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ダイハツ ダイハツ ミライース 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2022/10/18

ダイハツ ミライースの新型モデル情報を紹介します。ダイハツ ミライースの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ダイハツ ミライース新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ダイハツ ミライース新型モデルの概要

ダイハツ ミライースは、ミラをベースに第三のエコカーをコンセプトにした軽セダン。イースは「e:S」と書き、ダイハツの新技術「Energy Saving Technology」と「eco & SMART」の略称で、車名そのものがコンセプトを表している。初代は2011年9月発売で、現行の二代目は2017年5月に発売された。その後、仕様変更や一部改良が施され、より便利な車になっている。

ミライースにハイブリッドの設定は無いく、自然吸気エンジンのみのラインナップだ。しかし、ダイハツのエコ技術「イーステクノロジー」やエンジンの熱効率向上、エネルギーマネジメント、ボディの軽量化などで燃費を向上している。

グレードは多彩で、特別仕様車 「G”リミテッド SA Ⅲ”」「 X”リミテッド SA Ⅲ”」も用意されている。価格はもっともシンプルな「B」が86万、もっとも高い特別仕様車 「G”リミテッド SA Ⅲ”」は124万円で、価格帯はリーズナブルだ。

ダイハツ ミライースの外観・内装デザイン

ダイハツ ミライースは、従来の軽自動車を思わせる現在では数少ないセダンタイプだ。しかし、その外観も内装デザインも現代の軽ならではの内容にしっかりとアップグレードされている。

外観:軽自動車でありながら締まった印象のボディ

ミライースは現在軽自動車の主流である軽ハイトワゴンでなく、奇をてらわない軽自動車らしい軽自動車だが、見た目はさほどチープな印象を受けない。ボディカラーは基本ワンカラーで統一しており、フロントグリルは控えめでバンパー部分も同一カラーだ。ただし、ライトは少しだけシャープで、それが引き締まった印象を与える。

ボディを横から見るとリヤに向けてウィンドウ下部がせり上がり、リヤから見るとハッチバック部分とテールランプがシャープな印象を与える。全高も1500mmあり、実際に見るとさほど小さい印象も与えない。

内装:コンパクトな水平基調でシンプルデザイン

インパネは軽自動車らしくコンパクトにまとまっており、レバーはインパネに、サイドブレーキは運戦席と助手席の間に位置する。メーター類はハンドルの奥にあり、視認性も高い。インパネ中央にディスプレイがあり、運転席から操作しやすくなっている。

デザインは水平基調で、インパネと助手席側のアッパートレイは、モデルによって色違いも選べ、明るい印象の車内にしてくれる。全席シートの色も同様で、ホワイトのセンターファブリックがあり、地味な印象が一変する。

ダイハツ ミライースのサイズ・室内スペース

外観よりも数値でしっかりとダイハツ ミライースのサイズと室内スペースを確認しておこう。実は最近の軽自動車トレンドを踏まえているのだ。収納に関しても同様にチェックしよう。

ボディサイズ:狭い道でもスイスイ行けるコンパクトさ

ミライースのボディサイズは、全長3395×全幅1475×全高1500mmで最低地上高は155mm。ハッチバックのセダンタイプでありながら、しっかり高さを確保しているのだ。

ホイールベース2455mmで、リアタイヤは収納スペースギリギリに配置されている。最小回転半径は4.4mで軽自動車らしく取り回しも楽だ。狭い道でのすれ違い時も安心できる。

室内スペース:リヤシートでもくつろげる余裕の空間

ミライースの室内サイズは長さ2025×幅1240×高さ1240mm。ヘッドクリアランスは軽ハイトワゴンに及ばないが、必要十分な高さだ。

ホイールベースは前後のボディギリギリまで確保しているので、後部座席の前後乗員間距離は910mmを確保。後部座席に人が乗っても余裕でくつろげる空間を実現している。現在の軽自動車らしい空間設計がなされているのだ。

収納スペース:リヤシートを倒せば容量拡張

ハッチバックを開けると現れるラゲッジルームは、通常時の奥行きが360mmで控えめだ。ただし、高さは750mmで幅は890mmを確保しているので、日常の買物で困ることはないだろう。

後部座席は一体可倒式なので、片側だけスライドすることはできない。長尺物を積む時は後部座席を倒すしかなく、その場合の奥行きは1250mmとなる。長尺物やサイズの大きな荷物を積む場合は、2人乗りと割り切って出掛ける必要がある。

ダイハツ ミライースの性能・燃費・装備

自然吸気エンジンのみのダイハツ ミライースだが、さまざまな技術のおかげで走行性能や燃費の性能が実は優れているクルマになっている。そのほか、便利な装備・機能についても見ていこう。

走行性能:イーステクノロジーとパワーユニットが活躍

エンジンは直列3気筒DOHCの自然吸気。そのエンジンをサポートするのがパワーユニットで、再循環ガスを最大化。熱を活用して熱効率を向上させ、燃焼を助ける。さらに吸気バルブの閉じるタイミングを遅らせて負荷を軽減したり、気筒別に点火タイミングをコントロールしたりするなど、細かい制御を行っている。

さらに「イーステクノロジー」で低燃費と加速の良さを実現。車両も樹脂パーツを多用して軽量化、空力性能も従来の同車より-3%を達成している。さらに転がり抵抗も軽減するなど、徹底した工夫で快適な走りを追求しているのだ。

安全性能:衝突安全ボディ「TAF」で乗員を守る

ミライースは衝突安全ボディ「TAF」を採用。日本だけでなく欧州の衝突安全基準をクリアしており、フロントサイドメンバーを高効率エネルギー吸収構造にしてキャビンを守ってくれる。さらに軽量高剛性ボディ「Dモノコック」で軽量でありながら高い剛性を実現。操縦の安定性にも貢献している。

運転支援機能にはダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」(略称「スマアシ」)を搭載。ステレオカメラが衝突回避支援をしてくれるだけでなく、ペダル踏み間違えの誤発進なども抑制する。駐車時は四隅に配置されたセンサーで障害物を検知するなど、安全に乗れる車になっている。

燃費性能:非ハイブリッドでWLTCモード25.0km/Lを実現

ミライースは減速時のエネルギーをバッテリー充電に利用しているが、発電モーターは搭載していない。その代わりオルタネーターを高効率化し、走行時の充電を抑制してエンジン負荷を制限。停車前に約11km/hでアイドリングをストップ、LEDランプなどで低消費電力にするなどして燃費性能を向上させている。

結果、2WD車でWLTCモード25.0km/L、4WD車で23.2km/Lを実現しているのだ。これには骨格やボディの軽量化やイーステクノロジーも大きく貢献している。

装備・機能:遊び心を加えたい人にはオプションを用意

ワンカラーのミライースでは面白くないというのであれば、メーカーオプションでメッキガーニッシュや各種スカートなど外装をきらびやかに飾ることもできる。ドアミラー、LEDフォグランプ、アルミホイールセットなど単体でも購入できるが、各種セットプランだと30%オフになるのでお得だ。

外装だけでなく、インパネやシートカバー、居室の各所に配置するイルミネーションパックなど、バリエーションも豊富だ。元がリーズナブルな車なので、自分好みのカスタマイズを前提とした購入もおすすめ。

ダイハツ ミライースおすすめポイント要約

ダイハツ ミライースは、最近の軽自動車では珍しいハッチバックのセダンスタイル。しかし車高は1500mmあり、実は車内サイズも含めて軽自動車の限界までスペースを攻めている。

スタイルはワンカラーで統一されおとなしめなデザインだが、シャープなヘッドライトが全体の印象を引き締めている。カスタマイズパーツも外装、内装、イルミネーションと数多く用意されており、自分好みにカスタマイズして乗りたい人におすすめだ。

ミライースはエンジンの効率化、全体の軽量化、省エネの工夫、燃費向上のための工夫が細部まで施されており、モーターなしで燃費性能を向上させている。価格もリーズナブルで誰でも乗れる安心で経済的な軽自動車といえるだろう。

ダイハツミライース 2021年10月発売モデル

L SAIII 10thアニバーサリーエディション

価格 98万円
排気量 660cc
駆動方式 FF
最高出力 49 ps(36 kW)/6800rpm
最大トルク kg・m(5.8 Nm)/5200rpm
乗員 4名
燃費 -

L SAIII 10thアニバーサリーエディション

価格 110万円
排気量 660cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 49 ps(36 kW)/6800rpm
最大トルク kg・m(5.8 Nm)/5200rpm
乗員 4名
燃費 -

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