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〈トヨタ・ノア〉精悍フェイスと優れた実用性でファミリーに好評【ひと目でわかる最新ミニバンの魅力】

  • 2020/02/25
  • MotorFan編集部
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撮影車両:HYBRID Si

月間登録台数:4183台(19年6月〜11月平均値)
現行型発表:14年1月(一部改良 19年1月)
JC08モード燃費:23.8km/ℓ ※ハイブリッド車

REPORT●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
MODEL●佐々木萌香(SASAKI Moeka)

※本稿は2019年12月発売の「2020年 最新ミニバンのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

空間効率の高さを物語る箱型だが、「Si」は大型リヤバンパーやサイドマッドガード、リヤスポイラーなどの専用エアロパーツにより、スポーティムードを強調。BBS製16インチアルミホイールも足元を引き締めている。

■主要諸元 HYBRID Si
全長×全幅×全高(㎜):4710×1735×1825
室内長×室内幅×室内高(㎜):2930×1540×1400
ホイールベース(㎜):2850
トレッド(㎜) 前/後:1500/1480
車両重量(㎏):1640
エンジン種類:直列4気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄):1797
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):73[99]/5200
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):142[14.5]/4000
モーター最高出力(k W[㎰]):60[82]
モーター最大トルク(Nm[㎏m]):207[21.1]
燃料タンク容量(ℓ):50(レギュラー)
トランスミッション形式 :電気式無段変速機
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:205/55R16
最小回転半径(m):5.5
JC08モード燃費(㎞/ℓ):23.8
車両本体価格:334万7300円

先進安全装備

単眼カメラとレーザーレーダーの検知を使う衝突被害軽減ブレーキは、対車両が10〜80㎞/h、昼間の対歩行者は10〜65㎞/hで作動。車線逸脱警報は50㎞/h以上、オートマチックハービームは、30㎞/h以上が条件になる。

撮影車両データ

ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
オプション装備:T-Connectナビ10インチモデル DCMパッケージ(34万4300円)/リヤオートエアコン+寒冷地仕様(6万9300円)/SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンシールドエアバッグ(4万9500円)/特別塗装色(3万3000円)/他

ボディカラー

インパネ

細いAピラーや大きな三角窓、すっきりしたインパネ形状により良好な前方視界を確保し、ボンネットフードも視認できるため、狭い場所でも取り回ししやすい。操作しやすいプッシュ式オートエアコンを全車に標準装備する。写真のSD ナビはメーカーオプション。

乗降性

1列目:助手席シート高760㎜ ステップ高380㎜
2列目:シート高760㎜ ステップ高355㎜
3列目

低床かつ大開口部の2列目1400㎜の室内高によりなら立ったまま乗降可能で、人でも少し屈むだけですむ。席も床が低く足の運びは楽長身の人だと頭上が少し狭くじるかもしれない。3列目は2列目を前にスライドさせるか、キャプテンシートは2列目間を通っても乗降できる。

ミラー・トゥ・ミラー:2065㎜ 全幅:1735㎜
開口高:500㎜ 全高:1825㎜
リヤゲート地上高:1840㎜ 全長:4710㎜ 最小回転半径:5.5m

4.7mを切る全長でも3列シート化を無理なく成立させている箱型スタイル。リヤスライドドアの開口部は幅が805㎜あり、1400㎜という高めの室内高、低床設計により子どもからお年寄りまで楽に乗降できる。写真の「Si」は、存在感のあるスモークメッキのフロントグリルやエアロ装着車ということもあり、重心の低さを感じさせるフォルムになっている。

居住性

1列目

左右ウォークスルーが可能な前席は、LLクラスと比べるとシートサイズはさすがに小さめだが、不足は感じさせない。シートリフター、チルト&テレスコピックにより適正な運転姿勢が取れる。頭上は広く、身長171㎝の筆者で30㎝強もの余裕が残る。

3列目
2列目

身長171㎝の筆者が運転姿勢を決めた後ろに座ると、2列目を最後端にスライドさせた位置で膝前にこぶし3つの余裕が残る。3列目は前席下に足が入るため、姿勢の自由度は比較的高め。座面は前後長こそ長いが床からの高さは低く、膝を抱えるような姿勢になる。

ラゲッジルーム

通常時:高さ1240㎜ 奥行き400㎜
2+3列目格納時:幅980㎜ 奥行き1780㎜
3列目格納時:奥行き1220㎜

3列目はスライドしないため、荷室を拡大する際には3列目を左右に跳ね上げる。スプリングの力により片手でも操作できるなど、秀逸な操作性は大きな美点だ。2列目キャプテンシートは、スライドを前にさせて奥行きを稼ぐ方法で、ベンチシートの場合はチップアップが可能なのでさらに広い荷室を生み出せる。荷室の奥行きを重視するなら後者の方が向く。

うれしい装備

3列目を跳ね上げて、キャプテンシートを横スライドさせると、810㎜ものロングスライドが可能だ。リムジン並の広大な足元空間が広がるためゆったりできる。ベンチシートも580㎜のロングスライドを用意する。
ハイブリッドでもサブトランクは広く、幅は分割式だが荷室幅にほぼ近く、深さは約220㎜、奥行きは58㎜ある。
ハイブリッド仕様は、毎分燃費などの細かな履歴が分かる燃費表示をはじめ、エコドライブの評価が分かる「ESPO」、エネルギーモニターなどを表示する。
バッテリー残量によりモーター走行が可能な「EV」、省燃費運転の「ECO」、パワフルな走りが引き出せる「PWR」の3モードをハイブリッド車に用意する。
リッド付きのアッパーボックスに加えて、その下のオープントレー、グローブボックスと助手席前の収納スペースは充実している。
上位機種の前席両側に標準装備するシートヒーターは、寒さに応じて設定できるハイ/ロー切り替え式。冬場にあると助かる装備だ。
フロントコンソールボックスは、リッドを開けると箱型ティッシュが入る大容量を確保する。裏側には、充電用USB端子を備える。
7人乗りに設定される折り畳み式サイドテーブルは、2列目乗員のためふたつのカップホルダーを備える。小物を置くのに最適だ。

SEAT ARRANGE

7人乗り:2名乗車+自転車積載状態
8人乗り:1列目シートフルフラット状態
8人乗り:2+3列目シートフルフラット状態
8人乗り:5名乗車+ラゲッジスペース

荷物の積載性を重視するなら8人乗りの2列目ベンチシートの方が向く。580㎜ロングスライドに加えて、2列目のチップアップにより奥行きが稼げる。7人乗りは3列目を跳ね上げて2列目を前にスライドさせた状態が最大時になる。7人乗り、8人乗りともに1-2列目と2-3列目のセミフラットが可能で、大人2名までなら車中泊や仮眠などにも対応する。

バイヤーズガイド

ハイブリッドとガソリン車の価格差は「G」比較で約39万円。HVにぜひ欲しい、アウトドアはもちろん、災害時にも役立つAC100V/1500Wコンセントは4万4000円のOPとなる。電源車として期待、活用するならHVを薦めるが、安全装備ではトヨタの最新車やライバルのセレナに及ばない。

ハイブリッド車は、1席集中モードで燃費を向上する「S-FLOW+温度センサー」オートエアコンを搭載。上位機種にバックドアイージークローザーを標準化し、ワンタッチスイッチ付き電動スライドドアは全車にオプション。
X
ハイブリッドG

ハイブリッドSi

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