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トヨタ・スープラSZ-R:「エンジン回転数とギヤ段の選択は、完全にクルマ任せでいい。それでとことん気持ち良く、スポーツドライビングを楽しめる」

  • 2020/04/10
  • MotorFan編集部
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トヨタ・スープラSZ-R 車両価格○600万9259円

トヨタ・スープラSZ-Rが搭載するエンジンは、BMW製B48型2.0ℓ直4ターボだ。トランスミッションはZFの8HP。BMW流パワートレーンのフィールはどうか? トヨタとBMWの合作とも言えるFRスポーツ、スープラをモータリングライターの世良耕太が試乗した。

TEXT&PHOTO◎世良耕太(SERA Kota)

SPORTに切り替わった途端、排気サウンドはワイルドになる

エンジン形式:直列4気筒DOHC エンジン型式:B48型 排気量:1998cc ボア×ストローク:82.0mm×94.6mm 圧縮比:11.0 最高出力:258ps(190kW)/5000rpm 最大トルク:400Nm/1550-4400rpm 過給機:ターボチャージャー 燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI) 使用燃料:無鉛プレミアム 燃料タンク容量:52ℓ

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 BMWと同じで、ZFの8HPは隙あれば上の段に変速し、エンジンを常に低回転に保っておこうとする。都内の一般道を巡航しているときのエンジン回転数は1000rpm+αだ。60km/h走行時のエンジン回転数は1200rpmである(目測値。以下同)。低い排気サウンドは後ろから耳に届くが、回転数が低いせいもあってボリュームはたいしたことなく、騒々は感じない。

エンジンはBMWのB48型。車検証やカタログには「B48型」として記載がないが、おそらくB48B20B型。SZの197ps版はB48B20A型

 快適性を重視したNORMALモード時の変速制御でも、力の出方にもどかしさを感じることはない。大排気量NAエンジンを低回転で転がしている感覚である。しかし、時と場合によってはもっと刺激が欲しくなることもあるだろう。そんなときは、シフトセレクターの手前にあるSPORTと書かれたボタンを押せばいい。SPROTモードに切り替わった途端、センターのディスプレイは「スポーツ表示」に切り替わり、出力とトルクを数字とグラフィックで表示するようになる(注視する余裕はないが)。

 SPORTに切り替わった途端、排気サウンドはワイルドになる。オフスロットル時にはアフターファイヤー風の音を響かせることもある。ちょっと、やさぐれた荒っぽさを感じる。水平対向4気筒ターボエンジンを搭載するポルシェ718系も、1.8ℓ直4ターボを搭載するルノー・メガーヌR.S.トロフィーも、SPORTモードに切り換えた途端、やさぐれ系排気サウンドに一変する点で共通している。「SPORTモード=やさぐれ」は、欧州系スポーツモデルに共通した演出なのだろうか。

 スープラSZ-Rの場合、SPORTモードになったときの豹変ぶりは激しく、はじめは「えっ、そんなに変わる?」と、ちょっとばかりおののいた。オルガン式アクセルペダルの踏み込みに対するやさぐれ系排気サウンドの迫力と、それに呼応した鋭い加速が、まるで別のクルマを操っているような感覚を乗り手に与える。さっきまであんなに大人しかったのに……と。

ターボチャージャーは、ツインスクロールタイプ。直列4気筒エンジンの排気干渉を避けるためにエキゾーストマニフォールドからタービンハウジングへの流路が2分割(1/4番気筒と2/3番気筒)されている

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