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快適な毎日のために”心地よさ”という提案:ホンダ新型フィットの使い勝手を徹底チェック!

  • 2020/04/06
  • ニューモデル速報
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人に好かれるものはどういうものなのか、フィットの使い勝手は、開発責任者が追求したテーマそのものの具現化といえる。優れた視界、リラックスできる室内、そして座り心地の良いシート。どれもが乗る度に実感できる。

REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●中野 幸次(NAKANO Koji)
ASSISTANT●大須賀 あみ(OSUGA Ami)
※本稿は2020年2月発売の「新型フィットのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

ホンダ・フィットe:HEV LUXE

ボディカラー:プレミムグラマラスブロンズ・パール
インテリアカラー:ブラウン 
オプション:ナビゲーション
※一部のカットは別グレードの車両を撮影しています。

極細Aピラーが視界を広げる

新型フィットのAピーラーの細さは、乗り込んでまず感じる驚き。幅はわずか55㎜。単に開放感を高めるだけでなく、斜め前方の視界を広く確保することで運転しやすく、死角を減らして安全性を大幅に高めているのだ。

インパネ上面もすっきり

メーターフードを廃したインパネ上面も、徹底した開放感へのこだわりにつながる。スッキリとした視界は運転のしやすさを高め、また昨今では珍しい2本スポークのステアリングホイールもインテリアに開放感をもたらすアイデアだ。

〈運転席まわり〉メーターは全車ともフル液晶化 ダッシュボード上部はフラットに

ダッシュボードは上面のフラットさにこだわって作り上げた水平基調。「LUXE」の場合、助手席前のベージュの部分は布巻のソフトパッドで、リラックスできる雰囲気を狙っている。
メーターは7インチのフル液晶。とはいえ凝ったグラフィックで情報を多く表示するのではなく、必要最小限の情報を最大限大きく表示することに注力。大きな速度表示はその象徴で、下半分(マルチインフォメーション)を消すモードさえ用意。
セレクターレバーはコンベンショナルなタイプで、先代と違ってハイブリッド車でも電子シフトレバーではないのは興味深い。

ステアリングリモコンは右側にクルーズコントロールなどの先進運転支援関連、左はオーディオとメーター内表示の切り替え。

オートライト装着義務化に対応し、ライトスイッチは「AUTO」がデフォルト。操作後は自動的にAUTOに戻る。その奥のスターターボタンは鼓動のように赤く点滅する。ワイパーは間欠サイクルを無段階に調整可能だ。

メーターの照度調整スイッチも凝ったデザイン。メーターを挟んでスターターと左右対称に配置されている。
インパネ右端下にはヘッドライト光軸調整、先進安全機能やスタビリティコントロールのオフスイッチなど、運転機能系のコントローラーが並ぶ。
パーキングブレーキはライバルに先んじて採用される電動式。停車時にブレーキペダルから足を離しても停止状態を保つホールド機能付き。
ガソリン車にはアイドリングストップ機能が組み込まれ、煩わしい時には解除も可能だ。コンソールにあるのはその解除スイッチ。

メーター内インフォメーションディスプレイ

【ドライブ情報】走行経過時間や平均速度を表示。右上にはカメラが読み取った道路標識が示される。”丸囲みの40”は「制限速度40㎞/h」を意味する。
【燃費情報】上からバーグラフによる”瞬間燃費”、数字による”平均燃費”、そして直近の燃費と燃料残量から計算した”航続可能距離”を示す。
【ハイブリッドシステム】エンジンやモーターとタイヤの間のエネルギーの流れとバッテリー残量をグラフィックで伝える。新型フィットはモーター駆動領域が増えた。
【クルーズコントロール】ACC(アダプティブクルーズコントロール)使用時の設定速度や前走車との距離設定を表示。ブレーキやウインカーも点灯する。
【安全支援情報】衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱防止機能。踏み間違い防止支援システムなど安全支援機能の設定状態を画面で確認できる。
【パーキングセンサー警報】バンパー内に組み込んだ超音波センサーで障害物への接近を感知。接近した場合はアラームとメーター内の表示でドライバーに伝える。

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