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境界線は200kg。 ”チョイ傾け”でバイクは途端に軽く感じる! ケニー佐川の「楽テクBIKE塾」 取り回しのコツ①

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ライディングスクール講師として豊富な実績を持つケニー佐川が、楽に楽しく安全にバイクを操るためのコツを記事と動画で分かりやすくアドバイス!バイク初心者はもちろん、リターンライダーからベテランまで目からウロコの楽ネタ満載です。今回のテーマは「取り回し」の基本について!

REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
PHOTO●星野耕作(HOSHINO Kousaku)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
MOVIE●倉田昌幸(KURATA Masayuki)

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200kgを超えると途端に難しくなる

垂直状態からわずかに傾けるのがコツ

タンクやシートに腰を当てて支える

車体は垂直に近いほど軽く感じる。自分の体重とバイクの車重がちょうど釣り合うポイントを探してみてほしい。人とバイクが互いに支え合う形だ。

200kgを超えると途端に難しくなる

「取り回し」とはバイクを降りた状態で押したり引いたり方向転換したりすること。基本的には動力を使わずに、つまりエンジンをかけずに行います。ガレージや駐輪場への出入りなどで日常的にやっていることと思います。原付や小排気量モデルであればなんてことはないですが、これが大型バイクになるほど途端に難しくなります。それは車体が大きく重くなるからです。経験上、車重が200kgを超えると取り回しが難儀になってきます。排気量で言えばだいたい600cc超ぐらいから。バイクに慣れていない人はさらに重く感じでしょう。そこで身に付けておきたいのが「取り回し」のスキルです。

垂直状態からわずかに傾けるのがコツ

 大型バイクをいかに楽に安全に取り回すか。ずばり、バイクは車体が垂直状態にあるときが最も軽く扱えます。車体が完全に垂直であれば、タンクの上に置いた指一本でも支えられるほどです。逆に車体が傾斜するほど重くなっていきます。だから理想的には車体垂直のまま取り回しができればベストなのですが、それだと反対側に倒してしまうリスクも高まります。反対側にグラッときてヒヤッとした経験がありますよね。そこで対策としては、車体垂直の状態からバイクをわずかに自分のほうに傾けるのがコツです。自分から「体をバイクに寄せる」と言ってもいいでしょう。なるべく少なめの傾斜で確実に支えられるバランス点を見つけてみてください。

最小限の傾きでバランスしている例。この状態をキープしたまま押し引きができれば、大型バイクでも楽に取り回せるはずだ。
これもバランスはしているが、これだけバイクが傾斜していると重くて取り回しどころではなくなる。特に足場が悪いときは要注意。

タンクやシートに腰を当てて支える

 腰でバイクを支える形になりますが、具体的には大腿骨の付け根辺りをタンク後端部やシート脇に当てる感じにすると安定します。体格やバイクの種類にもよりますが、長身の人は自分がやや屈んだほうが腰で支えやすく、小柄な人は腕でタンクを抱え込むようにしたほうが楽な場合もあるかも。もちろん、体力に自信がある人やベテランライダーであれば、腰で支えなくても安定して取り回すことができるでしょう。それはそれで正解です。

腰で支えるのが基本。大腿骨の付け根辺りをタンク後端に当てると安定しやすい。バイクの形状や体格によってやりやすさも変わるが、基本的には「自分がバイクに合わせる」のがポイントだ。
MOTOCOMチャネル

佐川健太郎(ケニー佐川)

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。

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