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【クルマの教科書】車種編-6 クーペ

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これは1894年7月22日にフランスでおこなわれた世界初の自動車レース、パリ~ルーアン・トライアルのようすをつたえた絵です。

クルマのカタログや雑誌、メディアでは、様々な専門的な用語が使われています。この連載ではそんな言葉をなるべくわかりやすく説明していきます。(解説:藤本彰)

クーペ(COUPE)

2人乗りの軽快な箱形馬車に由来し、2ドア2座席(2シーター)のスポーツカーあるいはスポーティなイメージの車体を言うが、2+2あるいは4座席(4シーター)のボディでクーペと称するものもある。

2ドアが一般的だが、後席の乗降性を向上させるために両開き式の小さなドアを備えるタイプ(2+2ドアまたは3ドア)も登場した。また、跳ね上げ式のバックドアを持つハッチバック・クーペと呼ばれるものもある(トヨタではリフトバックと呼ぶ)。一般に車高の低いボディが多い。

基本は2ドアで2シーターのハードトップモデルを示すが、最近では様々なモデルが登場している。

典型的な2ドアクーペボディをまとうレクサスLC。(2012-)

基本的には後席をあまり重視しない、全高の低い2ドアモデルを示していた。しかし最近ではリヤドアを持ちながらもクーペを名乗るモデルも多く登場している。それらは、形式にはとらわれず、クーペ本来の狙いである「走る楽しさ」に特化するというキーワードで括られた最低限のパッケージであることが重要だ。さらに、荷室も広く、後席ももっと快適にと考え始めると、それはクーペではなくなってしまう。

マツダRX-8(2008)はセダンとも捉えられるが、後席に補助的なドアを持つクーペともいえる。
メルセデス・ベンツCLS(2005-2010)は、カテゴリーとして4ドアにクーぺの定義を与えたモデル。

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