【東京オートサロン2021】シャコタン・ジムニーとワイルド・タフト!人気の軽自動車がカスタマイズで大変身
- 2021/01/21
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MotorFan編集部 長野 達郎

人気の軽SUV、スズキ・ジムニーとダイハツ・タフトのカスタマイズも盛り上がっている。東京オートサロン2021内のオートサロンTVに登場したジムニーは、まさかのシャコタン仕様! タフトも逞しさを増した姿が目を引く。
アゲ系が主流の中、ストリートで映えるローダウン仕様のジムニー登場
まずは、CLSのジムニーからチェック。アゲ系カスタムが主流のジムニーだが、CLSは真逆のアプローチをトライ。ユーザー目線で考えたとき、新車でジムニーを購入して山道を走りに行く人はそんなにいないのではないか。まずは街乗りを楽しむ人の方が多いだろう。そこで、街乗りでカッコよく見せるためには、車高が低い方がいい。ということで、シャコタンジムニーの製作に至ったそうだ。
シャコタンにするにはもちろん足周りが鍵になるのだが、今回は超ショートストロークのスプリングをセット。バネレートは10kg/mmで、かなりハードな乗り味だそうだ。
車高は足周りの変更で90mm、タイヤの変更で40mm、合計130mmのローダウンを実現。さらにオーバーフェンダーが「アーチ下げタイプ」となっており、50mmくらい被っているので、視覚上は相当な低さとなっている。
ホイールはCLSのオリジナル「TC01」。TCとは「TECCHIN(テッチン)」のことで、ちょっとクラシカルでスポーティな雰囲気のスチールホイールとなっている。サイズは16インチで、ナンカンのNS-2Rというスポーツタイヤを組み合わせている。
エアロパーツもCLSのオリジナルだ。フロントバンパーは内側に絞り込まれており、車高の下がったジムニーのスポーティさを強調している。70mmワイドとなるオーバーフェンダーとのマッチングも良好だ。
サイドステップもこだわりのデザイン。鋭角に内側に絞り込むことで下側の面に影を発生させて、見た目の低さを演出するという仕掛けだ。
リヤバンパーは「バレル」というブランドでリリースしているもの。テールがつながっているようなデザインが特徴だが、ジムニー用もノーマルテールを使いながら、遠くから見ると一文字テールに見えるように仕立てられている。
リヤウイングはルーフ側に取り付けるのではなく、リヤゲート側に装着される。リヤウインドウの上側のボディ部が薄くなる上に、ルーフトップのレインガードがリヤウイングで遮られるように見えるので、より低さを強調できるというわけだ。
室内もスポーティな雰囲気を演出するため、フルバケットシートと3本スポークのステアリングが装着済みだ。
もともとタフなタフトをさらにタフな姿にアレンジ
ダイハツ・タフト用のエアロパーツは、サーカスプロジェクトとCLSのコラボレーションによって誕生したもの。タフトにさらに力強さをプラスし、下げても上げてもイケるエアロというのがコンセプト。デモカーはTC01ホイールにマッドテレーンタイヤを組み合わせているが、車高はあえてノーマルのままとしている。
フロントは純正バンパーに被せるタイプなので、シルエットは大きく変更することができない。バンパー最下部の両端が出っ張っているのはタフトの特徴だが、エアロでその部分をどう活かすかに頭を悩ませたそうだ。取り付けのビスを目立たせているのも、力強さを演出するための手法だ。
そのほか、オリジナリティのあふれるデザインのエアロでタフトを個性的なルックスに仕立てている。
軽自動車のカスタムはじつに懐が広く、奥が深い。まだまだ色々な可能性があることを教えてくれる2台である。
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