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北米スバル、日本には設定のない2.5ℓエンジン搭載の「クロストレック」改良型発表

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2021 Subaru Crosstrek

2020年6月9日(現地時間)、スバル・オブ・アメリカは新たに2.5ℓエンジンを搭載した「クロストレック」(日本名:Subaru XV)の2021年モデルを発表した。

 クロストレックの改良型は、新しいデザインのフロントバンパーとフロントグリルが採用された。さらにはフォグライトの意匠も変更され、表情が変化している。

 今回新たに最大出力185ps、最大トルク239Nm(176lb.-ft)を発生する2.5ℓ水平対向4気筒(FB25型)エンジンが「Premium」「Sport」のグレードに追加された。また「Base」および「Premium」には最大出力154ps最大トルク197Nmを発生する2.0ℓエンジン(FB20型)を搭載する。

「SPORT」には、ダークグレー仕上げのスポーツタイプ17インチアルミホイールやフロントグリル、サイドミラー、バッジのガンメタル仕上げなど、ユニークな専用装備が与えられている。またXモードが搭載され、「SNOW/DIRT」および 「DEEP SNOW/MUD」を選択でき、ヒルディセントコントロールが備わっている。悪天候や道路状況でAWDパフォーマンスを最適のものに変更できる。

 他のグレードには、CVTのX-MODEとHill Descent Controlが搭載されており、オフロードでのパフォーマンスを向上させた。

 また「Base」を除くすべてのCVT搭載モデルは、ステアリングホイールパドルシフターを備えた8速マニュアルモード機能を備えており、ドライバーは8つのプリセット比率でトランスミッションを制御できる。

 2021年モデルは安全性がさらに強化されており、CVTを搭載したモデルにはアイサイトが標準装備され、レーンセンタリング機能を備えた新しい高度なアダプティブクルーズコントロールが装備された。
 
 新型「クロストレック」は北米で今夏発売予定だ。

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