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マツダCX-3 200万円切りの車両価格でいいところは全部ある1.5ℓモデル。乗り心地はCX-3でベスト。なんの不満もない

  • 2020/06/27
  • MotorFan編集部 鈴木慎一
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マツダCX-3 15S Touring  車両価格○199万1000円 試乗車はオプション込み206万8000円

2020年5月にマツダCX-3のラインアップに加わったSKYACTIV-G1.5の1.5ℓガソリンエンジン・モデルに試乗した。CX-3のかっこよさはそのままに、価格が200万円以下というなかなかうれしいグレード。実際に試乗してどうだったか? 燃費や乗り心地はどうか?

良いところはなにも省かれていない

編集部の地下駐車場に駐めたCX-3。コンパクトなサイズはやはり都会ではうれしい。

 マツダのコンパクトクロスオーバー、CX-3がデビューしたのは2015年2月。すでに5年が経過している。今回、マツダ横浜R&Dセンターで対面したCX-3 15S Touringは、この5月に追加された1.5ℓガソリンエンジン車である。
 CX-3は、デミオ(現MAZDA2)ベースのクロスオーバーだが、デザインが驚くほどかっこよく、エンジンは1.5ℓのディーゼルエンジン(SKYACTIV-D1.5)のみという潔いんだか、思い切りすぎたんだか(!?)というスタートだった。コンパクトなサイズ(全長×全幅×全高:4275mm×1765mm×1550mm)にプレミアムなデザインとパワートレーン、そしてソウルレッドのボディカラーが相まって、注目を集めたわけだ。

1.5ℓモデルが登場したのは、2020年5月。

 現代のコンパクトクロスオーバーは80-90年代におけるトヨタ・セリカ、日産シルビア、ホンダ・プレリュードのようなポジションに位置づけられるクルマだと思う。もっとも重要なのは「カッコいい」こと。CX-3は、そのハードルは余裕でクリアした。
 が、ディーゼルエンジンは高価だ。年間走行距離がそんなに延びない都会のユーザーにとっては、メリットを充分に享受できないという面もあった。そこで、2017年に2.0ℓガソリン(SKYACTIV-G2.0)を追加、 2018年にディーゼルエンジンが1.8ℓ(SKYACTIV-D1.8)に変更されている。そして、この春の1.5ℓモデルの追加となったわけだ。

全長×全幅×全高:4275mm×1765mm×1550mm ホイールベース:2570mm
トレッド:F1525/R1520 最低地上高:160mm 最小回転半径:5.3m
車重:1210kg 前軸軸重750kg 後軸軸重460kg

 結論めいたことを言ってしまうと、「最初から1.5ℓモデルがあったら大ヒットしたんじゃないか?」と思った。
 比較的軽いプライスタグ(エントリーグレードの15Sは189万2000円)、贅沢装備は省かれたけれど必要充分な装備、そしてなにより相変わらずカッコいいスタイル。さらに加えれば、最近のマツダの一押しカラーであるポリメタルグレーメタリックがいい。
 今回試乗した15S Touringは1.5ℓの上級グレードだが、あくまでも「エントリーグレード」としての役割を担っているため、装備は比較的簡素だ。
価格は
1.5ℓ:15S Touring 199万1000円
2.0ℓ: 20S PROACTIVE S Package FF 6AT 248万6000円
1.8ℓDE: XD PROACTIVE S Package FF 6AT 278万9600円

 となっている。この価格は魅力だ。外観は、タイヤ/ホイール径の違いがもっとも大きいが、それ以外で気づく(それも気づく人はごく少数だろう)ところはないと言っていい。

 5月に1.5ℓモデルが追加されてからのモデル構成比は
1.5ℓ:7割
2.0ℓ:2割強
1.8ℓディーゼル:1割弱
 ユーザーがいかに「手軽に買えるカッコいいコンパクトクロスオーバー、CX-3」を待望していたかがわかる。いままで、「ちょっと割高感があって手が出しにくかったんだよね」という層が1.5ℓモデルを購入しているのだ。ユーザーは賢い。

ボンネットフード開けるとエンジンルームはこう見える。フードはダンパーレス。
ご興味のある方は少ないと思いますが、これがエンジンカバー。
裏側はこうなっている。
エンジン形式:直列4気筒DOHC エンジン型式:P5-VPS(SKYACTIV-G1.5)型 排気量:1496cc ボア×ストローク:74.5mm×85.8mm 圧縮比:13.0 最高出力:111ps(82kW)/6000rpm 最大トルク:144Nm/4000rpm 過給機:× 燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI) 使用燃料:レギュラー 燃料タンク容量:44ℓ

 SKYACTIV-G1.5は、最高出力111ps/最大トルク144Nmだから、もちろんパワフルではない。SKYACTIV-G2.0の150ps、SKYACTIV-D1.8の270Nmと比べれば非力は明らかだ。だが、それで足りない?と問われれば、「いえ、大丈夫です」と答える。
 メーター読みで100km/h巡航時のエンジン回転数は2150rpmほど。ちょっと力が足りないなと思うのは、多人数乗車(たとえば大人が4人乗った場合など)の登坂のような状況だ。街で使うおしゃれで便利なクーペ感覚で乗るなら問題ない。言い換えれば4人乗車、長距離移動が多いならSKYACTIV-G2.0かD1.8がいい。いや、4人乗車が多いならそもそもCX-3を選ばないか。

 

トランクスペースは、必要充分だと思う。
下にはサブトランクもあって便利に使えそうだ。

 いつものように横浜から新宿の編集部まで首都高速道路を使って帰った時の燃費は18km/ℓを超えた。なかなかいい。
 やや背高のプロポーションが生み出すちょっと高い視点と広い視界が運転しやすさにつながる。全長×全幅×全高:4275mm×1765mm×1550mmというサイズは、やはりとても使いやすい。ただし、最小回転半径が5.3mとサイズの割にやや大きいのがちょっと気になった。小回りがあまりきかない。ちなみにMAZDA2だと最小回転半径は4.7mだ。マイカーのBMW3シリーズ(F30型)が5.4m。大きなタイヤを履いたクロスオーバーの宿命だが、もうちょっとハンドルが切れてくれたらうれしい。

 1.5ℓの15S Touringの価格はお手頃なのには、もちろん理由がある。いわゆる快適装備・便利装備が省略されているのだ。なにがついてないか? それは不便だろうか?

室内長×幅×高さ:1810mm×1435mm×1210mm

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