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日産ルークスのメカニズムを徹底解説!将来をも見据えた全面刷新

  • 2020/08/29
  • ニューモデル速報
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今やファーストカーとして使われることが多いスーパーハイトワゴンは、求められる性能や質感も高まり続けている。日産自動車が初めて開発する軽自動車として先行して発売されたデイズとともにルークスには最新の技術やメカニズムが惜しみなく投入され、取り安全に使いやすく仕上げられれた。さらには、メインターゲットであるヤングファミリーが将来的にミニバンへと乗り換える際にも日産車が選ばれるよう、満足ゆくカーライフを過ごせるクオリティが与えられている。

REPORT●安藤 眞(ANDO Makoto)/編集部
※本稿は2020年4月発売の「日産ルークスのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

「インテリジェント軽ミニバン」を標榜する

全幅:1475mm
全高:1780mm
全長:3395mm

新型ルークスは軽自動車規格の全長・全幅の制約がある中で持てる技術を集結させ、日産の強みであるインテリジェントモビリティコンセプトに、室内の広さと使い勝手というミニバン要件を融合させている。

ゆとりの車内空間を構築

大人4人がゆったりと快適に過ごせる空間を構築するために、先代からホイールベースを65㎜拡大。そのほかにも新発想の後席ロングスライド機能の搭載や、乗員を座らせる位置を高くやや前にすることで見晴らしの良さと後席空間及び荷室空間を拡大している。

ペダルレイアウトの見直しで、より快適に操作が可能

寸法制約が厳しいため、どうしても窮屈になりがちな軽自動車のペダル配置だが、新型ルークスはアクセルペダル〜フットレスト間を31㎜拡大。ペダル角度も見直すことにより、下半身を安定させやすいスタンスを確保した。

広い視界で運転時の安心感をアップ

インパネ上面を低くしたため、クルマ近くの死角が減少。3歳児を模擬した高さ1mのポールを1.5mの距離に置いたテストでは、黄色で表した「顔」部分まで視認できる。駐車場内でクルマの間から飛び出してくる子どもにも気付きやすくなった。

クラス随一の優れた見晴らし

アイポイントの地上高は従来型より61㎜高くなり、1371㎜を確保。ほぼセレナ並みの見晴らしの良さを実現している。遠くの状況が早めに認識できるため、余裕を持ったスムーズな運転が可能になった。

ゼログラビティシートで長時間の着座でも疲れにくい

デイズ同様に、上級セダンであるティアナやスカイラインなどにも採用されている形状のシートを搭載。中折れ形状の背もたれパッドで、上体を広い範囲で支持することで長時間の着座時でも疲労を軽減する。

女性に優しい力要らずの調整機構

チルトステアリングの調整機構にはコラムシャフトを保持するスプリングが組み込まれ、位置調整が容易にされた。また、操作レバーの形状の改善により操作に必要な力も軽減されている。

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