Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • Motor-Fan[モーターファン]
  • モーターファンテック
  1. TOP
  2. バイク
  3. ニューモデル

4バルブ化&高圧縮化を体感|フルモデルチェンジのホンダPCX/PCX160、新型試乗レポート

このエントリーをはてなブックマークに追加
目次開く

ホンダ・PCX.......357,500円

ホンダ・PCX160.......407,000円

人気車種ならではの総合性能の高さ。その洗練された仕上がりは魅力的である。

足つき性チェック(身長168cm)

ディテール解説

PCX

PCX160

◼️主要諸元 PCX /PCX 160

⚫️試乗後の一言!

ディテール解説

PCX

フルLEDランプが居並ぶフロントマスク。左右上端部がオレンジに光るウインカーランプ。その下にシグネチャーランプを挟んで3灯式のヘッドランプへ連なる。
φ220mmのシングルディスクローターをリジッドマウント。油圧ブレーキキャリパーはNISSIN製2ピストンのピンスライド式。ABSはフロントのみに装備されている。
ユニットスイング方式のエンジン及びVマチック。上段はエアクリーナーBOX。スロットルボディはφ26から28mmに拡大。外観を左右するカバーデザインを始め、懸架方式も含めてその内容は全て一新されている。
断面形状が楕円のマフラーチャンバーを装備。キャタライザーを経てマフラーに導かれる排気パイプにはストレートデザインが採用されている。
前モデル比較でより踏ん張りが効かせやすい。ポジションに自由度が高まったステップフロアデザイン。
ハンドルブラケットの下部にラバーマウント構造を採用。新たなエンジン懸架方式と相まって、振動の少ない快適な乗り心地に貢献している。
ハンドルスイッチレイアウトは従来通り。下から順にプッシュキャンセル式ウインカー、三角グレーのホーン、ヘッドランプの上下光軸を切り替えるディマー。
ハンドル右側スイッチも基本的に同じ。下から順にエンジン始動用セルスターター、ハザード、そしてアイコン表示が変更されたアイドルストップのON/OFFスイッチだ。
より大きく見やすいデザインを採用。羽の様に左右へ伸びるライン状の帯ライトは緑色に光るウインカーパイロットとして点滅する。
ペットボトルを立て置き収納できる左側のフロントインナーボックス。内部左上にはUSB電源が取り出せるソケットが装備されている。
スマートキー方式のイグニッションスイッチ周り。操作方法は従来通り、キーを身につけ近づくとダイアルがイグニッションスイッチとして機能する。右のシーソースイッチはシート及び燃料給油口のロックを解錠できる。
ヘルメット2個でも余裕で収納できるシート下スペースは容量は30L。通勤通学、そしてツーリング等のニーズを十分にカバーできる。
この状態でシートを閉めることができる。写真は、シートが軽く固定される通常位置まで開けたところ。
さらに開けると、写真の様にシートは大きく開くことができ、大きな物でも出し入れが容易になる。
ブーメランを水平にして2段重ねにした様なテールランプデザイン。上下に挟まれた左右両端にウインカーランプが組み込まれている。

PCX160

ボトム部が長くデザインされたフロントフォーク。リーディングアクスル式で支持されるフロントホールは14インチサイズ。アルミキャストホイールは新設計され、ミシュラン製110/70チューブレスのCITY Gripを履く。
ツインショックのユニットスイング式サスペンション。タイヤサイズは従来の14インチから13インチに変更。ワンサイズ太くなり、外周径の差はそれほど大きくないと言う。
外観はPCXと共通の右出しアップマフラー。写真はPCX 160で、排気の流れはPCX(125)と異なる内部構造を持っている。リヤブレーキは従来のドラム式からφ220mmのシングルディスクに変更された。
写真の試乗車には純正オプションで用意されている二輪ETC 2.0車載器キット(46,640円)が装着されていた。

◼️主要諸元 PCX /PCX 160

車名:ホンダ・PCX〔PCX 160〕
型式:2BJ-JK05〔2BK-KF47〕
全長(mm):1,935
全幅(mm):740
全高(mm):1,105
軸距(mm):1,315
最低地上高(mm):135
シート高 (mm):764
車両重量(kg):132
乗車定員(人):2
燃料消費率(km/L):国土交通省届出値:55.0(60km/h)<2名乗車時>〔53.5〕
WMTCモード値(km/L):47.4<1名乗車時>〔45.2〕
最小回転半径(m):1.9

エンジン型式:JK05E〔KF47E〕
エンジン種類:水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量(㎤):124〔156〕
内径×行程(mm):53.5×55.5〔60.0×55.5〕
圧縮比:11.5〔12.0〕
最高出力(kW [PS] /rpm):9.2[12.5]/8,750〔12[15.8]/8,500〕
最大トルク(N・m [kgf・m] /rpm):12[1.2]/6,500〔15[1.5]/6,500〕

燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
燃料タンク容量(L):8.1
変速機形式:無段変速式(Vマチック)
タイヤ(前/後):110/70-14M/C 50P / 130/70-13M/C 63P
ブレーキ形式(前/後):φ220mm油圧式ディスク / φ220mm油圧式ディスク
懸架方式(前/後):テレスコピック式 / ユニットスイング式
フレーム形式:アンダーボーン

⚫️試乗後の一言!

コスパ最高と思える完成度。スーパーカブのライバルになり得る商品力の高さに驚きました。

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい!

バイク|令和元年(2019年)のトピックおさらい! 一覧へ

解決します! 交通ルールの素朴なギモン

解決します! 交通ルールの素朴なギモン 一覧へ

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説 一覧へ