Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニュース・トピック

チタンマフラーが素敵! 話題の250クォーターマルチ、カワサキ Ninja ZX-25Rにレースイメージ車が登場

  • 2020/04/04
  • MotorFan編集部 北 秀昭
このエントリーをはてなブックマークに追加
写真右は2020年秋に市販予定の「カワサキ Ninja ZX-25R」。写真左は初公開のレースイメージ版。

2020年秋に国内で発売される250cc4気筒スポーツモデル「カワサキ Ninja(ニンジャ)ZX-25R」。初公開となった黒いレースイメージ版は、Ninja ZX-25Rが持つポテンシャルを存分に引き出し、サ ーキット走行を楽しむためにカスタマイズ。カワサキでは2020年秋にデモレース。2021年より、Ninja ZX-25Rのワンメイクレース開催も計画中だ。カーボンカバー等でチューンされたレースイメージ版を、トクとご堪能あれ!
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

250cc 4気筒(クオーターマルチ)がNinja(ニンジャ)で復活!

写真右は2020年秋に市販予定の「カワサキ Ninja ZX-25R」。写真左は初公開のレースイメージ版。

「カワサキ Ninja(ニンジャ)ZX-25R」は、水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ249ccエンジン、新設計の軽量トレリス型フレーム、250ccクラス初となるSFF-BP(ビッグピストン)フロントサスペンション、ホリゾンタルバックリンク式リアサスペンション、ラジアルマウント型モノブロックフロントキャリパーなどを装備した注目のモデル。

 現在、250ccのスポーツモデルは2気筒が主流。排ガス規制等により途絶えてしまった250ccの4気筒(クオーターマルチ)を、漢(おとこ)カワサキがNinja(ニンジャ)ブランドで蘇らせた。

ぜひとも聞いてほしい、250cc4気筒のエンジン音。カワサキ Ninja ZX-25R×ジョナサン・レイの走行動画が公開に!

カワサキは2020年秋に国内で発売される250cc4気筒スポーツモデル「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のサーキット走行の模様を動画で...

あわせて読みたい

A-TECのカーボン製パーツ、BEETマフラーなどでレース仕様にカスタマイズされた「カワサキ Ninja(ニンジャ)ZX-25R」

2020年秋にはデモレース。2021年にはワンメイクレース開催も予定!

レース専用のため、カーボン製カウルにヘッドライトやウインカーの装着はなし。
軽量で頑丈なカーボン製カウルを装備。チェーンカバーもカーボン製をチョイス。
レインボーカラーのチタンサイレンサーと、ブラックカラーの外装類のマッチングも絶妙。
カウル類はノーマル形状をベースに、各部を若干シェイプアップ。
美しさと武骨さを兼ね備えた4本のチタン製エキゾーストパイプ。

 写真は「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」が持つポテンシャルを目一杯に引き出し、サ ーキット走行を楽しむためにチューンされた一台。フロントカウル・テールカウル・タンクカバーはA-TECのカーボン製、EXシステムはBEETの「NASSERT-R Evolution TypeⅡ(Race Prototype)」、Ninja ZX-10R用のSHOWA製リアサスペンション、SNIPER製バックステップなどで構成。スイングアームやフレーム、フロントディスクローターやメーター周りなども、カーボン製カバーでカスタマイズされているのがポイントだ。

 カワサキによれば、ユーザーに多様なバイクライフを楽しんでもらう施策の一環として、2021年 より「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のワンメイクレース開催を計画中!

「レース経験者はもちろん、レース未経験でも参加しやすく、参加した皆様に楽しんで頂けるイベントを目指していきます。また、2020年秋頃には、デモレースの開催も検討。内容については、詳細が決まり次第、追ってお知らせいたします!」

 なお、今回公開されたレースイメージ車両は、ワンメイクレースやデモレースで使用するマシンではないので悪しからず。

カーボン製フロントカウルで戦闘的なフロントマスクを演出。
シャープなイメージに絞り込まれたテール部。

レースイメージ版の各部をチェック

カウル類はすべてA-TEC製。
商品名の「BLACKDIAMOND」ロゴをアレンジ。
チェーンカバーはカーボン製に変更。スイングアームにはセンタースタンドフックも装備。
前後タイヤはダンロップ「SPORTMAX α-13SP」。ロゴはイエローカラーにマーキング。
レース用のため、スイングアーム下部にはカーボン製チェーンガードやセンタースタンドフックを装着。
カーボンカバーでドレスアップされたメインフレーム部。
バックステップはSNIPER製をチョイス。
リアサスペンションはSHOWAのNinja ZX-10R標準装備品に変更。
マフラーはBEETの「NASSERT-R Evolution TypeⅡ(Race Prototype)」を装備。
スイングアームにはカーボン製カバーをチョイス。
レインボーカラーに焼けたチタン製エキゾーストパイプ。サイレンサー接合部には衝撃を和らげるためのスプリングフックを装備。
ステッカーチューンされたアンダーカウル。
ラジエター部。
サイド部にはノーマルと同じ、グリーンの網目模様をアレンジ。
サイド部にはノーマルと同じ、グリーンの網目模様をアレンジ。
タンクカバーはA-TEC「BLACKDIAMOND Racing Tank pad」を装着。
レーシーかつシンプルな雰囲気のハンドル周り。
メーター周りもカーボンカバーでカスタマイズ。
ブレーキ&クラッチレバーはSNIPER「6段階アジャスター&可倒式ブレーキレバー」。
レバーガードはSNIPER「カーボンレバーガード」。
ノーマルのラジアルマウント式キャリパーにカーボンカバーを組み合わせ。
カーボン製フロントフェンダーをチョイス。フロントフォークのインナーチューブは表面処理加工。
レース用のため、シングルシートに変更。テールカウルはA-TEC「BLACKDIAMOND Racing Seat cowling」。

レースイメージ版の装着パーツ一覧

パーツ ブランド 品名 / カスタム内容 製造元メーカー

・カウリング A-TEC BLACKDIAMOND Racing Full cowling 有限会社エーテック
・テールカウル A-TEC BLACKDIAMOND Racing Seat cowling 有限会社エーテック
・タンクカバー A-TEC BLACKDIAMOND Racing Tank pad 有限会社エーテック
・マフラー BEET NASSERT-R Evolution TypeⅡ(Race Prototype) 株式会社日本ビート工業
・タイヤ DUNLOP SPORTMAX α-13SP 住友ゴム工業株式会社
・チェーン RK BL520R-XW アールケー・ジャパン株式会社
・スプロケット RK Ninja ZX-25R標準装備品を塗装 アールケー・ジャパン株式会社
・サスペンション(フロント) SHOWA Ninja ZX-25R標準装備品のインナーチューブ表面処理を変更(参考出品) 株式会社ショーワ
・サスペンション(リア) SHOWA Ninja ZX-10R標準装備品に変更(参考出品) 株式会社ショーワ
・ステップ SNIPER バックステップキット 有限会社ナッツベリープランニング
・ブレーキレバー SNIPER 6段階アジャスター&可倒式ブレーキレバー 有限会社ナッツベリープランニング
・クラッチレバー SNIPER 6段階アジャスター&可倒式クラッチレバー 有限会社ナッツベリープランニング
・レバーガード SNIPER カーボンレバーガード 有限会社ナッツベリープランニング

製造元メーカー 会社情報

有限会社エーテック
〒675-0103兵庫県加古川市平岡町高畑597-1
http://www.a-tech.org

株式会社日本ビート工業
〒591-8014大阪府堺市北区八下北3番53号
http://www.beet.co.jp/

住友ゴム工業株式会社
〒651-0072兵庫県神戸市中央区脇浜町3-6-9
http://www.srigroup.co.jp/

アールケー・ジャパン株式会社
〒369-0104埼玉県熊谷市冑山668
http://www.rk-japan.co.jp/

株式会社ショーワ
〒361-8506埼玉県行田市藤原町一丁目14番地1
https://www.showa1.com/jp/index.html

有限会社ナッツベリープランニング
〒566-0011大阪府摂津市千里丘東2丁目9番34号
https://sniper.parts

ぜひとも聞いてほしい、250cc4気筒のエンジン音。カワサキ Ninja ZX-25R×ジョナサン・レイの走行動画が公開に!

カワサキは2020年秋に国内で発売される250cc4気筒スポーツモデル「Ninja(ニンジャ)ZX-25R」のサーキット走行の模様を動画で...

あわせて読みたい

レッドゾーンが17,000rpmからってヤバイ! カワサキから電撃発表の250cc4気筒「Ninja ZX-25R」、発売は2020年秋【東京モーターショー2019】

1980年代から90年代にかけて、250ccクラスで各社が覇権を競った4気筒エンジン搭載モデル。1万回転を超えてからの加速感は他の...

あわせて読みたい

カワサキ Ninja ZX-25Rの登場に「待っていたぞ!」と、オジさんは思わず膝を叩いてしまった。【東京モーターショー2019】

待望の4気筒モデルである。すでに乗る前から、それが発揮する(であろう)エキサイティングな走りっぷりを想像し、胸が熱く...

あわせて読みたい

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ