みんなと一緒はちょっと…という人必見!100万円で買える個性派クロスオーバーSUV【モーターファンおすすめ中古車】
- 2020/10/30
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MotorFan編集部

世界中でSUVブームが巻き起こっている。見た目のかっこよさだけでなく、多くの荷物を積めるユーティリティやドライバーの視点が高く運転しやすいという理由で幅広い年齢層から支持を得ている。トヨタ・ハリアーやRAV4、マツダCX-5など定番の売れ筋モデルも良いが、「普通」のクルマでは面白くない、個性のあるSUVが欲しいという人もいる。そこで今回は100万円で買える個性派クロスオーバーSUVを5台紹介する。
今や空前のブームとなっているSUV。幅広い世代に支持され、各メーカーがスモールクラスからラージクラスまで各メーカーも次々と新型モデルを市場に送り込んでいる。たとえばトヨタだけでも7車種ものSUVのモデルがラインアップされている。
ただ人気モデルは人気ゆえにどこへ行っても同じクルマを目にするので、個性が…という人も多いだろう。そこで今回は100万円で買える個性派クロスオーバーSUVを5台紹介する。人によって好き嫌いは分かれるかもしれないが、ぜひ自分に合った1台を見つけていただきたい。
2代目日産ムラーノ 超個性的なフロントマスクは今見ても新鮮!

初代「ムラーノ」は2004年に日本市場に投入され、斬新なデザインやスポーティな走行性能により高い評価を得たモデルだ。2008年9月に発売された2代目はその初代の持つムラーノらしさを継承しつつ、さらに進化させ、圧倒的な存在感のプレミアムSUVとして開発された。 存在感のあるデザイン、新型プラットフォーム(D-プラットフォーム)の採用によるスポーティでしっかりとした走り、さらに静かで快適な乗り心地、スイートルームのようなゆったりとした上質な空間、快適性を演出する様々な装備をあわせ持っている。最も特徴的なのはラジエーターグリルと4連プロジェクターデザインヘッドランプを巧みに融合した、ワイドかつ先進性のあるフロントマスクだ。発売から12年経った今見ても個性的で街ですれ違えば、思わず振り返らずにはいられないような個性的なデザインだ。
エンジンは3.5ℓと2.5ℓの2種類のNAエンジンが採用された。3.5ℓモデルはエクストロニックCVTとの協調性を追求し、加速性能とダイレクト感、加速度をドライバーの意のままにコントロールできるドライバビリティを両立。2.5ℓモデルは吸排気系の径拡大や圧縮比のアップにより、広い速度域でトルクと出力を先代より向上させた。車重が1800kgあるため、余裕のある走りを楽しみたいなら3.5ℓモデルがおすすめだが、2.5ℓモデルでも充分な走りを楽しめる。
平均中古価格は98万円。
たとえば「ムラーノ 250XL 2008年式、走行2万3000kmで車両本体価格59.0万円」というような中古車がある。
超個性派のプレミアムクロスオーバーSUVを求める方におすすめだ。


詳細スペック:350XL FOUR
全長×全幅×全高(㎜)=4825×1895×1700
ホイールベース(㎜)=2825
エンジン:3.5ℓ V型6気筒DOHC
駆動:フルタイム4WD
最高出力:260ps(191kW)/6000rpm
最大トルク:34.3kg・m(336Nm)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:CVT(無段変速車)
車重(kg):1800
新車価格:362万2500円
※2008年発売当時のスペック
2代目ホンダ・クロスロード コンパクトなボディなのに7人乗り!スクエアな塊感のあるデザインも魅力な日本にぴったりなSUV

2代目ホンダ・クロスロードはSUVのデザイン・機動性に、コンパクトカー並の扱いやすいサイズやミニバンの3列7名乗車機能を融合し、それまでのカテゴリーを超えた新たな価値を提供するコンパクトSUVだ。“アクティブ・ライフ・ナビゲーター”をコンセプトに、毎日の生活のさまざまな場面をより積極的に楽しみ、枠にはまらない新しい生活へと誘うクルマを目指し開発された。エクステリアデザインは、スクエアな塊感のある力強さ、存在感を際立たせるとともに、センターピラーやウインドウまわりを彫り深く面取りした造形とすることで、逞しさを表現している。パッケージングは、エクステリアデザインの存在感と街中での扱いやすさを両立した4285mmの短い全長に、多様なアレンジを可能とした3列シートを実現。また、フロントヘッドライト部のコーナーを削ったデザインにより、実用最小回転半径は5.6mを実現している。ただし3列シートはお世辞にも快適とはいえず、非常事態用と割り切らなければならない。
パワートレインは「2.0ℓ i-VTEC」と「1.8ℓ i-VTEC」の2タイプを設定。おすすめは2.0ℓモデルだ。1.8ℓモデルと動力的には大きな差はないものの、高速道路の追い越し車線など1.8ℓでは少し力不足と感じる部分も2.0ℓモデルは難なくこなす。また、FFと4WDが選べるが、VSAやヒルスタートアシスト機構を備えた4WDの方がこのクルマの性格にはあっている。
平均中古価格は78.2万円。
たとえば2.0ℓモデルだと「クロスロード 20X 2008年式、走行6万5000kmで車両本体価格88万円」というような中古車がある。この年代のコンパクトSUVにしては中古市場で人気が高く、他のモデルと比べて値段が高めについているものが多い。
スクエアなデザインで、日本で扱いやすい7人乗りのSUVを求めるならクロスロードがベストだ。


詳細スペック:20Xi
全長×全幅×全高(㎜)=4285×1755×1670
ホイールベース(㎜)=2700
エンジン:2.0ℓ 水冷直列4気筒SOHC16バルブ
駆動:FF
最高出力:150ps(110kW)/6200rpm
最大トルク:19.4kg・m(190Nm)/4200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション:5AT
車重(kg):1460
新車価格:245万7000万円
※2007年発売当時のスペック
初代プジョー3008 おしゃれで個性的なフレンチデザインと軽快な走りが武器

今回紹介する初代プジョー3008は、プジョー初のクロスオーバーSUVとして2010年に日本でデビューした。特徴的なのはエクステリアデザイン。フロントマスクのプジョーエンブレムの下に設けられた大きなエアインテークが存在感を示し、フロアの下にはステンレス製アンダーガードを標準装備し、オフロードでのダイナミックな走破性をアピールしている。特に個性的なのはリヤデザインで、ブーメラン形のテールライトランプでは今見ても新鮮だ。2014年に発売された後期モデルには現在のプジョー車でもおなじみのライオンの傷跡をモチーフにした3本のラインが入っている。
インテリアも他のモデルにはない攻めたデザインが採用された。特にドライバーを包み込むようなコックピットや位置が高いセンターコンソールは、SUVというよりスポーツカーのよう。エクステリアのスタイリッシュなデザインはインテリアも共通している。
エンジンは全車1.6ℓツインスクロールターボを採用。最高出力156ps、最高トルクは240Nmあるため、アクセルを踏み込むと軽快に加速していく。SUVのため重心は高いがコーナーでもふらつくことなく、安定した走りを楽しめる。見た目だけでなく運転しても非常に楽しい一台だ。
平均中古価格は約65万円。
たとえば、「3008 プレミアム 2010年式、AT、走行3万6000kmで車両本体価59万円」というようなモデルが比較的簡単に見つけることができる。
個性的なフレンチデザインと軽快で気持ちの良い走りを求める人にうってつけのモデルだ。


詳細スペック:グリフ
全長×全幅×全高(㎜)=4365×1835×1635
ホイールベース(㎜)=2615
エンジン:1.6ℓ 直列4気筒DOHCターボ
駆動:FF
最高出力:156ps(115kW)/6000rpm
最大トルク:24.5kg・m(240Nm)/1400~3500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:6AT
車重(kg):1560
新車価格:385万円
※2010年発売当時のスペック
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