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“こいつは飛べる!” と思えた。|新たに加わったKTM・390アドベンチャーで林道へ。

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ディテール解説

コンパクトに仕上げられた単気筒エンジンは、ボア・ストロークが89×60mmのショートストロークタイプ。バランサーシャフトが内臓されており、歯切れの良いスロットルレスポンスとスムーズに吹き上がる元気な出力特性を発揮する。
右サイドのカムチェーンで駆動されるDHOCの4バルブヘッドを採用した水冷エンジン。12.6:1と言う高圧縮比を得て32kW(44ps)/9,000rpm の最高出力と、37Nm/7,000rpmの最大トルクを発揮する。
リーディングアクスルタイプの倒立式フロントフォークはφ43mmのWP製APEX。右のトップエンドで伸び側を、左は圧側のダンピング調節ができる。サスペンションストロークは170mm。
剛性バランスを追及してデザインされた鋳造スイングアームに白いスプリグのモノショックを選択したシンプルなリヤサスペンション。ショックユニットはWP製APEX。プリロードと伸び側のダンピングが調節できる。ホイールトラベルは177mmを稼ぎ出す。
如何にもオフ車らしい本格的装備の一例。シフトペダルは可倒式。ステップはラバークッションが採用されているが、取り外す事で、グリップの良い歯型ステップにして使う事ができる。
タンク容量は14.5L。テーパードタイプのアルミハンドルを装備。その周辺はブラックアウト仕上げ。各部が機能的にデザインされている。コンパクトなスクリーンの位置は上下2段階に変える事ができる。
小ざっぱりと無機質なデザインに採用されているのは、最新鋭フルカラーTFT5インチディスプレイ。周辺の明るさに合わせて見やすく自動調光される。ハンドル左側の多機能メニュースイッチにより、多彩な情報表示や、切り替えができる。
タンク部分までカバーされたデザイン。後席とは少し段差をつけたロングタイプのダブルシートだ。前方が細く絞られスタンディングや体重移動等、アクティブなライディングもしやすい。
脱着式のシートを取り外すと、エアクリーナー、バッテリー、ヒューズ等へも簡単にアクセスできる。後席下のスペースにはオレンジステッチの専用ケースに入れられた車載工具が標準装備されている。

カラーバリエーション

ホワイト
オレンジ

◼️主要諸元◼️

エンジン形式:水冷4ストロークDOHC 4バルブ単気筒
排気量:373.2cm³
ボア×ストローク:89×60mm
最高出力:32kW(44ps)/9,000rpm
最大トルク:37Nm/7,000rpm
圧縮比:12.6対1
潤滑方式:トロコイドポンプ2台による圧送式
燃料吸気方式:Bosch製EFI(スロットルボディφ46mm)
始動方式:セルスターター
バッテリー:12V 8Ah

トランスミッション:6速
 1速:2,667(12:32)
 2速:1,857(14:26)
 3速:1,421(19:27)
 4速:1,143(21:24)
 5速:0,957(23:22)
 6速:0,840(25:21)
1次減速比:2,667(30:80)
2次減速比:3,000(15:45)
クラッチ:PASC™ アンチホッピングクラッチ、機械操作式
点火方式:Bosch製EMSライドバイワイヤー with RBW
燃料消費率:3.46 L/100km(28.9km/L)

フレーム:スチール製トレリスフレーム、パウダーコート塗装
ハンドルバー:アルミニュウム・テーパード(φ22~26mm)
フロントサスペンション:WP APEX φ43mm
リアサスペンション:WP APEX Monoshock
サスペンションストローク(前/後):170mm/177mm
ブレーキ(前/後):4ピストンラジアルマウント固定式キャリパー/1ピストンフローティングキャリパー
ブレーキディスク径(前/後):φ320mm/230mm
ABS:Bosch 9.1MP Two Channel ABS(incl.Cornering-ABS and offroad mode)
タイヤ(前/後):100/90-19/130/80-17
チェーン:520 X-Ring
キャスター:63.5 °
トレール:98mm
ホイールベース:1,430mm
最低地上高:200mm
シート高:855mm
燃料タンク容量:約14.5L(予備3.5L)
乾燥重量:158kg

生産国:インド

⚫️試乗後の一言!

先ずは親みやすい価格に驚かされた!本格的かつ完成度の高い仕上がりも魅力的だ。

ちょっとそこまで、の感覚で悪路へ誘う。KTM・390 ADVENTUREは、なかなか楽しい相棒だ。

KTMは2020年に入って2019年のEICMA(ミラノショー)で公開した話題の新型4機種を含む8モデルを新発売。中でも親しみやすい...

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