のこと考えずにずいぶんエンジン回したからなぁ。
助手75:コホン。発表します。主に高速道路を走ったときが、渋滞ありで14.3km/ℓ、トータル400km走って総合で13.3km/ℓでした。
ヒトシ君:あれ、この前のMAZDA3セダン(FF/6AT)のときはどうだったっけ?
助手75:ワインディングを気持ちよく走って11.8km/ℓだったから、今回はAWDなワリに、まぁまぁでしたね。まぁ、MAZDA3セダンのときは伊豆スカイラインとかを気持ちよく走りましたからね。
ヒトシ君:そうか。どっちも400km走ったんだね。同じエンジンだし。ファミリーカーとして買うならCX-30かな。乗り降りしやすいし、室内も明るい。ひとりで乗ることが多いならMAZDA3FB。やっぱりあのカッコ良さには魅力があるよ。オーセンティックは佇まいがいいなら、セダン。セダンも美しいからね。75はどう?
助手75:自分で運転するならMAZDA3FB、迎えにきてもらうならMAZDA3セダンかな。あ、CX-30もGOODですが、ワタクシの場合はドライバーズシートかナビゲーターシートしか座らないので、ファミリーカーとしての資質はあんまりカンケーないのです。ファミリー利用には俄然オススメしたいですね。あ、実家のCX-5、買い替え検討させようかな。

【本日のルート情報】
マツダ横浜R&Dセンター(神奈川区守屋町)第一京浜〜首都高。横浜新道~保土ケ谷バイパス〜新東名・藤枝岡部IC。無事に食事とデザートを堪能した後は、焼津ICから東名に乗って日本平久能山スマートインターチェンジで降りて日本平を登る。復路は日本平久能山スマートインターチェンジから東名をゆるゆると走ってマツダ横浜R&Dセンターへ。

【本日のオイシイモノ情報】
中華そばの老舗「マルナカ」
静岡県藤枝市志太3丁目1-24
054-646-1516
08:30~13:20
日曜/祝日/第2・4土曜日定休(その他臨時休業有)

ななや 藤枝店・自家製菓子工房
静岡県藤枝市内瀬戸141-1
054-646-7783
10:00~18:00
水曜定休(祝日の場合は営業)

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください

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全長×全幅×全高:4395mm×1795mm×1540mm
ホイールベース:2655mm
車重:1440kg

サスペンション:
F|マクファーソンストラット式
R|トーションビーム式

タイヤ&ホイール:215/55R18/18×7Jインチアルミホイール

駆動方式:4WD
エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
型式:PE-VPS型(SKYACTIV-G 2.0)

最小回転半径:5.3m

排気量:1997cc
ボア×ストローク:83.5×91.2mm
圧縮比:13.0
最高出力:156ps(115kW)/6000rpm
最大トルク:199Nm/4000rpm

燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI)
燃料:レギュラー
燃料タンク:48ℓ
燃費:
WLTCモード燃費 15.6km/ℓ
市街地モード 12.5km/ℓ
郊外モード 15.9km/ℓ
高速道路モード 17.2km/ℓ
トランスミッション:6速MT

車両本体価格:297万円
※試乗車はオプション込み305万6880円

apparel(75)|coat:TATRAS/tops:ENFOLD/pants:DR DENIM/shoes:Salvatore Ferragamo/bag:State of Escape

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