Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. 自動車カタログ
  3. アルファロメオ
  4. ジュリア

アルファロメオ アルファロメオ ジュリア 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2022/10/15

アルファロメオ ジュリアの新型モデル情報を紹介します。アルファロメオ ジュリアの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。アルファロメオ ジュリア新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

アルファロメオ ジュリア新型モデルの概要

アルファロメオ ジュリアは、1962年に初代モデルが登場。コンパクトボディに高性能エンジンを搭載してスポーティーな走りが楽しめる小型車として人気を博し、様々なスポーツモデルやその名を冠したレーシングモデル「TZ」も登場するなど、アルファロメオの顔として存在感を示してきたシリーズだ。

現行の2代目モデルは2016年に3ナンバーサイズの4ドアスポーツサルーンとして登場。幾度かのマイナーチェンジを経て、今年5月に新グレード「2.0 TURBO Ti」と、エクステリアまわりの専用パーツなど装備が異なる上級グレード「2.0 TURBO VELOCE」がラインナップ。初代から脈々と受け継がれる走りへのこだわりは最新モデルでも健在だ。

アルファロメオ ジュリアの外観・内装デザイン

イタリアの都市や建物にあふれる様々なデザインエッセンスを車に取り込んでいくアルファロメオのデザイン哲学。アルファロメオ ジュリアにもそれは活かされていて、官能的な外観や、ドライバーの操作性を重視した運転席周りをはじめとする内装デザインなど、あらゆる部分からイタリアの息吹が感じられるはずだ。

外観:ジュリアの伝統を引き継ぐイタリアンデザイン

過去のモデルのデザインを時代に合わせて再解釈して、新たなモデルへと受け継いでいくアルファロメオならではのデザインアプローチ。

アルファロメオ ジュリアの最新モデルも初代ジュリアへと繋がる1954年登場の伝統的モデル・初代アルファロメオ ジュリエッタのイメージを引き継ぐフロントデザインをはじめ、官能的なラインで空力性能も追求したフォルムや、独特なデザインのLEDテールランプなど、アルファロメオならではの個性を一目で感じ取れる外観となっている。

内装:ドライバー重視の機能性あふれるデザイン

内装はレザーとアルミを効果的に組み合わせ、グローブボックス内は起毛仕上げになっているなど質感の高い仕上がりとなっている。そして運転席周りはドライバーがあらゆる操作をしやすいように考え抜かれレイアウトされている。

スイッチやダイヤル類は操作しやすい絶妙のサイズと配置に加え、クロームやサテンシルバー仕上げが施されているなど機能美にあふれるこだわりの仕上がりだ。

アルファロメオ ジュリアのサイズ・室内スペース

アルファロメオ ジュリアは走り重視のスポーツセダンなので3ナンバーサイズながらも取り回しは良好。室内スペースはセダンの標準といったところだが、大容量ラゲッジなど収納の使い勝手はなかなかだ。

ボディサイズ:走りと使い勝手に優れたサイズ感

車体サイズは全長4645mm×全幅1865mm×全高1865mmと3ナンバーサイズではあるが、全長は抑えめになっているので街中などで走らせても困ることはないパッケージとなっている。

優れた走りを実現するための総アルミニウム製サスペンションシステムが街乗りでの取り回しでも効果を発揮してくれるので、路地や駐車場などでも困ることはないはずだ。

室内スペース:少々手狭だが快適な室内空間

3ナンバーながらも走りのバランス重視でコンパクトに仕上がっているアルファロメオ ジュリアだけに、後部座席の足元など室内空間は4ドアセダンとしては少々手狭な印象。

だが、全高が高めで頭上に余裕があるので窮屈感はなく、後部座席にも専用のエアコン吹き出し口があるなど、快適に過ごせる空間作りの工夫が随所に施されているので、ドライブ中も快適に過ごすことが可能だ。

収納スペース:荷室は広めで使い勝手よし

一見するとデザイン性重視で収納が少なめに見えるが、センターコンソール前方の蓋をスライドさせたり、後部座席中央部分のアームレストを下げるとドリンクホルダーが出てきたりするなど、基本的な収納は備わっているアームレストコンソール内には充電用USBポートも備わっているので、スマホの充電などにも重宝する。

ラゲッジルームは奥行きがあり容量も480Lと十分なサイズ。後部座席を倒せばトランクとフラットに繋がるので長物なども収納可能だ。

アルファロメオ ジュリアの性能・燃費・装備

アルファロメオ ジュリアは初代モデルから走りにこだわっており、最新モデルも近年のF1参戦などからのフィードバックを活かした走行性能を備えている。燃費もスポーツセダンとして及第点で、先進安全装備・機能も充実している。

走行性能:レースで培った官能の走りが体感できる

官能的なエンジンサウンドと低回転域の豊かなトルク、高回転域では伸びやかなフィーリングを楽しめる2.0L直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載。このエンジンをフロントに縦置きし、後輪駆動にすることで完璧な重量配分を実現し、総アルミ製のALFA LINKサスペンションとの組み合わせによりダイナミックな挙動とハンドリング性能を楽しめる一台に仕上がっている。

スポーツ・ノーマル・エコの3つの走りに合わせたセッティングを簡単に切り換えられるALFA DNAドライブモードも搭載しているので、状況や好みに合わせたセッティングも簡単だ。

安全性能:ドライバーの調子も計れる先進装備

いまや多くの車の標準装備となりつつある先進安全装備も充実。クルーズコントロールの機能を使って前走車との適切な車間距離と速度を管理するトラフィックジャムアシスト、二車線以上の道路で隣の車線の車との側面衝突を避ける警告を出すアクティブブラインドスポットアシスト、車線逸脱を警告&自動修正するレーンキーピングアシストなどを搭載。

さらに車両の動きと走行距離をモニタリングして、休憩が必要と判断すると警告を発するドライバーアテンションアラートで、安全快適な運転をサポートしてくれるのだ。

燃費性能:スポーツセダンとしては合格点の12.4のkm/L

走りにこだわりのある車の場合、どうしても燃費性能は低くなりがちなもの。だがアルファロメオ ジュリアはアイドリングストップや、エンジンの吸気バルブを油圧ポンプでコントロールして効率を高めるマルチエア採用などの燃費向上対策によって走りと燃費を両立。WLTCモードで12.4Km/L、高速道路走行時は14.9Km/Lというスポーツセダンとしてはかなりの燃費性能を実現しているので、高速を使ったロングツーリングやドライブ旅行などを楽しむのには最適だ。

装備・機能:快適な走りを助ける装備が充実

アルファロメオ ジュリアはダッシュボード中央に8.8インチタッチディスプレイを標準搭載。ナビゲーション操作や車の様々な設定・情報確認などを直感的な操作で行うことができる。

さらにAndroidスマホやiPhoneをUSBケーブルで接続して、お気に入りのアプリ操作や音楽を楽しむことが可能だ。Bluetoothにも対応しているので、手持ちのスマホを接続することでステアリングを握りながらの電話の送受信・テキストメッセージの再生・音声によるメッセージ送信が行える。

アルファロメオ ジュリアおすすめポイント要約

アルファロメオが積み重ねてきた長年の歴史を感じさせる官能的なイタリアンデザインと、スポーツカークラスのパワフルな走りを使い勝手の良い4ドアセダンで楽しめるのが、アルファロメオ ジュリアの大きな魅力。

プレミアムスポーツカーでは犠牲になりがちな車内での快適性や燃費性能、充実の先進安全装備や、5人乗り&容量大きめのラゲッジルームのおかげで家族とのドライブや日常使いにも対応できる懐の深さも大きなセールスポイントだ。

アルファロメオが歴代スポーティーモデルに与えてきた伝説のグレード「Ti」を与えただけのことはある走行性能とフィーリングも魅力的なので、走りと普段使いを両立させたい人には最高に楽しい相棒となるはずだ。

アルファロメオジュリア 2024年1月発売モデル

ヴェローチェ

価格 697万円
排気量 2000cc
駆動方式 FR
最高出力 280 ps(206 kW)/5250rpm
最大トルク kg・m(40.8 Nm)/2250rpm
乗員 5名
燃費 -

クアドリフォリオ

価格 1,357万円
排気量 2900cc
駆動方式 FR
最高出力 510 ps(375 kW)/6500rpm
最大トルク kg・m(61.2 Nm)/2550rpm
乗員 5名
燃費 -

アルファロメオジュリアの歴代モデル

アルファロメオ ジュリア バックナンバー