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ホンダ新型シビックタイプR 開発責任者に訊く、Type Rにかけた想いとココがキモ! のチェックポイント タイプRは進化し続ける! ホンダ 新型シビックタイプR 発表!シフトノブ、ステアリング、ボディカラーにも開発責任者の想いが詰まっている!

  • 2020/02/20
  • MotorFan編集部 生江凪子
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新型ホンダ・シビックタイプR Limited Editionと開発責任者の柿沼秀樹氏

ホンダのレーシングスピリットが不安視される昨今、それを払拭するような想いのこもった車両が発表された。シビックタイプRだ。「毎年毎年、1戦1戦進化して、初めて勝つか負けるかっていうレースと同じで、スポーツカーも進化をやめちゃいけないんです。とにかくやれることを進化させることが重要なんです」という熱い想いを会社へ訴えるところから始まった、Type Rの開発。その想いと、開発責任者・柿沼氏がこだわったポイントを訊いた。

TEXT&PHOTO:生江凪子(NAMAE Naco)
Special Thanks:柿沼秀樹(Type R 開発責任者/本田技術研究所)

説明会の舞台は四谷のスタジオ

 2月に四谷のスタジオで、ホンダ CIVIC Type R の説明会があるという。オートサロンでアンヴェールされた CIVIC Type R はもちろん、それをさらに研ぎ澄ませた CIVIC TYPE R Limited Edition だ。もちろんすぐに参加の返信をし、当日を待つ。
 当日、道中「リミテッドのコンセプトカラーは、きっとブルーだよね(北米でのイメージカラーがブルーだったから)」などと言いつつ、スタジオ内に入ると、そこにはオートサロンに飾られた白い TYPE R と、目の覚めるような鮮やかなイエローカラーの車両が飾られていた。予想、大外れ。

 プレゼンののちにフリーでインタビューできる時間となるや、シビックタイプR開発責任者の柿沼秀樹氏の元へ。発表となった胸中、そして開発責任者としてここはこだわったというポイントを訊いた。

 今回発表されたシビックタイプRは、①サーキット性能の進化、②一体感/ダイレクト感の進化、③ドライビング空間の進化と3つの柱で開発が進められたという。この記事では、開発責任者の生の声を掲載したいため、細かな開発ポイントについては、別の記事を確認してほしい。

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柿沼秀樹氏(以下、柿沼。敬称略):よろしくお願いします。どうぞ、お掛けください。

Motor-Fan.jp編集部(以下MF):色、いいですね。

柿沼:色、いいでしょ! もう、ボクが「黄色しかないだろう!」って。「黄色! 絶対に黄色」って、最初から言って決めました。

MF:ところで、限定1000台、日本では200台ですね。シリアルナンバーにJPNと刻印されていますが、これは国で違うってことですよね。どのナンバーも001から始まって、1000っていうナンバリングは、ないということですね。

柿沼:そうです。全世界で約1000台ってことで、それを地域で振り分けて、で、日本は200台。001から始まって200まで。日本と欧州、北米。もちろん同じ001でもJPNだったり地域が刻印されているんで同じシリアルプレートは一切ないです。

MF:はい。そして、これは……抽選、ですよね。販売方法ですが。

柿沼:その販売方法も、いま検討しているんです。我々としては、タイプRのコアファン、いままでタイプRを愛してくださってきた方々にお渡ししたいので、(販売方法を)そのようにできないか、という要望はしております。

MF:それ、重要なことですよね。

柿沼:重要ですね。

北米のホンダのホームページでひと足先に公開された新型シビックタイプRはブルーがテーマカラーだ

さらに研ぎ澄ませたリミテッドとは


MF:こっち(白いカラーリングのタイプR)は、オートサロンで発表された車両ですね。

柿沼:そうです。

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MF:リミテッドとの違いは、先ほどプレゼンでおっしゃっていた違いのほかになにかありますか。

柿沼:あれですべてです。まず、ベースとして進化をさせて、そこから防音材とかを抜いて軽くして、鍛造ホイールとカップ2タイヤ。で、そのカップ2タイヤに合わせたセットアップ、サスペンションのダンパーのセットアップとか、ステアリングのEPSとかも全部、このタイヤ・ホイールウエイト、このマッチングに合わせた専用のセッティングをしました。

MF:やはり、乗り味は違いますよね。

柿沼:軽くなってタイヤのグリップが上がる、というタイヤ・ホイールの違いがあるじゃないですか。その違いがあるぶんをダンパー側でよりバランスを上げたっていう感じでしょうか。

MF:リミテッドは、インシュレーターをいっぱい取って、防音材も剥がしているじゃないですか。やはり乗ってすぐにわかるくらいダイレクトなんですか。

柿沼:もう、ダイレクトですよ。

MF:うるさい感じ?

柿沼:いや、それこそ初期のインテグラタイプRとかシビックタイプRはうるさかったですが、その頃よりも骨格構造のNV特性も格段に進化しているので、防音材を抜いてもそんなに昔みたいに「うるさくて乗っていられない」ってクルマじゃないですよ。そうですね、うるさくてどうのこうのより、より(エンジン音が)ダイレクトに聞こえるよねって感じでしょうか。

MF:タイプRは日本でも、もちろん欧州やアメリカでも人気があるんだと思いますが、地域としてはどこが一番アツいんでしょう。ファンとしては。ヨーロッパの人たちが一番こういうクルマを「待ってました!」ってなってくれるんですか。

柿沼:そうですね。ヨーロッパもそうですけど、北米も結構アツいですね。

初代へのオマージュ、サンライトイエローⅡ

登壇した開発陣は、全員サンライトイエローⅡに合わせて黄色のネクタイを着用!


MF:世界中の熱烈ファンに支えられている。ところで、北米はあのブルーがイメージカラーになるんですか。

柿沼:で、(北米は)やっていますね。

MF:今日、道中で「きっとブルーだよね」と話していて、到着したら違ったので。あ、このカラーリングだったんだって。

柿沼:そうそうそう。オートサロンで白のカラーを出したら、もう北米のホームページがブルーを出しちゃってね……。

MF:でも、開発陣としてはこの初代 タイプRを思わせる[サンライトイエローⅡ]に一番思い入れがある。

柿沼:このリミテッドエディションは先ほどプレゼンでもご説明したとおり、ソウル、想いの上で、今回設定させていただいたんで。

MF:リミテッドエディション自体は、今回出して多分すぐに売り切れると思うんですが。そうするとまた1年、2年後とかにまた別のリミテッドをいろんなカタチで出していきたいっていうような想いは、あるのですか?

柿沼:もちろん!想いはあります。ただ、なかなか……。いままでのタイプRのマイナーチェンジって、変更点って少なかったじゃないですか。ほとんどなかったんですよ、過去のタイプRは。だけど、我々はスポーツカーは3年、作って3年、ほっぽらかしにしていたらダメだと。「ちゃんと進化し続けるべきなんだ」って会社に訴え続けて、この開発を認めてもらって、ここまできた。これだけの開発内容を実施することができたっていう経緯があるんで……。

MF:じゃあ、まずはこれが瞬く間に売り切れることが、大事ですね。

柿沼:そうですね!

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